新語時事用語辞典とは?

2010年10月20日水曜日

減損損失

読み方:げんそんそんしつ

経済情勢などによって会社の資産価値が減少した際に発生する評価損。損益計算書に計上される。

世界の動き社

読み方:せかいのうごきしゃ

かつて存在した外務省所管の財団法人。2008年に解散。世界各国の諸情報を掲載したデータブックである『世界の国一覧表』(せかいのくにいちらんひょう)を年1回発行していた。

バラスト水

読み方:バラストすい
英語:Ballast Water

貨物船が船を安定させる目的で、重しとして積み込む水。「バラスト」は「底荷」の意味。海水が積載され、目的の貨物を積み込む際に海中に放出される。

バラスト水は船が貨物を降ろした港で詰まれ、再度貨物を積む港で捨てられる。これによって、本来その付近の海域には生息していない外来種が持ち込まれ、海洋生態系に影響を及ぼすことにつながると懸念されている。

東京湾で増殖している北米原産の貝類、ホンビノスガイは、バラスト水によって運ばれたと考えられている。

国際海事機関(IMO)ではバラスト水の適切な処理について規定した「バラスト水管理条約」(BWM条約)を2004年に採択したが、批准する国が条約発効要件に達しておらず、2010年現在も未発効の状態にある。

ストロングゼロ

別名:-196℃ ストロングゼロ

サントリー酒類(株)が発売する高アルコールの缶チューハイ(スピリッツ)。「-196℃」ブランドの期間限定商品として発売される。
2010年7月に発売された「ストロングゼロ〈スーパーストロング〉」は、アルコール度数8%。2010年12月には、アルコール度数12%の「ストロングゼロ〈スーパーショット〉」を期間限定で発売する。

関連サイト:
サントリー ストロングゼロ -196℃

秘境駅

読み方:ひきょうえき

山奥などの自然に囲まれた、人里から離れた場所にある鉄道駅。「秘境駅」の呼び名は、鉄道愛好家・牛山隆信氏による命名。

かつて存在した集落が過疎化によって消滅したなどの理由で、周囲に民家もなく、利用者もいない駅として残ったもの。駅としては機能している。道路はまともに整備されていない、あるいは、駅付近まで通じていない。そのため、下車しても何もすることがないという。

牛山氏の個人サイト上で紹介されていたが、徐々に各種メディアで紹介されるようになり、そのノスタルジックさから一般人の愛好家を増やしている。JR東海では2010年の大型連休に、秘境駅探訪の専用車「飯田線秘境駅号」を運行。同路線では異例の乗車率を記録している。