新語時事用語辞典とは?

2010年11月9日火曜日

貸出平残

読み方:かしだしへいざん
別名:貸出平均残高

ある期間における、貸出の平均残高のこと。その期間の毎日の貸出残高の和を日数で割った値のこと。

国内投資促進円卓会議

読み方:こくないとうしそくしんえんたくかいぎ

菅内閣において、菅直人総理の指示に基づいて2010年8月末に取り纏められ始めた「日本国内投資促進プログラム」をまとめるための議論や討議を行う会議の名称。

国内投資促進円卓会議は2010年10月末現在、2010年9月下旬と10月上旬の計2回開催されている。

関連サイト:
国内投資促進円卓会議の開催について - 経済産業省
国内投資促進円卓会議民間委員の緊急提言について

貸出・資金吸収動向等

読み方:かしだし・しきんきゅうしゅうどうこうなど
別名:貸出・資金吸収動向

日銀(日本銀行)が、1991年7月以降、月次で調査・集計し前月分の速報値を公表している「金融機関の取引先に対する貸出の動向」や「企業のCP発行状況」に関する調査レポートの名称。

「貸出・資金吸収動向等」で集計される貸出は、民間の取引先への一般的な貸出であり、金融機関向けの貸出や中央政府向けの貸出は含まれない。

また、為替変動などををはじめとした様々な要因による貸出の集計値のブレを調整した値は「特殊要因調整後計数」として報告される。

関連サイト:
貸出・資金吸収動向等 - 日本銀行
「貸出・資金吸収動向等」の解説 - 日本銀行

管内金融経済概況

読み方:かんないきんゆうけいざいがいきょう
別名:県内金融経済概況
別名:金融経済動向
別名:金融経済概況

日銀(日本銀行)の全国各地の支店が公表する、当該の支店の管轄している地域内の経済情勢に関する見解・報告の資料の名称。「金融経済月報」のエリア版のようなもの。

管内金融経済概況については、2010年11月現在は支店によって微妙に名称が異なり、「管内金融経済概況」としている支店の他、「県内金融経済概況」「○○県金融経済概況」などの呼び名がある。

ちなみに、日銀の各支店から支店長会議に向けて収集された情報をもとに、支店等地域経済担当部署からの報告を集約した報告書は、四半期ごとに「地域経済報告(さくらレポート)」として公表される。

関連サイト:
本・支店、事務所所在地一覧(2009年4月16日現在) - 日本銀行

騰勢

読み方:とうせい

株式相場や先物相場などを初めとした相場において、株価や価格などが急激に上昇する際のその勢いのこと。「騰勢は鈍った」「騰勢は衰えた」などという具合に使われる。

既存店売上高

読み方:きぞんてんうりあげだか
英語:same-store sales

小売業や外食産業などにおける、新規店舗ではない既存店舗により売上高のこと。新規に開店後、どのくらいの期間が経過したら「既存店」と見なすかについては、企業ごとに異なる。

金融経済月報

読み方:きんゆうけいざいげっぽう
別名:日銀月報

日銀(日本銀行)が毎月公表する、経済情勢や金融情勢に関する日銀の公式な見解の報告のこと。内閣府の「月例経済報告」と並ぶ日本政府の経済情勢に関する代表的な見解の一つ。

金融経済月報は、下記のような構成をとっている(2010年10月の金融経済月報の場合)。


概要
1.実体経済
2.物価
3.金融
(1)金融市況
(2)企業金融と量的金融指標
参考計表


金融経済月報では、各章で論述される経済指標や指数には、論拠となるデータをまとめた表や図などが細かく付与されており、それらは末尾に「参考計表」という形でまとめて掲載されている。

関連サイト:
金融経済月報 - 日本銀行

累積DI

読み方:るいせきでぃーあい
別名:DI累積指数
別名:累積景気動向指数

内閣府が毎月公表している「景気動向指数」の中のディフュージョン・インデックス(DI)の月々の値を累積したもののこと。

景気の谷

読み方:けいきのたに

周期的に繰り返される景気循環の中で、景気が後退期から拡張期へと変化する転換点のこと。反対は「景気の山」。

景気の山

読み方:けいきのやま

周期的に繰り返される景気循環の中で、景気が拡張期から後退期へと変化する転換点のこと。反対は「景気の谷」。

景気動向指数

読み方:けいきどうこうしすう

内閣府が毎月発表している、景気に関する総合的な経済指標の名称。

景気動向指数には、主として景気変動の大きさやテンポ(量感)を表す「コンポジット・インデックス(CI)」と、景気に敏感な指標の変化方向を合成することで各部門への波及度を表す「ディフュージョン・インデックス(DI)」がある。

関連サイト:
景気動向指数 - 内閣府
景気動向指数 結果 - 内閣府