新語時事用語辞典とは?

2010年11月26日金曜日

ヒートカプセル

別名:HEAT CAPSULE

ヨネックスが開発した保温発熱素材。繊維表面や繊維間に赤外線吸収剤が織り込まれており、赤外線を熱に変換する機能を持つ。発生した熱は空気をよく含んだ繊維内で保持され、衣服内の温度を高く保つことができる。

ヨネックスでは冬用のヒートカプセルと共に夏用の「ベリークール」も開発している。ベリークールは熱吸収効果を持つキシリトールを繊維に織り込み、衣服内の温度を下げる効果がある。

関連サイト:
赤外線で充熱する「ヒートカプセル」 キシリトールの涼感「ベリークール」 - ヨネックス製品紹介(PDF)

発熱保温ウェア

読み方:はつねつほおんウェア
別名:機能性肌着
別名:機能性下着
別名:機能性インナー
別名:吸湿発熱ウェア

保温および発熱効果のある「保温発熱素材」を使用した、高機能衣料のこと。「ヒートテック」や「ブレスサーモ」などが特に有名。

身体から発せられる水分(湿気)を吸収し、発散時に発熱を伴う「発熱機能」を持つことが大きな特徴。また、空気をよく含み伸縮性に富む素材(いわゆる「機能性素材」)が使用されているため、断熱効果が高く(体温が逃げない)、動きやすいという特徴もある。

各社が発売している素材はそれぞれ独自に開発された素材であり、機能は概ね共通しているがそれぞれ特徴がある。発熱保温ウェアという呼び名も蓋然的なものである。

代表的な発熱保温ウェアのブランドとしては、ユニクロの「ヒートテック」やミズノの「ブレスサーモ」をはじめ、イオンの「ヒートファクト」、グンゼの「ホットマジック」、東レとアルペンの「アイヒート」などがある。

また、これらの商品とは機能が異なるが、ヨネックスは繊維に織り込まれたカプセルが赤外線に反応して発熱するという機能をもった「ヒートカプセル」を開発している。

日本株

読み方:にほんかぶ
読み方:にっぽんかぶ
別名:日本株式

日本で設立し、日本の証券取引所に上場している銘柄のこと。

日本株は、一般には外国株に対して用いられることが多い。

外国株

読み方:がいこくかぶ
別名:外国株式

東京証券取引所の外国株市場に上場している銘柄のこと。

主に、外国で設立しその国ですでに上場している企業などが外国株市場に上場している。

外国株は、東京証券取引所に上場している日本株と同様の方法で売買注文できる。また、値幅制限や株価がリアルタイムで見ることが可能な点も日本株と同様である。ちなみに、売買は円建てで取り引きされる。

2010年7月現在、シティグループやバンクオブアメリカなど12社が外国株として上場している。

関連サイト:
東証外国株市場 - 東京証券取引所

まめ株

読み方:まめかぶ

野村證券の野村ジョイが提供している、上場株式の単元未満株式を売買できるサービスの名称。

株式投資をする際、通常は、決められた売買単位(単元)で売買する。そのため、値嵩株の売買にはまとまった資金が必要になることが多いが、まめ株では1株から売買が可能となる。

まめ株によって購入した株式には、単元株で購入した株主と同じく配当や株式分割の割り当てが配分されるが、株主総会での議決権はない。

なお、1株から売買が可能なサービスには、カブドットコム証券が提供しているプチ株が挙げられる。

関連サイト:
おこづかいでできる「まめ株」投資 - 野村ジョイ

プチ株

読み方:プチかぶ

カブドットコム証券が提供している、上場株式の単元未満株式を売買できるサービスの名称。

株式投資をする際、通常は、決められた売買単位(単元)で売買する。一般的に、単元株は、100株や1000株であるため、値嵩株を買う場合にはまとまった資金が必要になる場合が多い。例えば、株価が3000円で単元株が1000株の銘柄を買う場合、最低300万円の資金が必要になる。プチ株では、1株から売買可能なので、その銘柄の株式を3000円から買うことができる。

プチ株によって購入した株式には、単元株で購入した株主と同じく配当や株式分割の割り当てが配分されるが、株主総会での議決権はない。

なお、1株から売買が可能なサービスには、野村證券の野村ジョイが提供しているまめ株が挙げられる。

関連サイト:
プチ株 - カブドットコム証券

C計画

別名:シーけいかく

北朝鮮による核大国化計画の名称。北朝鮮の朝鮮社会科学院博士である金明哲氏が、2009年10月に香港メディアに対して発表した。

C計画では、自国北朝鮮を核大国として全世界に認めさせた上で核不拡散を約束し、その見返りとしてアメリカと平和条約を結ぶことを目的としている。

白物家電出荷額

読み方:しろものかでんしゅっかがく
別名:民生用電気機器国内出荷実績

社団法人「日本電機工業会(JEMA)」が前月分を毎月調査・公表している白物家電に関する出荷の統計のこと。供給側統計の一つ。

日本電機工業会では、白物家電出荷額に関する調査を「民生用電気機器 自主統計データ 調査」という名称で実施している。

この調査結果のデータには、「国内出荷(速報)」「国内出荷(確報)」「輸出・輸入」「海外生産・仕向け先出荷別」「ルート区分別」などの種類があるが、この内、新聞やニュース記事などで単に「白物家電出荷額」と表現されている場合は、「国内出荷(速報)」の部分を指すことが多い。

関連サイト:
日本電機工業会
社団法人日本電機工業会 民生用電気機器 自主統計データ提供サービスについて - 日本電機工業会

包括金融緩和

読み方:ほうかつきんゆうかんわ
別名:包括的な金融緩和政策
別名:包括緩和策
別名:包括緩和

日本銀行が2010年10月5日の金融政策決定会合において決定した、「金利誘導目標の変更」「物価の安定が展望できる情勢になったと判断できるまで実質ゼロ金利政策を継続」「35兆円規模の資産買入等の基金の創設」の3つの基軸から成る金融緩和政策のこと。

関連サイト:
「包括的な金融緩和政策」の実施について - 日本銀行(2010年10月5日)
総裁記者会見要旨 - 日本銀行(2010年10月5日)

ホットマジック

グンゼ(GUNZE)が販売している吸湿発熱素材、またはそれを利用した衣服などの名称。

関連サイト:
ホットマジック - GUNZE

ヒートファクト

イオン(AEON)が販売している吸湿発熱素材、またはそれを利用した衣服の名称。

関連サイト:
ヒートファクト - AEONのオンラインショッピング

ブレスサーモ

ミズノが開発・販売している吸湿発熱素材、またはそれを利用した衣服などの名称。

関連サイト:
ブレスサーモ - MIZUNO

ヒートテック

ファーストリテイリングの完全子会社であるユニクロ(UNIQLO)の要望により「東レ」が開発した吸湿性と発熱性を備えた機能性素材の名称、またはそれを利用した衣服のこと。

関連サイト:
2008年冬「ヒートテック」が、ついに世界進出を開始! - UNIQLO
ユニクロ ヒートテック - UNIQLO

多連装ロケット砲

読み方:たれんそうロケットほう
別名:多連装ロケット弾

多連装ロケットシステムによって発射される砲撃や砲弾の総称。

アイミーブ

別名:i-MiEV

三菱自動車が販売している電気自動車(EV)のブランド名の名称。正式な表記は「i-MiEV」である。

リチウムイオン電池を動力源とする電気自動車。エンジンを搭載しておらず(モーターで駆動する)、100%電気で走る。そのため、走行時に二酸化炭素排出量を排出しない。

車体は軽自動車「i」を基に作られている。

i-MiEVは経済産業省が実施している「2010年度クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金」の対象となっており、購入時に申請し審査を通貨することで上限114万円の政府補助を受けることができる。

アイミーブは2010年4月にに一般向け販売が開始された。なお、アイミーブと同じく100%電気自動車である日産リーフも、2010年4月に予約受付を開始、2010年12月の発売が発表されている。

関連サイト:
i-MiEV - 三菱自動車

Pasar

別名:パサール

NEXCO東日本(東日本高速道路)が展開する高速道路などのサービスエリアやパーキングエリアなどに併設された商業施設(道ナカ)のブランド名のこと。

Pasar(パサール)という名称は、「パーキングエリア」の「PA」、「サービスエリア」の「SA」、リラクゼーション(Relaxation)の「R」を組み合わせたものであり、また、インドネシア語で「市場」、スペイン語で「立ち寄る」「(時を)過ごす」を意味する、とされている。

2010年11月現在、Pasarブランドの「道ナカ」としては、「Pasar幕張」「Pasar羽生」「Pasar三芳」などがある。

関連サイト:
新しい商業施設型SA・PA 「Pasar幕張」(下り線) 3/20オープン! - NEXCO東日本

道ナカ

読み方:みちナカ

駅の中にある商業施設である「駅ナカ」に対して、有料道路や高速道路のパーキングエリアやサービスエリアなどに併設された中型から大型規模の商業施設や設備のこと。

「道ナカ」は、2005年10月1日の日本道路公団の分割民営化に伴い、施設の管理運営や建設が、NEXCO東日本(東日本高速道路)・NEXCO中日本(中日本高速道路)・NEXCO西日本(西日本高速道路)などに分割されて以降、既存のパーキングエリアやサービスエリアなどをリニューアルする形などで徐々に増加傾向にある。

主な「道ナカ」としては、NEXCO東日本(東日本高速道路)が展開する「Pasar(パサール)」、2010年11月25日にオープンしたNEXCO中日本の東名高速道路の「足柄サービスエリア」におけるEXPASA足柄(エクスパーサあしがら)などがある。

関連サイト:
新しい商業施設型SA・PA 「Pasar幕張」(下り線) 3/20オープン! - NEXCO東日本(2008年1月17日)
道ナカ商業施設第2弾『Pasar羽生』11月開業予定! - NEXCO東日本(2009年1月22日)
道ナカ商業施設第3弾『Pasar三芳』12月開業予定! - NEXCO東日本(2009年3月26日)
EXPASA足柄 - NEXCO中日本