新語時事用語辞典とは?

2010年12月3日金曜日

取引チャネル

読み方:とりひきチャネル
別名:取引きチャネル
別名:取り引きチャネル
別名:取引経路
別名:取引き経路
別名:取り引き経路
別名:取引ルート
別名:取引きルート
別名:取り引きルート
英語:trade channel

商品が、メーカーから消費者へ届くまでの取引上の流通チャネル(流通経路)のこと。

日本の取引チャネルは、メーカーから卸売業者、小売業者、消費者の順番で取り引きされる場合が多い。なお、一部には、卸売業者が省かれ、メーカーから小売業者、消費者の順番で取り引きされる場合もある。取引チャネルでは金銭の授受、および、商品の所有権移動が伴う。

日本の取引チャネルの具体的な例として書籍や雑誌などの出版物を挙げると、まず、出版社とトーハンや日本出版販売(日販)などの取次店(卸売業者)との間で取り引きが行われる。次に、取次店と紀伊國屋書店やジュンク堂書店、Amazon.co.jpなどの書店(小売業者)との間で取り引きが行われる。そして最後に、書店と消費者との間で取り引きが行われる。

なお、出版物の取引チャネルでは、ほとんどの場合において取次店(卸売業者)が省かれることはない。ただし、物流チャネルについては取次店(卸売業者)が省かれる場合がある。

物流チャネル

読み方:ぶつりゅうチャネル
別名:物流経路
別名:物流ルート
英語:distribution channel

商品が、メーカーから消費者へ届くまでの物的な流通チャネル(流通経路)のこと。

日本の物流チャネルは、メーカーから輸送業者、倉庫業者、卸売業者、小売業者、消費者の順番で流通される場合が多い。

決済チャネル

読み方:けっさいチャネル
別名:決済経路
別名:決済ルート
英語:settlement channel

商品の販売代金が、消費者からメーカーへ届くまでの流通チャネル(流通経路)のこと。

日本の決済チャネルは、消費者から小売業者、卸売業者、メーカーの順番で販売代金が流れる場合が多い。なお、一部には、卸売業者が省かれ、消費者から小売業者、メーカーの順番で流れる場合もある。

情報チャネル

読み方:じょうほうチャネル
別名:情報経路
別名:情報ルート
別名:情報伝達ルート
英語:information channel

流通用語としては、メーカーの商品情報が、消費者へ届くまでの流通チャネル(流通経路)のこと。

情報チャネルは、テレビコマーシャルや新聞の折り込みチラシなどを介して消費者へ届けられる場合が多い。なお、メーカーは販売促進リベートを利用して情報チャネルの充実を図る場合がある。

こども園

読み方:こどもえん

日本政府が2013年度からの導入を目指している幼稚園と保育園を統合した(幼保一体化)施設、または制度の名称。

関連サイト:
基本制度ワーキングチーム、幼保一体化ワーキングチーム、こども指針(仮称)ワーキングチーム - 内閣府