新語時事用語辞典とは?

2010年12月18日土曜日

太陽熱温水器

読み方:たいようねつおんすいき

太陽熱利用システムによる温水器のこと。比較的古くから実用化されているクリーンエネルギーシステムの一つと言える。

太陽熱利用システム

読み方:たいようねつりようシステム

太陽光から集熱装置によって熱エネルギーを蓄え、給湯に利用する装置。集熱器とタンクが一体になっているタイプと、それぞれ分離しているタイプがある。

東京都では太陽熱利用システムを2010年より省エネ促進税制の対象設備に指定している。

関連サイト:
太陽熱利用システムを中小企業者向け省エネ促進税制の対象設備に追加します - 東京都

エネファーム

英語:ENE・FARM

燃料電池で発電し、発電の際に生じた熱を暖房や給湯に利用するコジェネレーションシステム。都市ガスから化学反応によって水素を取り出し、電気を発生させる。燃料処理などの過程で生じた熱を温水の加熱などに利用するというもの。

都市ガスを用いるコジェネレーションシステムには「エコウィル」も販売されている。エコウィルはガス火力発電の余熱を利用する。ガスを燃焼させるエコウィルに対して、エネファームはガスを分解して用いるため二酸化炭素の排出量がより少ないという長所がある。2010年現在では、エネファームは高価なシステムであり、エコウィルと比べても数倍程度の差がある。

関連サイト:
エネファーム - 東京ガス

エコウィル

英語:ECOWILL

都市ガスを燃料として発電し、ガスエンジンの余熱を給湯や暖房に利用するコジェネレーションシステム。自家発電を行うことによって電力会社からの購入電力を削減し、トータルでの光熱費を抑えることができる点に加え、クリーンエネルギーである都市ガスを燃料に使用するため環境にもやさしい。自家発電の余熱を利用するためある程度人数がいる家庭で利用すると効率が増す。

エコウィルと同様のコジェネレーションシステムに「エネファーム」がある。エコウィルはガス発電であるのに対して、エネファームは燃料電池で発電を行う。その他、エコ給湯器としては、潜熱を利用して熱効率を向上させたガス給湯器「エコジョーズ」や、ヒートポンプの仕組みを利用した電気給湯機「エコキュート」などがある。

関連サイト:
エコウィル - 東京ガス

エコジョーズ

英語:ecojozu

天然ガスを利用した潜熱回収型のガス給湯暖房熱源機。つまり、給湯熱効率を向上させたガス給湯器である。従来は利用せずに捨てていた排気熱(潜熱)を二次熱交換機によって回収し、熱効率を従来の85%から90%まで向上させた。これによってランニングコストの大幅な削減を実現している。

エコジョーズのようなエコ給湯設備としては、「エコキュート」や「エコウィル」も知られている。エコキュートはヒートポンプ式の電気給湯設備、エコウィルはガス発電の排熱を利用するコジェネレーションシステムである。

関連サイト:
エコジョーズ - 東京ガス

EVネオ

読み方:イーブイ・ネオ
別名:EV-neo

ホンダ技研興業が開発した電動二輪車。正式名称は「EV-neo」。リチウムイオン電池「SCiB」を搭載し、ブラシレスモーターによって駆動する。

2010年12月16日に、EV-neoは企業・個人事業主向けのリース販売専用車としてモニタリング販売が開始された。発表時点では、2011年4月から通常のリース販売が行われる予定となっている。

関連サイト:
EV-neo - Honda

リバーシブル窓

読み方:リバーシブルまど

ガラス製造大手のAGC旭硝子と、サッシ製造大手のトステムが合弁事業を立ち上げ開発することが発表された新開発のエコ窓ガラス窓。複層ガラスの片面に断熱効果のある特殊加工が施されており、夏季・冬季で裏返す(内側と外側を入れ替える)利用方法により、夏は太陽光を遮り、冬は室内の熱を戸外に逃がさない構造を実現するという。