新語時事用語辞典とは?

2011年1月12日水曜日

シンジケートカバー取引

読み方:シンジケートカバーとりひき
別名:シンジケートカバー

オーバーアロットメントによって借り受けた株式について、主幹事証券会社が借入先へ返却する手段の1つ。

シンジケートカバー取引では、市場から株式を買い付ける。

なお、シンジケートカバー取引が行使される要件としては、グリーンシューオプションの募集価格よりも販売後の市場価格が下回った場合である。逆に上回った場合には、グリーンシューオプションが行使される。

関連サイト:
シンジケートカバー取引に関するガイドライン - 東京証券取引所(PDF)

グリーンシューオプション

オーバーアロットメントによって借り受けた株式について、主幹事証券会社が借入先へ返却する手段の1つ。

グリーンシューオプションでは、権利を行使することにより株式を買い付けることができる。

なお、グリーンシューオプションが行使される要件としては、グリーンシューオプションの募集価格よりも販売後の市場価格が上回った場合である。逆に下回った場合には、シンジケートカバー取引が行使される。

関連サイト:
シンジケートカバー取引に関するガイドライン - 東京証券取引所(PDF)

節分天井

読み方:せつぶんてんじょう

株式相場において、2月3日の節分の日に株価が天井をつける(最高値をつける)というアノマリー。

ちなみに、最底値をつける日は3月21日の春分の日で「彼岸底」と呼ばれている。

なお、株式相場におけるアノマリーには、節分天井の他に、掉尾の一振や新年度相場、彼岸底、大統領サイクル、10月効果などがある。

彼岸底

読み方:ひがんぞこ

株式相場において、3月21日の春分の日に株価が底値をつけるというアノマリー。

ちなみに、最高値をつける日は2月3日の節分の日で「節分天井」と呼ばれている。

なお、株式相場におけるアノマリーには、彼岸底の他に、掉尾の一振や新年度相場、節分天井、大統領サイクル、10月効果などがある。

大統領サイクル

読み方:だいとうりょうサイクル

アメリカの株式相場において、大統領の中間選挙の年は株価が安く、大統領選挙の年に向かって株価が上昇していくというアノマリー。大統領選挙の年は、景気刺激策などで株価が上昇する場合が多い。

なお、株式相場におけるアノマリーには、大統領サイクルの他に、掉尾の一振や新年度相場、節分天井、彼岸底、10月効果などがある。

ちなみに、為替相場において、大統領選挙の年にドル高になった場合も大統領サイクルという言葉が用いられることがある。