読み方:タービンたてや
英語:turbine building
発電施設における「建屋」のうち、タービン発電機が設置されている建屋。
タービン建屋では、他の建屋から送られてくる水蒸気エネルギーなどによりタービンを回し、そのエネルギーを電力に変換している。使用した水蒸気は冷却した上で他の建屋に送り返す。
原子力発電所のような大規模な発電施設では、タービン発電機は原子炉とは別の建物に置かれ、ポンプや給水管などで相互に連結されている。原子力発電所では原子炉を格納している建屋は「原子炉建屋」、施設の各系統の監視や空調管理などを行っている建屋は「サービス建屋」と呼ばれている。
関連サイト:
東通原子力発電所 建屋概要 - 東北電力
新語時事用語辞典とは?
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急性放射線障害
読み方:きゅうせいほうしゃせんしょうがい
英語:Acute Radiation Syndrome
英語:ARS
短時間に大量の放射線を浴びる(被ばくする)ことによってあらわれる障害。被ばくの直後から数週間以内に発症するものを指す。
急性放射線障害は「急性放射線症」および「急性放射線皮膚障害」を含む。「急性放射線症」は放射線によって体内の細胞が破壊され、下痢や嘔吐、白血球の減少をはじめとする症状が現れる症候群である(腸や脊髄がダメージを受けやすい)。また、「放射線皮膚障害」は、被ばくの影響で皮膚が熱傷(ヤケド)のような症状を呈するものを指す。
また、上記の症状の他に、被ばくによる即死も、急性放射線障害に含まれる。
なお、急性放射線障害に対して、被ばく後数年を経てから影響が出はじめる放射線障害を「慢性放射線障害」という。
関連サイト:
電離放射線に係る疾病の業務上外の認定基準について - 労働省労働基準局(昭和51年)
英語:Acute Radiation Syndrome
英語:ARS
短時間に大量の放射線を浴びる(被ばくする)ことによってあらわれる障害。被ばくの直後から数週間以内に発症するものを指す。
急性放射線障害は「急性放射線症」および「急性放射線皮膚障害」を含む。「急性放射線症」は放射線によって体内の細胞が破壊され、下痢や嘔吐、白血球の減少をはじめとする症状が現れる症候群である(腸や脊髄がダメージを受けやすい)。また、「放射線皮膚障害」は、被ばくの影響で皮膚が熱傷(ヤケド)のような症状を呈するものを指す。
また、上記の症状の他に、被ばくによる即死も、急性放射線障害に含まれる。
なお、急性放射線障害に対して、被ばく後数年を経てから影響が出はじめる放射線障害を「慢性放射線障害」という。
関連サイト:
電離放射線に係る疾病の業務上外の認定基準について - 労働省労働基準局(昭和51年)
リバウンド相場
読み方:リバウンドそうば
株式相場や外国為替証拠金取引(FX)相場などにおいて、値下がりした銘柄(通貨)が、値下がり前の元の値段に向かって推移すること。一般的には、半日から数日までの期間とされる。
「リバウンド相場」は、株価や為替が急速に値下がりした場合に起きやすいとされる。ゆるやかな値下がりでは「リバウンド相場」は起きないことが多い。
相場が急速に値下がりする過程においては、売り圧力が買い圧力を大きく上回る。その後、売りが一巡すると、一転して買い圧力が売り圧力を上回る。そのため相場は値上げに転じる。これが「リバウンド相場」の始まりとなる。
「リバウンド相場」では、値下がり前の元の値段に向かって推移するものの、値下がり前の元の値段まで戻るケースはまれである。
なお、底値から、値下がり前の元の値段の半分までリバウンドすることを「半値戻し」という。
株式相場や外国為替証拠金取引(FX)相場などにおいて、値下がりした銘柄(通貨)が、値下がり前の元の値段に向かって推移すること。一般的には、半日から数日までの期間とされる。
「リバウンド相場」は、株価や為替が急速に値下がりした場合に起きやすいとされる。ゆるやかな値下がりでは「リバウンド相場」は起きないことが多い。
相場が急速に値下がりする過程においては、売り圧力が買い圧力を大きく上回る。その後、売りが一巡すると、一転して買い圧力が売り圧力を上回る。そのため相場は値上げに転じる。これが「リバウンド相場」の始まりとなる。
「リバウンド相場」では、値下がり前の元の値段に向かって推移するものの、値下がり前の元の値段まで戻るケースはまれである。
なお、底値から、値下がり前の元の値段の半分までリバウンドすることを「半値戻し」という。
セリウム144
別名:Ce-144
英語:Cerium 144
軽希土類元素「セリウム」の放射性同位体(放射性セリウム)の一種。半減期は約284日。
放射性セリウムには、セリウム144の他に「セリウム141」、「セリウム143」などがある。セリウム141とセリウム143の半減期は、どちらも30余日程度である。
2011年3月24日に、東京電力福島第一原発で原発事故の復旧作業に当たっていた現場作業員が「ベータ線熱傷」の疑いで病院へ搬送された件に関連して、現場に溜まっていた水からは通常の約10000倍に相当する放射性物質が検出されたと報じられている。その放射性物質の中で、セリウム144は1立方センチメートル当たり220万ベクレル(2.2メガベクレル)ほど検出されたという。
英語:Cerium 144
軽希土類元素「セリウム」の放射性同位体(放射性セリウム)の一種。半減期は約284日。
放射性セリウムには、セリウム144の他に「セリウム141」、「セリウム143」などがある。セリウム141とセリウム143の半減期は、どちらも30余日程度である。
2011年3月24日に、東京電力福島第一原発で原発事故の復旧作業に当たっていた現場作業員が「ベータ線熱傷」の疑いで病院へ搬送された件に関連して、現場に溜まっていた水からは通常の約10000倍に相当する放射性物質が検出されたと報じられている。その放射性物質の中で、セリウム144は1立方センチメートル当たり220万ベクレル(2.2メガベクレル)ほど検出されたという。
放射性セリウム
読み方:ほうしゃせいセリウム
別名:セリウム放射性同位体
英語:radioactive cerium
希土類元素「セリウム」の放射性同位体。放射性物質。「セリウム141」や「セリウム143」、「セリウム144」などがある。
放射性セリウムは原子力関連施設などで人工的に生成される場合が多い。セリウム141やセリウム143、セリウム144は、いずれもベータ線を放出し原子核を崩壊させる「β壊変」(放射性壊変)を起こす性質がある。
ちなみに、天然のセリウムにはセリウム136、セリウム138、セリウム140、セリウム142などがある。
2011年3月24日、東京電力福島第一原子力発電所の原発事故で作業に当たっていた作業員が被ばくした疑いのある「ベータ線熱傷」(放射線熱傷)は、放射性ヨウ素(ヨウ素131)、および、この放射性セリウムが放射線源となったと見られている。共に、作業現場の水から検出された。
なお、福島第一原発の周辺地域の路地物農作物などから検出されたと発表された「放射性セシウム」は、この「放射性セリウム」とは別物である。
別名:セリウム放射性同位体
英語:radioactive cerium
希土類元素「セリウム」の放射性同位体。放射性物質。「セリウム141」や「セリウム143」、「セリウム144」などがある。
放射性セリウムは原子力関連施設などで人工的に生成される場合が多い。セリウム141やセリウム143、セリウム144は、いずれもベータ線を放出し原子核を崩壊させる「β壊変」(放射性壊変)を起こす性質がある。
ちなみに、天然のセリウムにはセリウム136、セリウム138、セリウム140、セリウム142などがある。
2011年3月24日、東京電力福島第一原子力発電所の原発事故で作業に当たっていた作業員が被ばくした疑いのある「ベータ線熱傷」(放射線熱傷)は、放射性ヨウ素(ヨウ素131)、および、この放射性セリウムが放射線源となったと見られている。共に、作業現場の水から検出された。
なお、福島第一原発の周辺地域の路地物農作物などから検出されたと発表された「放射性セシウム」は、この「放射性セリウム」とは別物である。