新語時事用語辞典とは?

2011年4月9日土曜日

固定式垂下型シルトフェンス

読み方:こていしきすいかがたシルトフェンス
別名:固定式垂下型汚濁防止膜
別名:固定式垂下型

シルトフェンスと呼ばれる水質汚濁防止用の水中カーテンのうち、水面の浮きからカーテンを垂れ下げる方式のもの。水底に設置された錘(アンカー)で固定される。

固定式垂下型シルトフェンスはシルトフェンスの中では最も一般的なタイプといえる。その他に「固定式自立型」などのタイプもある。

水中カーテン

読み方:すいちゅうカーテン

海中などで特定の物質が広範囲に拡散するを防ぐため、水中に垂らして設置される幕もしくは柵(フェンス)。

特に、水中や岸で工事を行う際、巻き上がった水底の泥(シルト)の拡散を防ぐ目的で周囲に張り巡らされるものを「シルトフェンス」という。フェンスに突き当たったシルトは自然に沈降しはじめるため、広範囲に汚濁することを抑止することができる。

ハネウェル

英語:Honeywell

航空・軍事産業向けの制御システムなどを開発している米国の企業。本社はニュージャージー州にある。

2011年4月9日に、東京電力が福島第一原子力発電所の建屋の様子を知るために投入すると発表した小型無人ヘリコプター「Tホーク」は、ハネウェルの製品である。米軍などでも使用されている。

関連サイト:
ハネウェルジャパン

SensoCopter

ドイツのMicrodrones社が開発した小型無人ヘリコプター。4つの小さなプロペラを持ち、安定した飛行が可能である。遠隔操作で空撮を行う用途で用いられる。

SensoCopterはドイツの州警察などに導入されている。ちなみに米国軍には、米国Honeywell社が開発した、SensoCopterよりも一回り大きな「Tホーク」と呼ばれる小型無人ヘリコプターがある。

Tホーク

読み方:ティーホーク
別名:T-ホーク
英語:T-Hawk
英語:Honeywell T-Hawk

米国のHoneywell社が開発した小型の無人航空機。重さ10kg未満、直径数十センチ程度の小型ヘリコプターで、遠隔操作によって数キロ先へ飛ばし、偵察などを行うことができる。

Tホークはヘリコプターであるがプロペラが上部についているわけではないので、外見は通常のヘリコプターとは大きく異なる。兵器の一種として、米国海軍などで導入されている。

2011年4月9日、震災を受けて深刻な原発事故が発生している東京電力福島第一原子力発電所において、放水による冷却や窒素パージがある程度成功を収めつつあり、状況を確認するため建屋の付近へTホークを飛ばすことが発表されている。

関連サイト:
Honeywell T-Hawk (英語)