新語時事用語辞典とは?

2011年5月14日土曜日

ゲリラ豪雨

読み方:ゲリラごうう

突発的な集中豪雨を指す通称。発生の予測が難しいため、ゲリラ戦になぞらえてこのように呼ばれる。

契約アンペア

読み方:けいやくアンペア
別名:契約アンペア数

一般家庭向けの電灯契約において設定された、利用可能な電力量の上限。通常、10アンペア・30アンペア・50アンペアなど、複数の契約内容が用意されている。アンペア数を増やすと、利用可能な電力が増えて便利だが、それに伴い電気代の基本料金が上乗せされる。

2011年5月13日、夏場の節電に関連して、政府は「家庭の節電対策メニュー」を発表すると同時に、契約アンペアの引き下げを推進することを発表した。契約アンペアを低くすることで、電力消費はおのずと制限され、同時に電気料金の基本料が下がるのでお得でもあるという。

家庭の節電対策メニュー

読み方:かていのせつでんたいさくメニュー
別名:節電メニュー

政府が2011年5月に発表した、夏場の主な節電方法に関する方法をとりまとめたもの。

家庭の節電対策メニューは、東日本大震災や原発事故の影響によって予想される夏場の電力不足を乗り切るため、各家庭を中心として奨励される。主なメニューとして「エアコンの設定温度を上げる」「エアコンのかわりに扇風機を使う」「日中は消灯」「家電はプラグを抜くなどして待機電力を避ける」などの項目がある。

政府は家庭の節電対策メニューを中心に、家庭や企業に一律15パーセントの節電を求め、それによって停電などの事態を回避する目論見。計画停電も基本的には実施しないつもりであると表明されている。

関連サイト:
節電対策メニュー例

スプレー強盗

読み方:スプレーごうとう

催涙スプレーなどの缶スプレーを被害者の顔面に吹きつけて目潰しし、被害者がひるんだり苦痛に悶えている隙に強盗行為を行う犯罪者のこと。

スプレー強盗はコンビニやタクシーなど様々な場面で強盗を行う。催涙ガスは目がまともに開けていられなくなるため、顔を目撃されずに済むという利点も多い。国内外で多発している手口の一つと言える。

スーパークールビズ

別名:超クールビズ
英語:Super COOL BIZ

職場などにおいて、従来の「クールビズ」をさらに推し進めた、より涼しい服装をすること。環境省が2011年5月に提唱した。

いわゆるクールビスは、ノーネクタイや半袖ワイシャツなど、フォーマルな服装を軽くすることが中心となっていた。スーパークールビズでは、さらにTシャツやポロシャツなどの比較的ラフな服装でも職場の服装として許容し、冷房に依存しない環境を作ろうとするものである。

2011年5月13日現在、環境省が率先してスーパークールビズを推し進め、他の省庁や民間などに対しても呼びかける意向を表明している。

関連サイト:
2011年クールビズについて(第二報)(お知らせ) - 環境省