新語時事用語辞典とは?

2011年8月30日火曜日

ナンマドル

別名:平成23年台風第11号
別名:Nanmadol

2011年8月に発生した台風。規模は比較的小規模。

2011年8月30日現在、ナンマドルは台湾海峡に位置しており、そのまま北上して中国大陸に上陸、熱帯低気圧へ変わるものと見られている。

また、30日現在、ナンマドルと共に平成23年台風第12号「タラス」が発生しており、小笠原諸島・父島の南西約280キロメートルから、ゆっくりと本州へ向けて北上している。タラスは強い大型台風で、進路も日本を直撃するコースであることから、警戒されている。

再入閣

読み方:さいにゅうかく

先の内閣で国務大臣を務めた人物が、後に組閣された内閣で再び国務大臣に選出され、入閣すること。

マニフェストの中間検証

読み方:マニフェストのちゅうかんけんしょう

民主党のマニフェストについて、実施状況などを検証してまとめた書類のこと。

マニフェストの中間検証は、2011年8月26日に民主党のマニフェスト検証委員会により作成、報告されている。

マニフェストの中間検証では、2009年の衆議院議員総選挙、および、2010年の参議院議員通常選挙の際に作成されたマニフェストが対象になっている。

マニフェストの中間検証では、『民主党政権が十分に国民の期待に応えられているとは言いがたい』とするも『約180項目のうち、実施あるいは一部実施したものは約56%で、2年間ですでに半数を超えている』とし、『大きな政策転換、新たな政策の実現は、政権交代があったからこそ実現したものである』としている。

関連サイト:
マニフェストの中間検証 - 民主党(PDF)

幻想なき理想主義

読み方:げんそうなきりそうしゅうぎ
別名:アイデアリズム・ウィズアウト・イリュージョン
英語:idealism without illusion

幻想を論じたり追い求めたりすることなく、現実をよく見ながら、理想を目指して行動していくあり方。現実をおろそかにせず思想主義を貫くあり方。

「幻想なき理想主義」(idealism without illusion)は元々、ジョン・F・ケネディの実弟であり第64代米国司法長官を務めたロバート・ケネディの言葉であるとされている。

この「幻想なき理想主義」は、2011年8月30日付で第95代内閣総理大臣に就任した野田佳彦新首相の座右の銘として掲げている標語でもある。

関連サイト:
Without Illusions - The Harvard Political Review

タラス

別名:平成23年台風第12号
別名:平成23年台風第12号タラス
別名:TALAS

2011年8月末に発生した大型台風。中心気圧は約965ヘクトパスカル。風速が毎秒15メートルを超える「強風域」の広さは半径600キロメートル。

2011年8月30日現在、タラスは小笠原諸島の父島の南西約280キロメートルの海上に位置しており、ゆっくりと北上している。9月の1日、2日にかけて伊豆半島に接近・さらに上陸し、暴風雨をもたらした。9月6日時点で、タラスは温帯低気圧へ変化。

タラスによる被害者は、少なくとも死者30数人、行方不明者は50余人と見られている。

なお、8月30日頃には、台湾海峡の近辺には台風11号「ナンマドル」(Nanmadol)が存在し、台風12号「タラス」と並存している状態にあった。ナンマドルは中国大陸へ上陸し熱帯低気圧に変化した。9月4日頃には南鳥島付近で台風第13号「ノルー」が発生し、今度は台風12号・13号が併走する状況となっている。

なお、9月20日には、台風20号が「激甚災害」に指定される方針が政府内で決定している。

関連サイト:
台風情報 - 気象庁

大幅続落

読み方:おおはばぞくらく

株式相場や外国為替証拠金取引(FX)相場、商品先物相場などにおいて、当日の価格が前日に引き続いて大きく値下がりしている状態のこと。

大幅続落は、ザラ場での価格と前日の終値との価格差、あるいは、当日の終値と前日の終値との価格差に対して用いられる。なお、大幅続落の価格差は特に決められていない。

大幅続落に対して、僅かな値下がりを小幅続落という。また、大きな値上がりを大幅続伸という。

小幅続落

読み方:こはばぞくらく

株式相場や外国為替証拠金取引(FX)相場、商品先物相場などにおいて、当日の価格が前日に引き続いて僅かに値下がりしている状態のこと。

小幅続落は、ザラ場での価格と前日の終値との価格差、あるいは、当日の終値と前日の終値との価格差に対して用いられる。なお、小幅続落の価格差は特に決められていない。

小幅続落に対して、大きな値下がりを大幅続落という。また、僅かな値上がりを小幅続伸という。

小幅続伸

読み方:こはばぞくしん

株式相場や外国為替証拠金取引(FX)相場、商品先物相場などにおいて、当日の価格が前日に引き続いて僅かに値上がりしている状態のこと。

小幅続伸は、ザラ場での価格と前日の終値との価格差、あるいは、当日の終値と前日の終値との価格差に対して用いられる。なお、小幅続伸の価格差は特に決められていない。

小幅続伸に対して、大きな値上がりを大幅続伸という。また、僅かな値下がりを小幅続落という。

大幅続伸

読み方:おおはばぞくしん

株式相場や外国為替証拠金取引(FX)相場、商品先物相場などにおいて、当日の価格が前日に引き続いて大きく値上がりしている状態のこと。

大幅続伸は、ザラ場での価格と前日の終値との価格差、あるいは、当日の終値と前日の終値との価格差に対して用いられる。なお、大幅続伸の価格差は特に決められていない。

大幅続伸に対して、僅かな値上がりを小幅続伸という。また、大きな値下がりを大幅続落という。

電力使用制限令

読み方:でんりょくしようせいげんれい
別名:電気使用制限等規則

電力のいわゆる大口需要家に対して、特定期間を電力消費を制限する期間と指定し、一定限度を超えて電力消費を行わないよう義務付けることができる法律。期間および消費電力量の制限は、経済産業大臣によって決定される。

2011年7月には、3月に発生した東日本大震災の影響を受けて、30数年ぶりに電力使用制限令が発令された。これによって大口需要家が15パーセントの節電を義務付けられた。東京電力の管内では9月20日過ぎまで電力使用制限令が有効となるはずだったが、早期の需給バランスが改善されたなどの理由で、8月30日から9日の間で順次打ち切る方針が明らかになった。

プレスリップ

別名:前兆すべり
英語:pre-slip

大規模な地震が発生する前兆として観測される地殻変動。プレートの変位、または、中小規模の地震などとして現れる。

大地震の発生前にはプレスリップがあると仮定する考え方をプレスリップモデルといい、プレスリップなどによって本震の発生を予知し、本震前にいくらか対策を講じることができるタイプの地震を「予知型地震」という。

被災レール

読み方:ひさいレール
別名:東日本大震災津波被災復興祈願レール

2011年3月の東北地方太平洋沖地震の津波により被災したレールのこと。三陸鉄道が販売している。

被災レールは、津波により損傷した島越駅と田野畑駅の間のレールにメモリアルプレート付き台座を取り付けて販売されている。価格は、レールの長さ10cmのものが5万円、5cmのものが3万円。

関連サイト:
三陸鉄道