新語時事用語辞典とは?

2011年9月10日土曜日

第4世代原子力システム

読み方:だいよんせだいげんしりょくシステム
別名:第4世代原子力技術
別名:第4世代原子炉
別名:第4世代炉
別名:第四世代原子力システム
別名:第四世代原子力技術
別名:第四世代原子炉
別名:第四世代炉
英語:generation IV reactor
英語:4th generation reactor

現行の原子力発電所などで稼動している原子炉よりも、さらに安全で高効率な原子力利用を実現するものとして、開発が進められている原子炉の方式。次世代の原子力システムを総称するもの。

第4世代原子力システムは、いくつかの異なる方式を総称した呼び名である。具体的な技術としては、ガス冷却高速炉(GFR) 、鉛合金冷却炉(LFR) 、溶融塩炉、ナトリウム冷却炉(SFR)、超臨界圧水炉(SCWR)、超高温原子炉(VHTR)、などがあり、それぞれ第4世代原子力システムの有力な方式として研究が進められている。

関連サイト:
第4世代原子力システムに関する国際フォーラム - 外務省
新概念の原子力システム 第4世代原子炉 - ATOMICA

空中給油訓練

読み方:くうちゅうきゅうゆくんれん

航空機が飛行中に給油を行う、燃料補給する訓練。2機の航空機をパイプで連結して燃料の受け渡しを行う。

空中給油を行うことによって、着陸せずに燃料を補給できるため、短時間で、着陸地点を確保する必要なく、航続距離を延ばす事ができる。主に軍事目的で、戦闘機などを対象に実施されることが多い。

2011年9月9日、ロシア爆撃機が日本列島の領空に接する形で日本を一周、さらに北海道の北方領土付近で空中給油訓練を行うという、異例の行動が確認された。野田佳彦内閣総理大臣が就任し、初めて東京電力福島第1原子力発電所を視察した日に合わせたように実施されており、野田政権に対するロシア側の挑発であると見られている。

クナシル島

読み方:クナシルとう
別名:国後島

千島列島(クリル諸島)の南端に位置する細長い島。アイヌ語に由来し、漢字では「国後島」と表記される。

クナシル島は戦後、ロシア連邦が実効支配している。旧島民は「ビザなし交流」により北海道から海路で直接渡航できるが、一般人は樺太(サハリン)を経由する必要がある。

Tu-95

別名:ツポレフ95
英語:Tupolev Tu-95

ジェットエンジンの一種であるターボプロップエンジンを搭載したロシアの大型の戦略爆撃機。

2011年9月8日に日本領海の付近の海域でロシア軍が軍事演習を行った際にも、Tu-95が用いられた。

関連リンク:
Tupolev Tu-95 - Wikipedia(英語)
ロシア爆撃機が「日本1周」 首相訪問時に福島沖も飛行 前代未聞の露骨な挑発 - MSN産経ニュース

Il-78

別名:イリューシン78
別名:Midas
英語:Ilyushin Il-78

旧ソビエト連邦のイリューシン設計局で開発された空中給油機。

2011年9月8日に北海道の北東部に接近する形でロシア軍が軍事演習を行った際にも、Il-78が空中給油機として用いられた。

関連リンク:
Ilyushin Il-78 - Wikipedia(英語)
ロシア爆撃機が「日本1周」 首相訪問時に福島沖も飛行 前代未聞の露骨な挑発 - MSN産経ニュース

千島列島

読み方:ちしまれっとう
別名:クリル列島
別名:クリル諸島
別名:クリール列島
別名:クリール諸島
英語:Kuril Islands
英語:Chishima Islands

北海道の東の端からカムチャツカ半島の南側を結ぶように点在する列島。樺太と共にロシアが実効支配しており、サハリン州に属している。千島列島とカムチャツカ半島、樺太、ロシア大陸および北海道で、オホーツク海を囲んでいる。

ロシア名は「クリル列島」で、小クリル列島、大クリル列島に大きく分けられる。樺太からは北知床岬(テルペニア岬)が千島列島に向けて突き出た形となっている。

テルペニエ岬

読み方:テルペニエみさき
別名:テルペニア岬
別名:テルペニヤ岬
別名:北知床岬
英語:Terpeniya cape

樺太半島南部の岬。現在はロシアのサハリン州に属する。北知床半島の南端に位置し、海豹島を南に臨む。テルペニア湾(多来加湾)を挟んだ西の対岸に、都市マカロフがある。