読み方:かんこくていしんたいもんだいたいさくきょうぎかい
第2次世界大戦中に、いわゆる「従軍慰安婦の強制動員」が旧日本軍により行われたと主張し、日本政府に対して公式な謝罪および賠償金を求める運動を行っている団体。ソウルに拠点を置く。
2011年12月14日、韓国挺身隊問題対策協議会はソウルにある在韓日本大使館の前に、従軍慰安婦問題を訴える少女の座像を「平和碑」と名づけ設置した。像はブロンズ製で日本大使館の方を向いている。日本政府は同日中、銅像の設置について韓国政府を通じて撤去を申し入れる方針を表明した。
なお、1965年に締結された「日韓基本条約」では、日韓併合条約の無効化、ならびに、両国の国民の財産・権利・利益その他の請求権に関する問題が「完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する」と明記してあるので、日本政府は韓国挺身隊問題対策協議会の要求する謝罪・賠償の問題を「解決済み」としている。
関連サイト:
Korean Council for Women Drafted for Military Sexual Slavery by Japan - 英語
財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定第二条の実施に伴う大韓民国等の財産権に対する措置に関する法律(日韓基本条約) - e-Gov
新語時事用語辞典とは?
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2011年12月14日水曜日
ベルギー銃乱射事件
読み方:ベルギーじゅうらんしゃじけん
別名:ベルギー東部銃乱射事件
別名:ベルギー無差別テロ
英語:Liege rampage
2011年12月13日にベルギー東部リエージュ(Liège)中心部で発生した銃乱射事件。12月14日時点で少なくとも4人が死亡、120名以上が負傷したと報告されている。犯人の男も死亡している。
リエージュはベルギー国内でも指折りの都市である。12月13日、クリスマス前の多くの買い物客でにぎわう街中で、男が手榴弾を投げ込んだ上、銃を乱射した。
事件の犯人はリエージュに在住する33歳の男で、銃マニアであったという。銃や麻薬の不法所持により懲役に服していた前科がある。事件当日も、警察に出頭を要請されており、それを拒む形で市街地に赴き犯行に及んだと見られている。
犯人の男は犯行直後に現場で自殺したと見られる。14日現在、警察はテロとの関連性を含め犯行の動機を調べている。
関連サイト:
Liège attack: death toll climbs to six – including 'gun freak' - The Guardian, Wednesday 14 December 2011
別名:ベルギー東部銃乱射事件
別名:ベルギー無差別テロ
英語:Liege rampage
2011年12月13日にベルギー東部リエージュ(Liège)中心部で発生した銃乱射事件。12月14日時点で少なくとも4人が死亡、120名以上が負傷したと報告されている。犯人の男も死亡している。
リエージュはベルギー国内でも指折りの都市である。12月13日、クリスマス前の多くの買い物客でにぎわう街中で、男が手榴弾を投げ込んだ上、銃を乱射した。
事件の犯人はリエージュに在住する33歳の男で、銃マニアであったという。銃や麻薬の不法所持により懲役に服していた前科がある。事件当日も、警察に出頭を要請されており、それを拒む形で市街地に赴き犯行に及んだと見られている。
犯人の男は犯行直後に現場で自殺したと見られる。14日現在、警察はテロとの関連性を含め犯行の動機を調べている。
関連サイト:
Liège attack: death toll climbs to six – including 'gun freak' - The Guardian, Wednesday 14 December 2011
衛星打ち上げビジネス
読み方:えいせいうちあげビジネス
ロケットの打ち上げを商業目的で実施し、人工衛星の軌道への打ち上げを請負う事業。
衛星打ち上げビジネスでは、ロケットの信頼性が最も重視される。そのため、一定水準の打ち上げ回数と、成功確率を打ち立てることが必須の条件とされる。一般的には、20回以上の打ち上げ回数と、その中で95パーセント以上の成功率を確保できれば、国際的に信頼性の水準を満たすといわれている。
日本は2000年代から、衛星打ち上げビジネスへの参入に向けた「H2Aロケット」の運用を行っている。2011年9月に情報収集衛星「光学4号機」、同年12月に「レーダー3号機」の打ち上げを連続で成功させ、H2Aロケットは打ち上げ回数20回、うち19回成功で成功率95パーセントを達成した。
ロケットの打ち上げを商業目的で実施し、人工衛星の軌道への打ち上げを請負う事業。
衛星打ち上げビジネスでは、ロケットの信頼性が最も重視される。そのため、一定水準の打ち上げ回数と、成功確率を打ち立てることが必須の条件とされる。一般的には、20回以上の打ち上げ回数と、その中で95パーセント以上の成功率を確保できれば、国際的に信頼性の水準を満たすといわれている。
日本は2000年代から、衛星打ち上げビジネスへの参入に向けた「H2Aロケット」の運用を行っている。2011年9月に情報収集衛星「光学4号機」、同年12月に「レーダー3号機」の打ち上げを連続で成功させ、H2Aロケットは打ち上げ回数20回、うち19回成功で成功率95パーセントを達成した。
高年齢者雇用安定法
読み方:こうねんれいしゃこようあんていほう
別名:高年齢者等の雇用の安定等に関する法律
一定以上の年齢の者を「高年齢者」と規定し、その雇用の確保や安定、再就職支援、機会均等などの促進を図る法律。年金の受給開始年齢までの高齢者の労働環境を整備することを目的としている。
2011年時点の高年齢者雇用安定法では、従業員の定年を65歳まで引き上げる、または、60歳定年制を導入している企業などの場合は退職する従業員が65歳まで雇用を確保できるよう措置を講じる、といった対応が雇用者側に義務づけられている。ただし、従来の高年齢者雇用安定法では、定年後の再雇用について制限を設けることが可能であった。
2011年12月、厚生労働省がまとめた方針では、企業は従業員の定年後の再雇用に制限を設けることはできず、希望者を全員65歳まで再雇用するように義務づけられる。厚生労働省は、この方針を12月14日の労働政策審議会に提案するとしている。
関連サイト:
高年齢者等の雇用の安定等に関する法律 - e-Gov
別名:高年齢者等の雇用の安定等に関する法律
一定以上の年齢の者を「高年齢者」と規定し、その雇用の確保や安定、再就職支援、機会均等などの促進を図る法律。年金の受給開始年齢までの高齢者の労働環境を整備することを目的としている。
2011年時点の高年齢者雇用安定法では、従業員の定年を65歳まで引き上げる、または、60歳定年制を導入している企業などの場合は退職する従業員が65歳まで雇用を確保できるよう措置を講じる、といった対応が雇用者側に義務づけられている。ただし、従来の高年齢者雇用安定法では、定年後の再雇用について制限を設けることが可能であった。
2011年12月、厚生労働省がまとめた方針では、企業は従業員の定年後の再雇用に制限を設けることはできず、希望者を全員65歳まで再雇用するように義務づけられる。厚生労働省は、この方針を12月14日の労働政策審議会に提案するとしている。
関連サイト:
高年齢者等の雇用の安定等に関する法律 - e-Gov
アポロ宇宙船
読み方:アポロうちゅうせん
別名:アポロ司令船・機械船
英語:Apollo spaceship
英語:Apollo spacecraft
英語:Apollo Command/Service Module
英語:Apollo CSM
1961年から1972年にかけてNASAにより行われた「アポロ計画」で運用された宇宙船の総称。人類の月面着陸を達成した宇宙船として知られる。特に、1969年に初めての月面着陸を成功させた「アポロ11号」を指すことが多い。
アポロ宇宙船は「司令船」(command module)と「機械船」(service module)により母船が構成され、母船に月着陸船(lunar module)が搭載された形式となっている。各船は同じロケットで同時に打ち上げられる。
アポロ宇宙船は、月着陸船の月面着陸に当たり、司令船が月周回軌道上で待機し、月面から上昇して帰還する月着陸船とドッキングするという方式がとられた。この方式は月周回ランデブー方式(LOR)と呼ばれる。
関連サイト:
Apollo History - NASA Human Space Flight
別名:アポロ司令船・機械船
英語:Apollo spaceship
英語:Apollo spacecraft
英語:Apollo Command/Service Module
英語:Apollo CSM
1961年から1972年にかけてNASAにより行われた「アポロ計画」で運用された宇宙船の総称。人類の月面着陸を達成した宇宙船として知られる。特に、1969年に初めての月面着陸を成功させた「アポロ11号」を指すことが多い。
アポロ宇宙船は「司令船」(command module)と「機械船」(service module)により母船が構成され、母船に月着陸船(lunar module)が搭載された形式となっている。各船は同じロケットで同時に打ち上げられる。
アポロ宇宙船は、月着陸船の月面着陸に当たり、司令船が月周回軌道上で待機し、月面から上昇して帰還する月着陸船とドッキングするという方式がとられた。この方式は月周回ランデブー方式(LOR)と呼ばれる。
関連サイト:
Apollo History - NASA Human Space Flight