新語時事用語辞典とは?

2012年2月6日月曜日

バッズ

英語:buds

大麻の、種のない雌花の花穂を集めて乾燥させたもの。バッズとは「花穂」の意味。通常の乾燥大麻の数倍に上る強い幻覚作用をもたらすとされる。

近年、大麻草の品種改良が進んで自家栽培ができるようになり、専門知識がなくても大麻の栽培がしやすくなっているとされる。その中でも葉や茎を使用しないバッズの流通が多く、摘発が相次いでいるという。

関連サイト:
世界薬物報告書(2006年)第2章 抜粋 - 大麻:なぜ気をつけるべきか
幻覚物質4倍 強力大麻「バッズ」横行 - 読売新聞 2012年2月6日

応援警察官

読み方:おうえんけいさつかん

他の管轄から人手不足を補うために応援派遣された警察官。

2012年2月、福島県警は、前年3月に発生した東日本大震災、ならびに東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、増員のため他都道府県警から出向してきた応援警察官350名を迎え入れる式を開いたと、時事通信ほか各社が報じた。

関連サイト:
福島県警察本部
応援警察官が入県式=22都道府県警から350人-福島 - 時事ドットコム

オレオレ詐欺

読み方:オレオレさぎ
別名:俺俺詐欺

身内を装って電話をかけ、「急に金が必要になった」などの口実で金銭を騙し取ろうとする詐欺の手口。

オレオレ詐欺の呼び名は、典型的な手口が電話を使用して「俺だよ俺」と言うことに由来する。俺と言っておけば、具体的な名前を名乗らなくても親族間なら不自然でない。

オレオレ詐欺は2000年代以降、詐欺の手口として広がった。手法は複雑化・高度化しており、債権者の役割を演じる共犯者が登場したり、警官を装って信用させたりといった手口も登場している。

警視庁はこれら一連の詐欺手口の総称として「振り込め詐欺」の名称を用いている。振り込め詐欺には架空請求詐欺なども含まれる。

関連サイト:
振り込め詐欺 - 警視庁

認知症サポート医養成研修

読み方:にんちしょうサポートいようせいけんしゅう

認知症患者の主治医(かかりつけ医)の相談役やアドバイザーになったり、認知症への対応力の向上を図るための研修を企画・立案したりする「認知症サポート医」を養成する研修事業。

都道府県や政令指定都市ごとの医師会を単位として設置される。

認知症サポート医の養成と並行して、認知症かかりつけ医の対応力向上のための研修事業も推進されている。こちらも認知症サポート医養成研修と同様、都道府県または指定都市が実施主体となり行われている。

関連サイト:
介護・高齢者福祉:認知症への取組み:認知症サポート医・かかりつけ医 - 厚生労働省

認知症サポート医

読み方:にんちしょうサポートい

認知症患者の主治医(かかりつけ医)を対象として、対応力の向上を図るための研修の企画・立案、および、かかりつけ医の相談役・アドバイザーとして機能する医師。

認知症サポート医は厚生労働省が推進している「認知症地域医療支援事業」の一環として、都道府県や政令指定都市ごとの医師会を単位として設置される。認知症かかりつけ医との連携、他の認知症サポート医との連携などによって、地域の認知症に関する医療体制の中心的位置づけとなることが期待されている。

関連サイト:
認知症サポート医・かかりつけ医 - 厚生労働省