新語時事用語辞典とは?

2012年2月16日木曜日

宇宙ごみ掃除衛星

読み方:うちゅうごみそうじえいせい
別名:宇宙ごみ掃除機
別名:スペースデブリ掃除衛星

地球の衛星軌道上に存在する宇宙ごみ(スペースデブリ)を回収する人工衛星の通称。2012年2月に、スイスの研究機関が宇宙ごみ掃除衛星を開発するプロジェクトを立ち上げた。

宇宙ごみ掃除衛星は、宇宙ごみを回収し、軌道上を飛行するロケットや人工衛星が宇宙ごみと衝突・接触する危険を低減する目的で運用される。

関連サイト:
世界初「宇宙ごみ掃除衛星」開発へ、スイス - AFPBB News

核抑止力

読み方:かくよくしりょく

ある国が核兵器を保有していることで、対立する相手国が核兵器を使用することを躊躇させることができ、結果として対立が核戦争に発展することを抑止しているという効果。

放射線審議会

読み方:ほうしゃせんしんぎかい
別名:放射線審

文部科学省の下に設置された諮問機関。放射線障害防止に関連する技術基準を統一・斉一することを目的とする。

各行政機関において放射線被害防止技術の標準を決めるに当たっては、放射線審議会に問い合わせて意見を求めなければならない。これは「放射線障害防止の技術的基準に関する法律」第六条において定義されている。

関連サイト:
放射線審議会 - 文部科学省
放射線障害防止の技術的基準に関する法律 - e-Gov

休眠口座

銀行の預金口座のうち、長期間、金銭の出し入れが行われていない口座。一般的には10年以上出し入れ実績がない口座を指す。

休眠口座に預けられている金銭は、「休眠預金」などと呼ばれる。2012年2月に開かれた政府「成長ファイナンス推進会議」では、この休眠預金を震災復興の資金などとして利用する案が提示されている。

休眠預金

読み方:きゅうみんよきん
別名:睡眠預金

銀行の預金口座のうち、長期間にわたって金銭を出し入れした実績がない、いわゆる休眠口座の預金。全国銀行協会は「睡眠預金」と呼んでいる。

全国銀行協会の通達によれば、「最終取引日以降、払出し可能な状態であるにもかかわらず長期間異動のないもの」が休眠預金と定義されている。

10年以上金銭の出し入れ実績がなく、口座主とも連絡が取れない状態の口座が、休眠預金と見なされる。預金額が1万円未満の場合は連絡先の有無に関わらず休眠預金と見なされる。

日本全国の銀行で休眠預金となっている預金の額をあわせると、800億円を超えるといわれている。休眠預金は、口座を管理している金融機関の収益として計上されるが、口座主が求めれば休眠預金からの引き出しは可能である。

日本政府は2012年2月15日に「成長ファイナンス推進会議」の第1回会議を開き、復興支援や産業再生のための経済政策の検討を行ったが、その中で、休眠預金を震災復興の資金に充てる案などが提示された。

関連サイト:
議事次第 第1回 成長ファイナンス推進会議 - 内閣官房 国家戦略室
「休眠口座基金」創設の提言と調査依頼 - 内閣府