新語時事用語辞典とは?

2012年2月23日木曜日

導入学期

読み方:どうにゅうがっき

大学の学期制度に関する改革案の一種で、入学時期は従来どおり春(4月)とし、授業は秋(9月)以降に本格的に始めるという案。ならびに、その案における入学後4月から9月までの期間のこと。

導入学期の制度は、授業開始を秋とすることで海外の授業スケジュールと揃え、留学生を受け入れやすくする一方で、入学時期は従来同様に運用可能であるという利点がある。

2012年2月23日現在、導入学期の案は一橋大学学長の私案であるとされている。なお、大学の入学時期の改革としては、東京大学が検討を進めている「秋入学」制度などが知られている。

関連サイト:
入学は春、本格授業は秋から=一橋大学長、私案示す - 時事ドットコム 2012年2月23日

南京ジャパンウィーク

読み方:なんきんジャパンウィーク

日本政府の在上海日本国総領事館と中国江蘇省・南京市人民対外友好協会が共催するイベント。

南京ジャパンウィークは、例年3月半ばに数日間開催されている。南京市内の施設で、主に日本の文化を紹介する出し物などが披露される。

南京市は、名古屋市と姉妹都市の提携を結んでいるが、2012年2月20日に河村たかし・名古屋市長がいわゆる「南京大虐殺」を事実ではないものと否定する発言をしたことで、南京市は名古屋市との交流を当面停止することを発表した。2月23日現在、2012年3月9日に始まる南京ジャパンウィークの開催への影響も懸念されている。

関連サイト:
2010南京ジャパンウィーク - 外務省・在上海日本国総領事館

カンパニー制

読み方:カンパニーせい

企業内で事業部門ごとに分社化し、経営資源の大部分を委譲してそれぞれの責任で経営させる制度。

カンパニー制を採用している企業は、法的には1個の企業であるが、事実上複数の会社組織が存在しているのと同様の状態になる。

カンパニー制は各事業部門の中だけで投資や意思決定が行えるため、スピーディな運営が可能であるというメリットがある。