読み方:ほくげんのサル
別名:北限の猿
青森県の下北半島に生息する猿(ニホンザル)。国内のサルの生息分布における北端であるだけでなく、人間を除く霊長類としては世界で最も高緯度(最も北側)で生息している。
北限のサルは天然記念物に指定され保護されている。そのためもあって、サルが畑に下りてきて農作物を食い荒らす被害が問題となっている。被害額は年間数百万円に上るとされる。
北限のサルの農作物被害について対策を考える「下北半島のニホンザル被害対策市町村等連絡会議」は、2008年より「モンキードッグ」と通称されるサル追い用の犬を導入、畑に下りてきたサルを犬を使って威嚇する方法を実施している。
関連サイト:
被害防止計画の優良事例 下北半島鳥獣被害防止計画(青森県むつ市、大間町、風間浦村、佐井村) - 農林水産省 鳥獣被害対策コーナー
新語時事用語辞典とは?
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ポリビニルアルコール
英語:PolyVinyl Alcohol
英語:PVA
合成樹脂の一種。可溶性があり、水に溶ける。接着剤や洗濯のりなどとして利用されている。
1940年代後半から1960年代頃にかけて、ポリビニルアルコールは文化財の絵画を修復する際に剥離防止剤などに用いられていたが、時代を経るにつれて劣化し、却って絵の剥離や損傷を招いていることが問題視されている。霧島神宮本殿をはじめ、複数の文化財で絵の表面が剥がれるなどの被害が報告されている。
英語:PVA
合成樹脂の一種。可溶性があり、水に溶ける。接着剤や洗濯のりなどとして利用されている。
1940年代後半から1960年代頃にかけて、ポリビニルアルコールは文化財の絵画を修復する際に剥離防止剤などに用いられていたが、時代を経るにつれて劣化し、却って絵の剥離や損傷を招いていることが問題視されている。霧島神宮本殿をはじめ、複数の文化財で絵の表面が剥がれるなどの被害が報告されている。
実用衛星
読み方:じつようえいせい
人工衛星のうち、特に産業分野などの実際的用途に利用される衛星の総称。
具体的な例として、通信衛星や気象衛星(気象観測衛星)などが実用衛星に該当する。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が推進している地球環境の観測プロジェクト「GCOM」(地球環境変動観測ミッション)も、実用衛星に区分される。GCOMはいわゆる地球観測衛星で、地球環境の状況を観測する用途に利用される。
2012年3月16日、北朝鮮が実用衛星の「光明星」の打ち上げを4月に実施すると発表したことを、産経新聞などが伝えた。「光明星」は地球観測が目的と報じられているが、産経新聞は「長距離弾道ミサイルか」との推測を行っている。
関連サイト:
北朝鮮、「地球観測衛星」の打ち上げ予告 長距離弾道ミサイルか - 2012年3月16日
人工衛星のうち、特に産業分野などの実際的用途に利用される衛星の総称。
具体的な例として、通信衛星や気象衛星(気象観測衛星)などが実用衛星に該当する。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が推進している地球環境の観測プロジェクト「GCOM」(地球環境変動観測ミッション)も、実用衛星に区分される。GCOMはいわゆる地球観測衛星で、地球環境の状況を観測する用途に利用される。
2012年3月16日、北朝鮮が実用衛星の「光明星」の打ち上げを4月に実施すると発表したことを、産経新聞などが伝えた。「光明星」は地球観測が目的と報じられているが、産経新聞は「長距離弾道ミサイルか」との推測を行っている。
関連サイト:
北朝鮮、「地球観測衛星」の打ち上げ予告 長距離弾道ミサイルか - 2012年3月16日
指向性爆薬
読み方:しこうせいばくやく
別名:傾向性爆薬
別名:成形爆薬
別名:成型炸薬
英語:shaped charge
爆発した際に発せられるエネルギーが特定方向に集中するよう設計された爆薬。
指向性爆薬は、兵器として軍用に使用される他、工事における爆破解体に用いられる場合もある。
2011年3月に東京電力福島第一原子力発電所で原発事故が発生し、原子炉への冷却水の注入が難航していた時期に、米国で組織された専門家グループが指向性爆薬による原子炉の局所的爆破を提唱していたと、中国新聞などが報じた。あけた穴から冷却水を注ぐことで冷却効率を向上させることを意図したもので、最終的には採用されなかった。
関連サイト:
格納容器に軍用爆薬で穴 福島事故で米長官アドバイザー提言 - 中国新聞 2012年3月16日
別名:傾向性爆薬
別名:成形爆薬
別名:成型炸薬
英語:shaped charge
爆発した際に発せられるエネルギーが特定方向に集中するよう設計された爆薬。
指向性爆薬は、兵器として軍用に使用される他、工事における爆破解体に用いられる場合もある。
2011年3月に東京電力福島第一原子力発電所で原発事故が発生し、原子炉への冷却水の注入が難航していた時期に、米国で組織された専門家グループが指向性爆薬による原子炉の局所的爆破を提唱していたと、中国新聞などが報じた。あけた穴から冷却水を注ぐことで冷却効率を向上させることを意図したもので、最終的には採用されなかった。
関連サイト:
格納容器に軍用爆薬で穴 福島事故で米長官アドバイザー提言 - 中国新聞 2012年3月16日