読み方:コケインしょうこうぐん
別名:ウェーバー・コケイン症候群
別名:コケインシンドローム
英語:Cockayne Syndrome
遺伝性の早老症の一種。早期に発症し、発育障害や知的障害、聴力障害などの他、日焼けしやすい、歩行困難などの症状を伴う。
2012年4月現在、効果的な治療方法は分かっていないが、4月2日に「Nature Genetics」に掲載された研究成果で「紫外線高感受性症候群」の原因が特定されたとされ、コケイン症候群の原因解明につながる可能性も期待されている。
関連サイト:
しみ・そばかす招く遺伝子 広島大などのチーム発見 - 中国新聞 2012年4月2日
新語時事用語辞典とは?
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トクホ
別名:特定保健用食品
別名:特保
特定の保健の目的に効果が期待できる成分を含み、その目的に適していることを明示して販売できる機能性食品。
トクホとして販売するには、製品ごとに食品の効果や安全性について消費者庁および食品安全委員会の審査を受け、消費者庁長官の許可を受ける必要がある。また、有効成分は科学的に実証された成分でなくてはならない。
なお、トクホは「保健機能食品」に分類され、「栄養機能食品」とは異なる。
関連サイト:
特定保健用食品の製品情報 - 「健康食品」の安全性・有効性情報 - 独立行政法人国立健康・栄養研究所
別名:特保
特定の保健の目的に効果が期待できる成分を含み、その目的に適していることを明示して販売できる機能性食品。
トクホとして販売するには、製品ごとに食品の効果や安全性について消費者庁および食品安全委員会の審査を受け、消費者庁長官の許可を受ける必要がある。また、有効成分は科学的に実証された成分でなくてはならない。
なお、トクホは「保健機能食品」に分類され、「栄養機能食品」とは異なる。
関連サイト:
特定保健用食品の製品情報 - 「健康食品」の安全性・有効性情報 - 独立行政法人国立健康・栄養研究所
老齢加算訴訟
読み方:ろうれいかさんそしょう
別名:老齢加算廃止訴訟
別名:老齢加算の廃止をめぐる訴訟
70歳以上の生活保護受給者に対して支給されていた加算額(いわゆる「老齢加算」)の廃止は違憲であるとして行われた裁判。
2003年に制度の見直しが行われ、2004年から2006年までに全廃された。
老齢加算は、高齢者は他の世代よりも生活費が余計に必要であるという考えに立脚していた。加算額は地域によっても異なるが、おおむね月額1万5000円~1万8000円程度が上乗せして支給されていた。老齢加算を加えると基礎年金の満額支給を上回る場合もあったという。
老齢加算の廃止を受け、全国9箇所で生活保護受給者により訴訟が行われた。老齢加算の廃止は憲法が保障する生存権を侵害するものだ、というのが主な理由だった。
2008年6月、東京地方裁判所は、原告の訴えを退ける判決を下した。他の8地域も同様に原告が敗訴している。2010年6月に、福岡高等裁判所での控訴審においてのみ、原告が逆転勝訴したが、2012年4月に最高裁判所が福岡高裁の判決を退け、審理を差し戻すよう命じた。
関連サイト:
生活保護変更決定取消請求事件 - 行政事件裁判例(東京地方裁判所)平成20年06月26日
別名:老齢加算廃止訴訟
別名:老齢加算の廃止をめぐる訴訟
70歳以上の生活保護受給者に対して支給されていた加算額(いわゆる「老齢加算」)の廃止は違憲であるとして行われた裁判。
2003年に制度の見直しが行われ、2004年から2006年までに全廃された。
老齢加算は、高齢者は他の世代よりも生活費が余計に必要であるという考えに立脚していた。加算額は地域によっても異なるが、おおむね月額1万5000円~1万8000円程度が上乗せして支給されていた。老齢加算を加えると基礎年金の満額支給を上回る場合もあったという。
老齢加算の廃止を受け、全国9箇所で生活保護受給者により訴訟が行われた。老齢加算の廃止は憲法が保障する生存権を侵害するものだ、というのが主な理由だった。
2008年6月、東京地方裁判所は、原告の訴えを退ける判決を下した。他の8地域も同様に原告が敗訴している。2010年6月に、福岡高等裁判所での控訴審においてのみ、原告が逆転勝訴したが、2012年4月に最高裁判所が福岡高裁の判決を退け、審理を差し戻すよう命じた。
関連サイト:
生活保護変更決定取消請求事件 - 行政事件裁判例(東京地方裁判所)平成20年06月26日
老齢加算
読み方:ろうれいかさん
生活保護において70歳以上の受給者に上乗せして支給される加算額。1960年代に設けられたが、2003年から制度の見直しが進められ、2006年までに全廃された。
老齢加算は、高齢者は他の世代よりも生活費が余計に必要であるという考えに立脚していた。加算額は地域によっても異なるが、おおむね月額1万5000円~1万8000円程度が上乗せして支給されていた。老齢加算を加えると基礎年金の満額支給を上回る場合もあったという。また、同一世帯に生活保護受給者に該当する70歳以上の高齢者が複数人いる場合、それぞれに対して老齢加算が支給される。
政府が老齢加算の廃止を決定・実施した後、全国9箇所で「老齢加算の廃止は憲法が保障する生存権の侵害にあたる」とし、行政の減額決定の取り消しを要求する訴訟が行われた。2010年6月に福岡高等裁判所の控訴審で原告が逆転勝訴した。他の8ヵ所では原告の訴えは退けられた。
2012年4月、最高裁判所は福岡高裁の判決を退け、審理を差し戻すよう命じた。
生活保護において70歳以上の受給者に上乗せして支給される加算額。1960年代に設けられたが、2003年から制度の見直しが進められ、2006年までに全廃された。
老齢加算は、高齢者は他の世代よりも生活費が余計に必要であるという考えに立脚していた。加算額は地域によっても異なるが、おおむね月額1万5000円~1万8000円程度が上乗せして支給されていた。老齢加算を加えると基礎年金の満額支給を上回る場合もあったという。また、同一世帯に生活保護受給者に該当する70歳以上の高齢者が複数人いる場合、それぞれに対して老齢加算が支給される。
政府が老齢加算の廃止を決定・実施した後、全国9箇所で「老齢加算の廃止は憲法が保障する生存権の侵害にあたる」とし、行政の減額決定の取り消しを要求する訴訟が行われた。2010年6月に福岡高等裁判所の控訴審で原告が逆転勝訴した。他の8ヵ所では原告の訴えは退けられた。
2012年4月、最高裁判所は福岡高裁の判決を退け、審理を差し戻すよう命じた。