TPP(環太平洋経済連携協定)は、加盟国間で関税撤廃を主な目的とする多国間協定です。FTA(自由貿易協定)も同じく関税撤廃を主とする多国間協定または二国間協定です。
「TPPとFTAの違いは何か?」という疑問について、まずは「TPPはFTAの一種である」と答えることができます。
・TPP:ブルネイやシンガポールをはじめとする、環太平洋諸国の加盟国間で結ぶ自由貿易協定(FTA)。
・FTA:協定の締結国の間で、関税や投資に対する規制の一部または全部を緩和・撤廃する協定。
FTAの例の一つとしてTPPがあり、他にNAFTA(北米自由貿易協定)やASEAN(東南アジア諸国連合)があります。EU(欧州連合)もFTAの一種です。
FTAに似た協定として「EPA」(経済連携協定)があります。こちらはFTAと対比される概念で、規制緩和などを行う対象や内容が異なります。
新語時事用語辞典とは?
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2012年4月18日水曜日
NGSP
別名:National Glycohemoglobin Standardization Program
糖尿病の診断に用いられる「HbA1c値」を示す指標。国際標準として用いられている。
日本ではHbA1c値の指標として、これまでJDS(Japan Dia-betes Society)値と呼ばれる独自指標を主に使用してきた。従来、NGSPとJDSの示す数値は同じものとして扱われてきたが、JDSの指標を用いた場合の値はNGSPに対して0.4パーセントのずれがあることが判明した。日本糖尿病学界は検討の上で国内でもNGSPに移行していく方針を固め、臨床と学術の両面において漸次移行していくこととした。
関連サイト:
日常臨床及び特定健診・保健指導におけるHbA1c国際標準化の基本方針及びHbA1c表記の運用指針 Ver.5.0(2012-4-11修正) - 日本糖尿病学会
糖尿病の診断に用いられる「HbA1c値」を示す指標。国際標準として用いられている。
日本ではHbA1c値の指標として、これまでJDS(Japan Dia-betes Society)値と呼ばれる独自指標を主に使用してきた。従来、NGSPとJDSの示す数値は同じものとして扱われてきたが、JDSの指標を用いた場合の値はNGSPに対して0.4パーセントのずれがあることが判明した。日本糖尿病学界は検討の上で国内でもNGSPに移行していく方針を固め、臨床と学術の両面において漸次移行していくこととした。
関連サイト:
日常臨床及び特定健診・保健指導におけるHbA1c国際標準化の基本方針及びHbA1c表記の運用指針 Ver.5.0(2012-4-11修正) - 日本糖尿病学会
仕組債
読み方:しくみさい
別名:仕組み債
債権のうち、一般債権とは異なる何らかの特殊な仕組みを持っている債権を総称した語。債権と金融派生商品を組み合わせて、通常よりも高い利回りが期待できたり、投資家の要望に合わせて満期や期間を調整したりといった、多種多様な効果を付与することができる。
仕組債は、一般債権にはない独自のメリットを持つ一方で、一般債権のデメリットと仕組債に固有のデメリットの両方を持ったハイリスク・ハイリターンな金融商品とされている。
関連サイト:
「仕組債」とは? そもそも「仕組債」とはどのような債券ですか? - 日本証券業協会
別名:仕組み債
債権のうち、一般債権とは異なる何らかの特殊な仕組みを持っている債権を総称した語。債権と金融派生商品を組み合わせて、通常よりも高い利回りが期待できたり、投資家の要望に合わせて満期や期間を調整したりといった、多種多様な効果を付与することができる。
仕組債は、一般債権にはない独自のメリットを持つ一方で、一般債権のデメリットと仕組債に固有のデメリットの両方を持ったハイリスク・ハイリターンな金融商品とされている。
関連サイト:
「仕組債」とは? そもそも「仕組債」とはどのような債券ですか? - 日本証券業協会
ゼロゼロ物件
読み方:ゼロゼロぶっけん
賃貸物件のうち敷金・礼金が共に0円の物件を指す通称。敷金ゼロ+礼金ゼロの意。
賃貸住宅を契約する際、一般的に、賃料支払いの保証や原状回復費などの意味を持つ「敷金」と、家主への謝礼の意味を持つ「礼金」を支払う必要がある。敷金・礼金はそれぞれ月額家賃と同程度か、場合によっては2~3ヵ月分に設定されている場合が多く、転居する際の大きな経済的障壁となりうる。この意味でゼロゼロ物件は、初期費用が安く入居しやすい条件であると認識されることが多い。
ゼロゼロ物件は、単に格安・お得な物件であるというわけではなく、保証の意味合いを持つ敷金を受け取らないリスクを、他の方法で解消しているだけだと指摘する見方もある。他の諸費用で敷金に相当するだけの費用が徴収される例もあれば、家賃の支払いが少しでも滞ると立ち退きを迫られ、強制的に鍵を交換されるといった事例も発生している。
賃貸物件のうち敷金・礼金が共に0円の物件を指す通称。敷金ゼロ+礼金ゼロの意。
賃貸住宅を契約する際、一般的に、賃料支払いの保証や原状回復費などの意味を持つ「敷金」と、家主への謝礼の意味を持つ「礼金」を支払う必要がある。敷金・礼金はそれぞれ月額家賃と同程度か、場合によっては2~3ヵ月分に設定されている場合が多く、転居する際の大きな経済的障壁となりうる。この意味でゼロゼロ物件は、初期費用が安く入居しやすい条件であると認識されることが多い。
ゼロゼロ物件は、単に格安・お得な物件であるというわけではなく、保証の意味合いを持つ敷金を受け取らないリスクを、他の方法で解消しているだけだと指摘する見方もある。他の諸費用で敷金に相当するだけの費用が徴収される例もあれば、家賃の支払いが少しでも滞ると立ち退きを迫られ、強制的に鍵を交換されるといった事例も発生している。