新語時事用語辞典とは?
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2012年5月7日月曜日
歳入庁
読み方:さいにゅうちょう
徴税をつかさどる行政機関。米国歳入庁(IRS)を指す場合も多いが、2012年5月現在、国内ではもっぱら、政府が「社会保障と税の一体改革」の構想の一部として設置を検討している機関を指すことが多い。
歳入庁は、国税庁や年金機構などの機関における徴収の機能をもっぱら受け持つ機関として想定されている。税と保険料を一体的に扱うことで、窓口の一元化や手続きの簡素化、それによる徴収率の向上などが図られる。
歳入長の設置に関する議題は、2012年4月17日に中間報告としてまとめられ、政調役員会で了承された。中間報告には歳入庁設置を見送る案も含まれている。
関連サイト:
歳入庁設置について(中間報告)が社会保障と税の一体改革調査会及び政調役員会で了承 - 民主党広報委員会
徴税をつかさどる行政機関。米国歳入庁(IRS)を指す場合も多いが、2012年5月現在、国内ではもっぱら、政府が「社会保障と税の一体改革」の構想の一部として設置を検討している機関を指すことが多い。
歳入庁は、国税庁や年金機構などの機関における徴収の機能をもっぱら受け持つ機関として想定されている。税と保険料を一体的に扱うことで、窓口の一元化や手続きの簡素化、それによる徴収率の向上などが図られる。
歳入長の設置に関する議題は、2012年4月17日に中間報告としてまとめられ、政調役員会で了承された。中間報告には歳入庁設置を見送る案も含まれている。
関連サイト:
歳入庁設置について(中間報告)が社会保障と税の一体改革調査会及び政調役員会で了承 - 民主党広報委員会
高縄石
読み方:たかなわいし
別名:タカナワアイト
愛媛県松山市で新たに発見された鉱物。高縄山にちなんで高縄石と名づけられ、国際鉱物学連合から新鉱物の認定を受けた。
高縄石はイットリウム、タンタル、ニオブからなる酸化物で、花崗岩に含まれている。含有成分のイットリウムはレアアースの一種で、タンタルはレアメタルの一種である。いずれも先端産業に不可欠の元素として利用されている。
高縄石は2001年の芸予地震を契機として採取されていたが、未知の鉱物であるとは思われず詳細な調査が行われていなかった。東日本大震災が発生した際に詳細を調査する機会があり、新鉱物であることが分かったという。
関連サイト:
レアアースの新鉱物発見 東大など、松山市の山地 - MSN産経ニュース 2012年5月6日
別名:タカナワアイト
愛媛県松山市で新たに発見された鉱物。高縄山にちなんで高縄石と名づけられ、国際鉱物学連合から新鉱物の認定を受けた。
高縄石はイットリウム、タンタル、ニオブからなる酸化物で、花崗岩に含まれている。含有成分のイットリウムはレアアースの一種で、タンタルはレアメタルの一種である。いずれも先端産業に不可欠の元素として利用されている。
高縄石は2001年の芸予地震を契機として採取されていたが、未知の鉱物であるとは思われず詳細な調査が行われていなかった。東日本大震災が発生した際に詳細を調査する機会があり、新鉱物であることが分かったという。
関連サイト:
レアアースの新鉱物発見 東大など、松山市の山地 - MSN産経ニュース 2012年5月6日
超低周波地震
読み方:ちょうていしゅうはじしん
通常の地震と比べて地盤が異様にゆっくりと滑り、断層がゆっくりと破壊される地震。いわゆる「低周波地震」よりも滑りが遅く、高周波成分をほとんど含まない地震。
超低周波地震における地震動は、断層の中で破壊が進行する速度が非常に遅い点に特徴がある。通常の周波数の地震であれば、マグニチュード4クラスなら1秒程度で地殻破壊が終わるが、超低周波地震として観測された地震は30秒から100秒程かかっていることが観測された。
超低周波地震は東南海地震の震源域で発見された。海洋プレートと大陸プレートの境に位置する海溝付近の海域で、従来は地盤の固着が弱いため地震が発生しないと考えられていた。
2012年5月7日に海洋研究開発機構と東京工業大学、東京大学が超低周波地震の発生メカニズムを明らかにした旨の共同プレスリリースを発表した。この成果により、これまで実態が不明だった津波地震の原理を解明できる可能性があるという。
関連サイト:
海溝付近のプレート境界面をゆっくり滑る地震の発生メカニズム - 独立行政法人海洋研究開発機構 2012年 5月 7日
超低周波地震の発見 - 独立行政法人 防災科学技術研究所
通常の地震と比べて地盤が異様にゆっくりと滑り、断層がゆっくりと破壊される地震。いわゆる「低周波地震」よりも滑りが遅く、高周波成分をほとんど含まない地震。
超低周波地震における地震動は、断層の中で破壊が進行する速度が非常に遅い点に特徴がある。通常の周波数の地震であれば、マグニチュード4クラスなら1秒程度で地殻破壊が終わるが、超低周波地震として観測された地震は30秒から100秒程かかっていることが観測された。
超低周波地震は東南海地震の震源域で発見された。海洋プレートと大陸プレートの境に位置する海溝付近の海域で、従来は地盤の固着が弱いため地震が発生しないと考えられていた。
2012年5月7日に海洋研究開発機構と東京工業大学、東京大学が超低周波地震の発生メカニズムを明らかにした旨の共同プレスリリースを発表した。この成果により、これまで実態が不明だった津波地震の原理を解明できる可能性があるという。
関連サイト:
海溝付近のプレート境界面をゆっくり滑る地震の発生メカニズム - 独立行政法人海洋研究開発機構 2012年 5月 7日
超低周波地震の発見 - 独立行政法人 防災科学技術研究所