新語時事用語辞典とは?

2012年5月10日木曜日

竜巻注意情報

読み方:たつまきちゅういじょうほう

竜巻あるいはダウンバーストのような、強い突風が発生するおそれがある、と注意を呼びかける情報。「今、竜巻が発生しやすい気象状況になっている」旨を広く知らせるもの。

竜巻は大雨や雷などに比べて現在の気象観測技術では発生予測が困難であるとされる。「雷注意報」などの「注意報」は、一般的に気象予報として扱われるが、竜巻注意情報については一般的に気象情報として扱われる。

関連サイト:
竜巻注意情報とは - 気象庁
竜巻から身を守る~竜巻注意情報~ - 気象庁

指定管理者

読み方:していかんりしゃ

地方自治体などが公の施設の運営を、企業や非営利法人といった民間事業者に委託する制度、および、同制度によって指定された法人その他の団体。

指定管理者は地方自治法の一部改正により、2003年から導入可能となった。委託は期間を特定した上で行われる。指定管理者の制度により、民間事業者が培ってきた知識・ノウハウが運営に活かされ、公共施設を設置したそもそもの目的の効果的・効率的な実現が期待できる。サービスの品質向上とともに経費削減も期待できる。

例えば、2012年現在、横浜市が運営する「横浜美術館」は横浜市芸術文化振興財団、三菱地所ビルマネジメントなどの事業者に委託され、共同運営されている。久良岐公園内にある能舞台「久良岐能舞台」は、劇場・ホール運営などを手がけるシグマコミュニケーションズに委託されている。

2012年5月、佐賀県武雄市は、市内の公立図書館の運営をレンタルCD・DVD店「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブに委託すると発表した。

関連サイト:
指定管理者制度/市民利用施設(文化施設) - 横浜市