新語時事用語辞典とは?

2012年5月16日水曜日

全量直接処分

読み方:ぜんりょうちょくせつしょぶん

使用済み核燃料の扱い方のうち、再処理の工程にまわすことはなく、すべて地層処理などの処分を行うこと。

全量直接処分は、内閣府に設置された「原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会」が核燃料サイクルの見直し・検討案として提示されている考え方の一つである。「全量直接処分」の他に「全量再処理」、および再処理・直接処分を半々で実施する折衷案が主に提示され、2012年5月15日現在、比較検討が進められている。

関連サイト:
内閣府原子力委員会

全量再処理

読み方:ぜんりょうさいしょり

使用済み核燃料の扱い方のうち、使用済み核燃料すべてを再処理の工程にまわし、再び核燃料を取り出すこと。

全量再処理は核燃料サイクルの見直し・検討案として提示されている考え方の一つで、「全量直接処分」や、再処理・直接処分を半々で実施する折衷案などと比較されている。「全量直接処分」は、使用済み核燃料を全て、再処理を行わずに地層処分などの工程にまわすことを指す。

2012年5月現在、内閣府に設置された「原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会」が、核燃料サイクルのあり方について見直しを進めている。全量再処理は、全量直接処分よりも数兆円ほど総コストがかかると試算されている。

関連サイト:
内閣府原子力委員会

ロブマ1鉱区

読み方:ロブマいちこうく
別名:ロブマオフショアエリア1鉱区
英語:Mozambique's Offshore Area 1 of the Rovuma

モザンビークの北部にあるガス田・ロブマ鉱区の区画の一つ。三井物産が出資し20パーセントの権益を保有している。

三井物産は2008年に権益を取得している。他には、米国のアナダルコが約36パーセント、インド国営石油会社が10パーセントの権益を保有している。2012年現在は探査中であり、2013年中に開発を決定すると計画されている。

2012年5月15日、ロブマ鉱区は全体で世界最大規模の埋蔵量があることが判明したと、産経新聞などが伝えた。総埋蔵量はオーストラリア西の沖合いにあるガス田の採掘プロジェクト「ゴーゴンプロジェクト」を上回るという。

関連サイト:
 Rovuma Offshore Area - Anadarko Petroleum Corporation
三井物産探査、モザンビークのガス田 埋蔵量世界最大級 LNG安定調達に道 - MSN産経ニュース 2012年 5月「16日

KAPLA

オランダのトム・ブリューゲンが考案した白木の板の積み木。「カプラ」と読む。サイズや比率が厳密に測られ、統一されている。

KAPLAのピースには接合部分や接着面がなく、単純に積み重ねて遊ぶ。自由度が高く、大掛かりで複雑な城やドームなども作ることができる。そのため、大人のファンも多い。

関連サイト:
KAPLA日本公式ホームページ

メタノール自動車

読み方:メタノールじどうしゃ
別名:メタノール車
別名:メタノールカー

燃料にメタノールを用いる自動車。低公害車、およびエコカーに含まれる。

メタノールはアルコール燃料の一種で、主に石炭や天然ガスなどから製造することができる。化石燃料を原料とするが、排気ガスに含まれる炭化水素や一酸化炭素の割合は低い。また、製造コストが安く、大量生産が可能である。

メタノール自動車は化石燃料を消費するなどの側面から、エコカーとして注目される機会は比較的少ないが、近年、バイオマス燃料として廃材からメタノールを合成する技術が確立し、再び評価されつつある。