新語時事用語辞典とは?

2012年5月17日木曜日

居眠り運転防止グッズ

読み方:いねむりうんてんぼうしグッズ
別名:居眠り運転防止用品
別名:居眠り運転防止装置

運転中の居眠りを防止するために使用される道具の総称。

具体的な商品の例としては、補聴器のように耳に掛けて首の傾斜を感知し、コクリとした場合にアラーム音を発する「ナップ・ヴァイーブ・プラス2」や、シート越しに脈を計測して心身の状態を判定し、居眠りの兆候が出始めた段階でアラームを発する「スリープバスター」などが紹介されている。

2012年4月に、児童集団登校への車突っ込み事故が連続して発生して以降、安価で手軽な「ナップ・ヴァイーブ・プラス2」は特に問合せが急増しているという。
関連サイト:
Sleep Buster(スリープバスター)

ナップ・ヴァイーブ・プラス2

別名:ナップ・ヴァイーブ・プラスII
英語:NAP VIEEB PLUS Ⅱ

頭の傾きを検知してアラームを発する、補聴器型の居眠り運転防止グッズ。タカノハが開発している。

ナップ・ヴァイーブ・プラス2は運転時に耳に装着して利用する。角度センサーが内蔵されており、一定角度の傾斜を感知すると警告音が出る。これでうつらうつらした際の眠気覚ましとなる。

2012年4月に「児童集団登校への車突っ込み事故」が連続して発生して以降、ナップ・ヴァイーブ・プラス2は売り上げが急増していると、スポーツ報知が伝えている。

関連サイト:
居眠り運転防止グッズがブーム!品薄状態続く

アリアン5

英語:Ariane 5

欧州各国が共同で設立した宇宙関連の研究機関・欧州宇宙機関(ESA)によって開発された、打ち上げ用ロケット。「アリアン4」の後継機として開発された。

アリアン5は1996年に最初に打ち上げられた。1999年には商用の打ち上げを開始している。2012年3月実施分までを含めて計61回の打ち上げが実施された。失敗回数は部分的に失敗した例を含めて計4回で、成功率は93~95パーセントである。15回目以降は、全て成功している。

2012年5月現在、アリアン5は商用打ち上げビジネスの市場で世界の多くのシェアを占めている。日本の打ち上げロケット「H2A」は2012年5月に初めて海外の商業衛星を打ち上げ、商用運用を開始するが、ロシアの「プロトンロケット」およびアリアン5がシェア拡大に向けての障壁とされている。

関連サイト:
Ariane 5 Overview - Arianespace

LRAD

読み方:エルラッド
別名:Long Range Acoustic Device
別名:長距離音響発生装置
別名:長距離音響装置

高い指向性を持つ強力な音波を発する音響装置。長距離にピンポイントに音を到達させることができる。

LRADは130デシベル以上の大音圧、大規模エンジン並みの音を発し、全方位でなく特定方向にのみ飛ばすことができる。遠方から警告のメッセージを発したり、災害発生現場に離れた位置から避難指示を出したり、あるいは鳥除けに用いたりと、用途は幅広い。

LRADは、いわゆる音響兵器としても用いられている。殺傷能力の低さが特徴であり、大量の音を浴びせることで集中力や戦闘意欲を殺ぐ効果があるとされる。