ドクターヘリ

英語：Doctor-Heli

救急医療専用ヘリコプター。救急医療のために必要とされる機器や医薬品を積み、専門の救急医や看護師を乗せて救急現場へ向かう。救急車のヘリコプター版と言える。

ドクターヘリは、時速200キロメートル超の速度で飛ぶことができる。救急車のように道路や他の自動車に制限されることがなく、迅速に移動できる。半径50キロメートル圏なら15分以内で現場に到着して救命治療を開始し、30分以内に医療機関へ戻り本格的治療を開始することが可能であるという。

ドクターヘリの難点としては、着陸場所にある程度の制約が生じ、どこにでも離着陸できるわけではない点、また、安全性を確保する観点から濃霧や強風といった気象条件のもとでは運行できないといった制約が挙げられる。

なお、ドクターヘリは一般人が直接要請することはできず、消防機関が必要に応じて要請する仕組みとなっている。

オスプレイ搬入計画

読み方：オスプレイはんにゅうけいかく

アメリカ海軍が保有する輸送機「MV22 オスプレイ」を基地へ搬入する計画。

2011年6月には沖縄県の普天間飛行場（普天間基地）へオスプレイを配備する計画が持ち上がった。2012年7月10日現在、山口県岩国市の岩国飛行場（岩国基地）へ配備する計画が進められている。

2012年7月10日時点では、普天間基地にも岩国基地にも、オスプレイは配備されていないものの、7月2日に米国からオスプレイを積載した輸送船が岩国基地に向けて出港しており、配備はすでに秒読み段階とされる。オスプレイを積載した輸送船は7月24日にも日本に到着する見込みである。

絶滅危惧言語

読み方：ぜつめつきぐげんご
別名：危機言語
英語：Endangered language

話者がいなくなることで消滅する危険が高い言語。

世界には、数え方にもよるが6000を超える種類の言語が存在すると言われている。UNESCOは、そのうち半数は、21世紀末頃までに失われるだろうと推測している。文字を持たない言語や文書の残っていない言語が失われれば、話者だけでなく、言語の中に受け継がれた先祖代々の知恵なども失われることになる。

検索エンジンを提供するGoogleは、2012年6月に絶滅危惧言語び保存を支援する「Endangered Language Project」と呼ばれるプロジェクトを立ち上げた。Endangered Language Projectで言語に関するデータを包括的に管理し、後世に伝えることを主な使命としている。

関連サイト：
Endangered languages - UNESCO
Endangered Languages Project

地域がん登録

読み方：ちいきがん登録
別名：地域ガン登録
別名：地域癌登録

がん患者の正確な罹患統計を取ることを主な目的として推進されている取り組み。がん患者に届出させることにより、がんの実態を把握し、がん医療の向上や予防推進などの活動に役立てることを最終的な目的とする。

関連サイト：
地域がん登録 - 独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター