新語時事用語辞典とは?

2012年7月25日水曜日

濃飛横断自動車道

読み方:のうひおうだんじどうしゃどう
別名:濃飛横断自動車道路


岐阜県下呂市を経由して郡上市と中津川市を結ぶ自動車道。地域高規格道路に分類される。2012年7月25日に、約5キロメートルの区間が開通し、開通式が催された。

走出去

読み方:ゾーチューチー
読み方:ゾーチューチュイ
別名:走出去政策
別名:走出去戦略

中国における積極的な海外進出を意味する語。中国企業による海外への投資や、中国の企業トップや指導者などによる外遊・外交活動などを指す。

走出去による中国の海外への投資額は、2000年前後より顕著に増加し始め、2000年代半ば以降に爆発的に増加している。『中国経営管理研究』第6号におけるレポートによれば、中南米やアジア諸国を中心に、世界160ヵ国以上への海外投資を行っているという。

走出去の主な目的は海外市場の獲得やエネルギー資源の獲得などであるとされる。走出去に対して、海外投資を受けることを中国では「引進来」という。

関連サイト:
中国の「走出去」、一層活発化 競合でなく協調の機会に - 国際協力銀行
中国企業の「走出去」戦略及び海外進出の現状と課題 - 中国経営管理学会

南海諸島

読み方:なんかいしょとう

南シナ海に散在する島々の総称。南沙諸島や東沙諸島、黄岩島などの島々からなる。

南シナ海は中国、ベトナム、フィリピンなどの国々に囲まれている。南シナ海の海域には豊富な地下資源の存在が見込まれていることもあり、南海諸島は周辺の国々によって領有権争いが行われている。南海諸島の領有権をめぐる一連の問題は「南シナ海問題」とも呼ばれている。

東沙諸島

読み方:とうさしょとう
別名:プラタス諸島
別名:東沙群島
英語:Pratas Islands

南シナ海にある島嶼の一つで、南海諸島の北側に位置する群島。主に東沙島、北衛灘、南衛灘などにより構成されている。

東沙諸島は、一般的には台湾が実効支配していると認識されている。台湾は東沙諸島を「東沙環礁国家公園」に指定し、国立公園として管理している。

関連サイト:
東沙環礁國家公園

被ばく事故

読み方:ひばくじこ
別名:被曝事故

人が放射線を浴びてしまう事故の総称。原子力施設や放射線治療を行う医療施設において、装置の故障や操作ミスなどによって発生する場合、あるいは、放射線源が盗まれるなどして人の手に渡ることで発生する場合などがある。

国内における被ばく事故の代表的な例として、1999年に発生した東海村JCO臨界事故がある。核燃料の加工過程において、規則を無視した操作を行っていたことで、炉外で臨界状態が発生し、近くにいた作業員が外部被ばくした。

世界の被ばく事故の事例の中には、放射線源が持ち出されることによって被ばく者を生じさせるケースがある。ブラジルのゴイアニアでは1987年に病院跡から放射線源のセシウムが持ち出され、4人を死亡させている。

関連サイト:
緊急被ばく医療ポケットブック - 緊急被ばく医療研修のホームページ

ラジャスタン原発

読み方:ラジャスタンげんぱつ
別名:ラジャスタン原子力発電所
別名:ラージャスターン原発
別名:ラージャスターン原子力発電所
別名:ラワトバタ原発
英語:Rajastan Atomic Power Station
英語:RAPS

インドのラジャスタン州・ラワトバタ(Rawatbhata)にある原子力発電所。インド原子力公社が運営している。

ラジャスタン原発は1960年代に建設が開始された。1973年に1号機が運転を開始している。2012年7月現在、原子炉は6号機まで設置されており、7号機と8号機が建設中である。

ラジャスタン原発では、加圧重水炉と呼ばれる原子炉の方式が採用されている。加圧重水炉は減速材に重水を使用するため、放射性トリチウムが発生するリスクを持っている。

2012年6月29日、ラジャスタン原発で原発作業員が点検作業中に放射性トリチウムを吸い込んで内部被曝する事故があったと報道された。翌7月にも新たに数名の作業員が点検作業中に被曝したと報道されている。

関連サイト:
Nuclear Power Corporation of India Ltd.(インド原子力公社)

ベストファーザー賞

読み方:ベストファーザーしょう
別名:ベスト・ファーザーイエローリボン賞

「日本で最も素敵なお父さん」を選出する表彰制度。日本メンズファッション協会、日本ファーザーズ・デイ委員会が共同で主催し、経済産業省などが後援している。

ベストファーザー賞は各界の著名人のうち、明るい家庭作り、厳格な躾、子供のよき理解者、といった素敵な父親像を体現している人物に贈られる。1982年に第1回の授賞式が開催され、2011年で第30回を迎えた。

ベストファーザー賞の過去の主な受賞者には、伊丹十三、長嶋茂雄、関口宏、手塚治虫、千代の富士、王貞治、ケント・デリカット、稲盛和夫、つるの剛士らがいる。

関連サイト:
ベストファーザー賞