新語時事用語辞典とは?

2012年8月1日水曜日

対称脅威

読み方:たいしょうきょうい
英語:symmetric threat

安全保障上の概念のうち、「国家対国家」というような、互いが対称の関係にある組織体における脅威を指す語。「非対称脅威」に対する概念として用いられる。

対称脅威に対して、非対称脅威は、国家と非国家体のように非対称な関係における脅威を指す。テロリズムやサイバー攻撃、大量破壊兵器の使用などが非対称脅威の手段とされており、近年の新たな問題とされている。

非対称脅威

読み方:ひたいしょうきょうい
別名:非対称的脅威
英語:asymmetric threat

主に国家の防衛・安全保障に関する概念のうち、国家でない組織を対象とする脅威のこと。「国家対国家」という対称の関係ではなく、「国家と非国家体」という非対称な関係における脅威。

非対称脅威は、一般的には、より脆弱な組織がより強大な力を持つ組織(国家)に対して行う攻撃の脅威である。手段を選ばず、奇襲に近い方法が取られることが多い。

非対称脅威の代表的なものとして、テロ行為が挙げられる。必ずしも武力を駆使するとは限らず、サイバー攻撃や、塩素ガスなどの化学物質を使用して飲料水や動植物を汚染するなどの攻撃も非対称脅威に含まれる。

関連サイト:
平成24年版防衛白書の刊行に寄せて - 平成24年版 防衛白書

北関東磐越5県知事会議

読み方:きたかんとうばんえつごけんちじかいぎ
別名:北関東磐越五県知事会議

北関東および磐越地方5県の知事が集まって行われる会議。茨城県、栃木県、群馬県、福島県、新潟県の5県が参加する。

北関東磐越5県知事会議では、主に経済の活性化や地域振興、防災といった事柄について、県の境界を越えた広域連携のための協議が行われる。2004年から毎年実施されているが、2011年は東日本大震災の影響で実施が見送られている。

関連サイト:
第8回 北関東磐越五県知事会の開催 - 新潟県 2012年7月24日

カフェイン汚染

読み方:カフェインおせん
別名:カフェインによる汚染

水中に含まれるカフェインの濃度が異常に高まっている状態を環境汚染の一種として捉えた語。

ナショナルジオグラフィック ニュース(National Geographic News)は、太平洋の米国オレゴン州沿岸の海域において通常よりも高濃度のカフェインが検出されたという研究成果を紹介している。カフェイン汚染は地中海や北海などでも見られるという。

カフェイン汚染が環境に直接もたらす影響は不明であるが、下水などを通じて海洋に異物が流れ出ている指標としての意義があるという。

関連サイト:
オレゴン沖で高濃度のカフェインを検出 - ナショナルジオグラフィック ニュース 2012年7月31日

LOCOG

別名:ロンドンオリンピック・パラリンピック組織委員会
別名:ロンドンオリンピック組織委員会
別名:ロンドン五輪組織委員会
英語:The London Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games

2012年ロンドンオリンピックの運営を行っている委員会。英国政府や英国オリンピック委員会などにより設立された。中距離走の元金メダリスト、セバスチャン・コー(Sebastian Coe)が会長を務める。