新語時事用語辞典とは?

2012年8月8日水曜日

ゲイルクレーター

別名:ゲイル
英語:Gale
英語:Gale Crater

火星にあるクレーターの一つ。直径約154キロメートル。「シャープ山」の呼び名で知られるアイオリス山(Aeolis Mons)がある。

NASAの火星探査機「キュリオシティ」は、2012年8月にゲイルクレーター内に着陸した。着陸時に撮影された写真には、シャープ山の山容が写っている。

シャープ山

読み方:シャープさん
別名:アイオリス山
別名:Aeolis Mons
英語:Mount Sharp
英語:Mt. Sharp

火星のゲイル・クレーター内にある山。クレーター底部からの高さが約5500メートルある。

ゲイル・クレーターは、NASAの火星探査機「キュリオシティ」(Curiosity)の探査地点となっている。2012年8月にキュリオシティが火星表面への着陸に成功した際、撮影された写真には、シャープ山が写っている。

シャープ山の正式名称は「Aeolis Mons」であり、シャープ山の呼び名は主にNASAが用いている通称である。名称の由来は、惑星科学を基礎づけた功績を持つ地理学者ロバート・シャープ(Robert P. Sharp)に因んでいるという。

なお、火星の山としては、なだらかな傾斜ながら高さが25キロメートル以上ある太陽系最大の火山「オリンポス山」などがよく知られている。

関連サイト:
'Mount Sharp' on Mars Compared to Three Big Mountains on Earth - NASA(英語)

β2アドレナリン受容体

読み方:ベータツーアドレナリンじゅようたい
別名:ベータ2アドレナリン受容体
別名:β2アドレナリン受容体遺伝子
英語:β2 Adrenergic Receptor
英語:β2 AR

アドレナリン受容体の一種で、筋肉の収縮などに関与していると考えられている遺伝子。

β2アドレナリン受容体に変異があると、基礎代謝が活性化されると考えられている。そのため、通常に比べて肥満になりにくいという。

アドレナリン受容体はα1、α2、β1~β3と複数種類に区分されるが、「β3アドレナリン受容体」に変異がある場合は、β2アドレナリン受容体とは逆に代謝作用を抑えて熱消費量を少なくするという。

β3アドレナリン受容体

読み方:ベータスリーアドレナリンじゅようたい
別名:ベータ3アドレナリン受容体
別名:β3アドレナリン受容体遺伝子
英語:β3 Adrenergic Receptor
英語:β3 AR

アドレナリン受容体の一種で、基礎代謝に関与していると考えられている遺伝子。

β3アドレナリン受容体に変異がある人は、基礎代謝で消費されるエネルギー量が少ないとされる。通常のβ3アドレナリン受容体を持つ人に比べると、1日に約200キロカロリーほど代謝量が節約されると言われている。そのため、肥満になりやすい。
一般的に、日本人の3割ほどはβ3アドレナリン受容体に何らかの変異を持っており、太りやすい体質であると言われている。
アドレナリン受容体はα1、α2、β1~β3と複数種類に区分される。このうち「β2アドレナリン受容体」は、β3アドレナリン受容体とは逆に、代謝の活性化に関連するとされる。

UCP1

別名:脱共役タンパク質1
別名:サーモゲニン
英語:Uncoupling Protein 1
英語:Thermogenin

ミトコンドリア内にあるたんぱく質の一種。細胞膜の内膜において脂肪を燃焼させ熱を生み出すはたらきを持つ。「サーモゲニン」の名称でも知られる。