新語時事用語辞典とは?

2012年9月13日木曜日

漁業取締船

読み方:ぎょぎょうとりしまりせん

主に日本沿岸の漁場を監視し、不法に操業する漁船を摘発したり、違法に設置されている漁具を撤去したりといった取締り活動を業務として活動する船舶。水産庁や都道府県が主に運用している。

水産庁では6隻の漁業取締船を所有している他に、民間企業から30数隻の船舶を借り上げて取締船として運用している。2012年9月現在、水産庁は全国で39隻の漁業取締船を保有している。なお、船舶の他に航空機も漁業取締活動を行っている。

関連サイト:
水産庁漁業取締船と航空機 - 水産庁

2015年新韓日協定

読み方:にせんじゅうごねんしんかんにちきょうてい

1965年に日韓協定(日韓請求権及び経済協力協定)が締結されてから50年を迎える2015年を節目として、新たに締結すべきであると韓国側が主張する、新たな日韓協定の構想。

韓国メディア・中央日報が2012年9月11日付けの日本語版記事において、「2015年新韓日協定が必要な理由」という題の提言を掲載した。筆者としては金玄基(キムヒョンキ)と署名されている。金玄基は中央日報日本支社の支社長である。

中央日報の記事によれば、協定の締結以来、慰安婦問題、竹島問題、賠償問題、国連安保理問題など、あらゆる問題ごとについて改めて交渉し、「大妥協」を実現する必要があるという。

35人学級

読み方:さんじゅうごにんがっきゅう

小中学校で1クラスの生徒数を35人までの少数構成にする指針、および、その指針に沿って構成された学級のこと。

1クラスの生徒数が少なければ少ないほど、個々の生徒にきめ細かい指導ができる。従来、小中学校における生徒数は40~50人の規模で編成されていたが、段階的に人数を少なくするよう見直しが進められている。

2012年9月、文部科学省は公立小学校の1年、2年を35人学級にした効果を顧み、小中学校の全学年を35人学級にする方針を固めたと発表した。

関連サイト:
少人数学級の実現 - 文部科学省

体育家庭教師

読み方:たいいくかていきょうし

体育を教える家庭教師。運動のしかたやコツなどを1対1で指導する。

例えば小学校低学年・中学年では、体育の授業で縄跳びや鉄棒の逆上がりなどを習うが、うまく行うにはコツが要る。これらを体育家庭教師の指導のもとで練習し、上手にできるようになることで、目標達成の喜びや、自信、前向きな姿勢の育成などが図られる。

体育家庭教師が受け持つ種目は事業者によっても異なるが、低学年向けのかけっこ、縄跳び、鉄棒をはじめ、マット運動、一輪車、水泳、球技、格闘技、ヨガなどさまざまである。指導対象も幼児から小学生、中学、高校、シニアまで幅広く対応している場合が多い。