新語時事用語辞典とは?

2012年9月26日水曜日

造幣局東京支局

読み方:ぞうへいきょくとうきょうしきょく

日本の独立行政法人造幣局が東京に設置した支局。豊島区東池袋に所在していたが、2012年9月、さいたま新都心に移設する方針が発表された。

造幣局によれば、豊島区の支局所在地一帯は、東日本大震災の発生を踏まえて防災公園を設置するなどの整備が検討されており、造幣局は移転先を探していたという。好適な移転先として、さいたま市大宮区が候補に上り、用地交渉を進めることを決めたと発表されている。

移転スケジュールとして、造幣局は2016年に造幣局東京支局の移転を完了して操業を開始する予定であるとしている。造幣東京博物館なども共に移転されるという。

なお、造幣局の本局は大阪府大阪市にある。

関連サイト:
東京支局の移転に向けた用地取得交渉の開始について - 造幣局

漁政

読み方:ぎょせい

中国農業部・漁業局の漁業監視船の名称。中国政府が公式に保有している。

漁政の位置づけは、日本における水産庁の漁業取締船にほぼ相当する。2012年半ばに尖閣諸島沖に出没した「漁政203」「漁政204」「漁政310」「漁政35001」などをはじめ、百数十隻の船舶が漁政として保有されているという。

なお、中国国家海洋局が保有する海洋監視船は「海監」という。

放水砲

読み方:ほうすいほう
別名:放水銃
別名:water cannon
別名:water gun

高圧で水を放出し、その水の勢いによって相手の行動を制限したり、威圧したりする装置。

放水砲は、高い水圧により身動きを取れなくする程度の威力はあるものの、生物に致命傷を与えるような殺傷能力がない。そのため、武力を用いずに暴徒などを鎮圧することができる。

放水砲は、警察組織が暴徒の鎮圧に使用したり、海上の巡視船が不審船に対して強い警告の意味で使用したりすることが多い。

エコテロリストとも呼ばれる反捕鯨団体・シーシェパードが日本の調査捕鯨に対して妨害活動を行った際には、しばしば放水砲による水の掛け合いが行われている。もっとも、シーシェパード側は酪酸の入ったビンを投げつけるなどの過激な行動も行っている。