新語時事用語辞典とは?

2012年11月14日水曜日

KABUTOM

読み方:カブトム

茨城県在住の高橋均氏が制作しているカブトムシ型のロボット。「RX-03」は全長11メートル、全高3
.6メートル、重量17トンにおよぶ巨大ロボットである。

KABUTOMは1997年から制作が開始されている。本業とは別に、趣味の一環として個人的に制作されている。「RX-03」は6本の足を動かして前進する。他にヘラクレスオオカブトのような角を持つ8輪車「ヘラクレスA-1」などもある。

2012年11月に開催された上田地域産業展では、KABUTOM RX-03が展示されデモンストレーションが行われた。ちなみに、RX-03は一度に7人まで乗ることができるという。

関連サイト:
KABUTOM公式ホームページ

生命之環

別名:生命の環

中国遼寧省に建設されている建築物。2012年11月現在、建設中であり、2013年5月に完成予定とされている。

2012年11月14日、レコードチャイナ日本語版が生命之環を紹介する記事を掲載した。同記事によれば、生命之環は直径150メートルの円環が地面に屹立するというデザインで、もっぱら観賞用だという。建築には10億円規模の費用がかかっているとされる。

関連サイト:
高さ150メートルの屹立するリング!12億円を注いだ奇抜建築、その用途は「鑑賞用」のみ―遼寧省 - Record China 2012年11月14日

RJCカーオブザイヤー

読み方:アールジェーシーカーオブザイヤー
別名:RJCCOTY

日本自動車研究者ジャーナリスト会議が年次で主催する、年間でもっとも優れた自動車を表彰するイベント。優秀車、優秀技術、および自動車関連の人物を選定して表彰している。

日本国内におけるカーオブザイヤー(COTY)としては、既によく知られている「日本カーオブザイヤー」が存在する。その上で、RJCカーオブザイヤーは「より透明性が高く公明正大なイヤーカー選びを実現するため」結成したとしている。

2011年RJCカーオブザイヤー・国産車部門では日産リーフが選ばれた。2012年RJCカーオブザイヤーには同じく日産の「ノート」が選ばれている。

関連サイト:
RJCカーオブザイヤー 表彰履歴 - 日本自動車研究者ジャーナリスト会議

2タカ硬貨

読み方:にタカこうか
別名:二タカ硬貨
別名:2タカ貨幣
別名:2バングラデシュタカ硬貨
英語:2 Taka coin

バングラデシュの通貨「タカ」で一般に流通している貨幣の単位。硬貨としては最も高額の貨幣である。

2タカ硬貨の素材はステンレススチールである。ちなみに日本の1円硬貨はアルミニウム製である。

2012年11月13日、財務省と造幣局はバングラデシュの中央銀行から2タカ貨幣5億枚の製造を受注したと発表した。外国の記念貨幣でない一般流通貨幣の製造を受注したのは戦後初であるという。

新2タカ硬貨のデザインはバングラデシュ初代大統領ムジブル・ラーマンの肖像と、バングラデシュの国章が刻印される。

関連サイト:
バングラデシュ中央銀行から2タカ貨幣の製造を受注しました(2012年11月13日) - 独立行政法人造幣局

揚子江カワイルカ

読み方:ようすこうカワイルカ
別名:揚子江河海豚
別名:ヨウスコウカワイルカ

揚子江に生息している、あるいはかつて生息していた、カワイルカの固有種。生息範囲は、揚子江の河口から1700キロメートル上流あたりと見られている。

カワイルカは大きな河川に生息し、淡水または汽水域を生息地とする。ガンジス川、インダス川、アマゾン川、ラプラタ川 などにそれぞれの固有種または亜種が生息している。

揚子江カワイルカは、1950年代に中国が「大躍進政策」のもとに経済的・産業的発展を進める中で、個体数を急激に減少させていった。複数のダム建設事業も個体数減少に拍車をかけたとされる。1980年代に揚子江カワイルカの捕獲・狩猟を法的に禁止しているが、1998年には確認できた個体は7頭のみとなっていた。

2006年には1ヶ月にわたり生息実態の調査を行ったが、揚子江カワイルカは1頭も確認できなかった。この翌年に揚子江カワイルカの絶滅が宣言されている。

揚子江には、揚子江カワイルカの他に揚子江スナメリとよばれるイルカの仲間が生息しているが、揚子江スナメリの絶滅も時間の問題であると見られている。