新語時事用語辞典とは?

2013年1月10日木曜日

枕法案

読み方:まくらほうあん

与党と野党が対立する重要法案に先行して審議される法案のこと。

枕法案は、野党が反対する重要法案の審議入りを遅らせることを目的として利用される。

法案の審議は、委員会に付託された順番で行われる。野党は、反対しない法案を真っ先に委員会に付託する。これにより、野党が反対する重要法案の審議入りする順番を後回しにすることができる。

野党は、重要法案の審議入りを遅らせるために、反対していない法案に時間をかけて審議を行う。

法人県民税

読み方:ほうじんけんみんぜい

法人が、県に対して納める税金のこと。

法人県民税は、個人の納める県民税や県民税利子割などと合わせて県の財源の1つになっている。

法人県民税を納める対象は、県内に事務所や事業所を持つ法人である。事務所や事業所がない場合でも、会社の寮や宿泊施設などがある場合には納税の対象になる。また、公益法人や、収益事業を行っている人格のない財団、社団についても法人とみなされて、法人県民税の納税対象になる場合もある。

法人県民税は、県の指定する法人区別により法人税割と均等割のどちらかが適用され、税額が決定される。なお、法人税割には超過課税をかけることができる。

関連サイト:
法人県民税・事業税について - 兵庫県
法人県民税・事業税・地方法人特別税 - 愛知県

法人都民税

読み方:ほうじんとみんぜい

法人が、都に対して納める税金のこと。

法人都民税は、個人の納める都民税や都民税利子割などと合わせて都の財源の1つになっている。

法人都民税を納める対象は、都内に事務所や事業所を持つ法人である。事務所や事業所がない場合でも、会社の寮や宿泊施設などがある場合には納税の対象になる。また、公益法人や、収益事業を行っている人格のない財団、社団についても法人とみなされて、法人都民税の納税対象になる場合もある。

法人都民税は、都の指定する法人区別により法人税割と均等割のどちらかが適用され、税額が決定される。なお、法人税割には超過課税をかけることができる。

関連サイト:
法人都民税 - 東京都

法人府民税

読み方:ほうじんふみんぜい

法人が、府に対して納める税金のこと。

法人府民税は、個人の納める府民税や府民税利子割などと合わせて府の財源の1つになっている。

法人府民税を納める対象は、府内に事務所や事業所を持つ法人である。事務所や事業所がない場合でも、会社の寮や宿泊施設などがある場合には納税の対象になる。また、公益法人や、収益事業を行っている人格のない財団、社団についても法人とみなされて、法人府民税の納税対象になる場合もある。

法人府民税は、府の指定する法人区別により法人税割と均等割のどちらかが適用され、税額が決定される。なお、法人税割には超過課税をかけることができる。

関連サイト:
法人府民税 - 大阪府

法人道民税

読み方:ほうじんどうみんぜい

法人が、道に対して納める税金のこと。

法人道民税は、個人の納める道民税や道民税利子割などと合わせて道の財源の1つになっている。

法人道民税を納める対象は、道内に事務所や事業所を持つ法人である。事務所や事業所がない場合でも、会社の寮や宿泊施設などがある場合には納税の対象になる。また、公益法人や、収益事業を行っている人格のない財団、社団についても法人とみなされて、法人道民税の納税対象になる場合もある。

法人道民税は、道の指定する法人区別により法人税割と均等割のどちらかが適用され、税額が決定される。なお、法人税割には超過課税をかけることができる。

関連サイト:
法人道民税 - 北海道

二酸化炭素の回収貯蔵

読み方:にさんかたんそのかいしゅうちょぞう
別名:二酸化炭素の回収貯留
別名:CO2回収貯蔵
別名:CO2回収貯留
英語:Carbon Dioxide Capture and Storage

二酸化炭素を大気中あるいは発生源から回収して、地中・水中などに隔離して貯蔵すること。二酸化炭素を安全・効率的に削減する技術として、開発が進められている。

二酸化炭素は地球温暖化の主要因とされており、京都議定書でも削減すべき温室効果ガスの一つに数えられている。特に化石燃料を採掘・燃焼する際には大量に発生し、急激にその濃度が上昇しているとされる。

二酸化炭素の回収貯蔵技術が確立されて実用化されれば、化石燃料から再生可能エネルギーへの転換をはじめとする既存の二酸化炭素削減方法に比べて大幅に効率的な二酸化炭素の削減が可能になると見られている。

関連サイト:
CCSとは - 日本CCS調査株式会社
CCS(CO2回収・貯蔵) - 石油資源開発株式会社

アウターライズ地震

読み方:アウターライズじしん
英語:outerrise earthquake

海溝の海側で発生する地震のこと。

「アウターライズ」とは、海溝の陸から見て外側(アウター)にある盛り上がった地形を指す語。プレートが下方向に曲がろうとして盛り上がったものである。

アウターライズ地震は外側の、陸地からは離れた場所で発生するため、陸地での揺れは比較的小さいものの、併発する津波は大規模なものになりやすいという特徴がある。

アウターライズ地震は、プレート境界型地震によって断層が破壊された影響で引き起こされることが多い。1933年に発生した昭和三陸沖地震は、その37年前に起きた明治三陸地震の影響を受けて発生した(正断層型の)アウターライズ地震だったと見られている。

東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の余震の中でもアウターライズ地震に該当する地震があったと見られており、今後の発生も懸念されている。陸での揺れが小さい余震でも、十分な警戒が必要であるという。

なお、アウターライズ地震では、震源が海洋プレートの浅い部分で発生したか、それとも深い部分で発生したかによって、発生のメカニズムが異なる。

海洋プレートが沈み込みはじめる浅い部分では伸張する応力がはたらいており、逆にプレートが沈み込む深い部分では押し合って圧縮する力がはたらいている。そのため、浅い部分では伸張したアウターライズが上に戻ろうとして正断層型地震を起こし、逆に深い部分では、下に突き抜けようとして逆断層型地震を起こす。

関連サイト:
アウターライズ地震 - 社団法人電力土木技術協会 技術用語