新語時事用語辞典とは?

2013年4月5日金曜日

メイストーム

別名:春の嵐
別名:5月の嵐
別名:五月の嵐

春先に吹く強い大風。

4月から5月にかけての時期は、急速に暖かくなって過ごしやすい季節であるが、冷たい空気と暖かい空気がぶつかり合って極端な空気の温度差が生じ、巨大な低気圧を発生させることがある。

春先に発生する強風を指す呼び名は「メイストーム」以外にもいくつかある。日本気象協会は「猛烈低気圧」などとも呼んでいる。

関連サイト:
台風並みの暴風となる「春の嵐」「メイストーム」 気象情報や警報・注意報に注意して安全対策を - 政府広報オンライン

JKリフレ

読み方:ジェーケーリフレ

「JK(女子高生)によるリフレクソロジー」の略。女子高校生の格好をした若い女性従業員が個室などでマッサージを行う店。

リフレクソロジーは本来、指圧により体のツボを刺激する健康法であるが、JKリフレでは単にマッサージとして、あるいは身体に触れる方法といった程度の意味である。個室や仕切りで区切られた空間内で、若い女の子と密着しながらお話する、といったコンセプトが売りとなっている。従業員の中には実際に未成年の者もおり、問題視されている。

ハロ・グレア現象

読み方:ハログレアげんしょう
別名:ハローグレア現象
別名:ハロー現象・グレア現象

光がにじんで見えたり、極端に眩しく見えたりする現象。レーシック手術を受けた後に発生しやすい現象として知られている。

ハロ・グレア現象は「ハロー現象」と「グレア現象」の総称である。ハロー現象は、光源のまわりに光のにじみのようなものが見える現象を指し、グレア現象は光源が通常以上に眩しく映る現象を指す。特に夜間や暗所で光を見た際に極端に生じやすいとされる。

レーシック手術は角膜の形状をレーザーで矯正することで視力回復を行う手法であるが、ハロ・グレア現象は、術後の角膜において光の屈折異常が発生することで生じるとされる。ハロ・グレア現象の程度や回復の度合いなどは、人によって異なるが、術後の時間の経過と共に、あるいは加齢と共に、わずかずつ回復していく場合が多いとされる。

猛烈低気圧

読み方:もうれつていきあつ

中心気圧の急速な低下により、ほぼ台風なみの強風を伴う、猛烈な低気圧。日本気象協会などが用いている呼称。

日本気象協会は2013年4月4日金曜に、週末6日から8日にかけての気象予報を発表した。低気圧が急速に発達し、また非常にゆっくりと進む気象条件が揃ったことにより、全国的に、台風接近時に匹敵する暴風の発生するおそれがあるという。この暴風を協会は「猛烈低気圧」と形容した。

「猛烈」や「猛烈な風」などの表現は、強風・暴風を形容する表現としてしばしば用いられる。急速に発達し猛烈な風を伴う低気圧は「爆弾低気圧」と呼ばれることもある。爆弾低気圧は24時間におよそ24hPa以上低下する温帯低気圧であるとされるが、この呼び名を気象庁は「使用を控える語」と区分としている。

関連サイト:
春の嵐が今年も襲来、“猛烈低気圧”に注意 - 日本気象協会
気圧配置 気圧・高気圧・低気圧に関する用語 - 気象庁

小型家電リサイクル法

読み方:こがたかでんリサイクルほう

携帯電話やデジタルカメラをはじめとする、いわゆる「小型家電」を対象として、リサイクル事業への参入を容易化するための法律。2013年4月に施行された。

小型家電リサイクル法は「家電リサイクル法」で指定された4品目に含まれなかったほぼすべての家電製品を含む。パソコン、AV機器、携帯電話、アイロン、扇風機、体重計、電子レンジなどが含まれる。家電リサイクル法における引き取り代金のような、消費者側にかかる費用負担は、小型家電リサイクル法では原則的に発生しない。

小型家電の回収は、市町村、あるいは、国の認可を得て「認定マーク」を掲示している事業者によって行われる。ちなみに、「政府広報オンライン」の案内によれば、町中を軽トラックなどで回って家電製品を回収している業者は、大半が廃棄物処理法に抵触する無認可事業者であるという。


関連サイト:
平成25年4月1日から使用済み小型家電のリサイクルが始まります - 政府広報オンライン