新語時事用語辞典とは?

2013年4月25日木曜日

間質性肺炎

読み方:かんしつせいはいえん
別名:肺線維症

肺において肺胞を支持する役割を持つ「間質」が病変し、呼吸機能の低下を招く病気。

間質は、肺胞を囲むように存在しており、肺胞が酸素を取り込み二酸化炭素を放出する機能を支えている。間質が炎症を起こして線維化することで、肺の収縮が妨げられ呼吸が苦しくなり、また肺胞の周りに張り巡らされている毛細血管と肺胞の密着度が低下することで、呼吸の効率が低下する。

間質性肺炎の原因として、感染症や特定薬物などが挙げられる。原因が明らかでない間質性肺炎は「特発性間質性肺炎」と呼ばれ、難病に指定されている。

関連サイト:
特発性間質性肺炎 - 難病情報センター

ヒョウヒダニ

別名:表皮蜱
別名:表皮ダニ

ダニの一種で、チリダニ科に属するヤケヒョウヒダニ、コナヒョウヒダニなどの総称。

ヒョウヒダニは人間の生活圏の中に多く生息する。室内のチリ、ホコリ、あるいは椅子や寝具などに潜む。ヒョウヒダニの糞や死骸はハウスダストに紛れ、アレルギーの原因となる。

ヒョウヒダニは開封後に常温保存した粉製品の中でも繁殖しやすいとされる。朝日新聞の2013年4月23日付記事では、自宅でお好み焼きを焼いて食べた親子がアレルギー症状を呈して病院の診療を受けたが、親子が食べたお好み焼き粉からは1グラムあたり2万2800匹ものヒョウヒダニが見つかったという。

関連サイト:
開封後の粉製品は早めの消費を! ~粉製品に繁殖したダニによる即時型アレルギー~ - 東京都福祉保健局 食品衛生の窓


インビザライン矯正

読み方:インビザラインきょうせい
別名:インビザライン
英語:invisalign

米国のAlign Technology, Inc.が開発した、マウスピースを用いた歯列矯正手法。

従来の一般的な歯列矯正ではワイヤーを装着・固定するのに対して、インビザライン矯正では透明なマウスピースを歯にあてがう形をとる。透明であるため目立たず、いつでも取り外し可能であるため食事や歯の手入れが十分にできるという利点がある。

インビザライン矯正では、患者の歯列と歯の動きをコンピュータシミュレーションによって算出し、マウスピースの形状を決定している。歯の移動にあわせて頻繁にマウスピースを取り替える必要がある。

関連サイト:
invisalign

日本ホビーショー

読み方:にほんホビーショー
英語:JAPAN HOBBY SHOW

一般社団法人日本ホビー協会が開催しているホビーの祭典・展示会。東京国際展示場(東京ビッグサイト)で毎春数日間開催される。

日本ホビーショーでは縫い物、編み物、ビーズアクセサリー、ぬいぐるみ、ハーブ、菓子、模型など、手芸・手作り趣味全般を広く対象とする。6つのカテゴリーに分類され、企業の展示・ワークショップや個人の作品展示などが行われる。

日本ホビーショーは1991年から開催されており、2013年4月の開催で23回目となる。2012年の来場者の9割は女性だったという。

関連サイト:
日本ホビーショー