新語時事用語辞典とは?

2013年5月1日水曜日

むずむず脚症候群

読み方:むずむずあししょうこうぐん
別名:むずむず足症候群
別名:むずむず脚
別名:ムズムズ脚症候群
別名:レストレスレッグ症候群

就寝時にじっとしていると、ふくらはぎなどがむずむずしたり痒みが生じたりといった違和感・不快感が生じ、眠りを妨げられる症状。

むずむず脚症候群による脚部の不快感は、足を動かすと治まる。起き上がって活動するとなんでもないのだが、再び就寝しようとするとやはり不快な感覚が現れる。このため、慢性的な不眠に陥り、生活リズムに変調を来たす場合が少なくない。

むずむず脚症候群は中高年に多く見られる症状とされる。睡眠薬による改善は見込めず、むしろ症状が悪化する場合もあるとされ、不眠と一括りにして扱われないよう注意を要する。

三保松原

読み方:みほのまつばら

静岡県静岡市、駿河湾の湾口に砂嘴として形成された三保半島の南側に位置する松原。5万本以上の松の林が広がる。日本三景に次ぐ景勝地として知られている。

三保松原は富士山からおよそ45キロメートルほど離れた位置にある。松林越しに見える富士山の眺めは絶景とされ、浮世絵の題材などとしても好まれた。1922年に三保松原は国指定文化財に指定されている。

2013年5月1日に、文化庁は、ユネスコの諮問機関として活動するイコモス(国際記念物遺跡会議)が富士山の世界遺産登録について審議した結果、登録を勧告すると評価したことを明らかにした。勧告にあたり、イコモスは三保の松原を文化遺産登録対象からは除くことを条件としたという。

関連サイト:
「富士山」の世界文化遺産推薦に係る推薦書(暫定版) - 文化庁