新出生前診断

読み方：しんしゅっしょうぜんしんだん、しんしゅっせいぜんしんだん
別名：母体血胎児染色体検査
別名：新型出生前診断
別名：無侵襲的出生前遺伝学的検査
別名：母体血細胞フリー胎児遺伝子検査

妊婦の血液検査によって胎児の染色体異常を検査をする診断。これまで行われていた羊水検査などに比べてリスクが少ないとされ、2013年7月現在、受診者が増加している。主に胎児にダウン症の可能性があるかどうかを診断するものである。

2013年以前は、主に羊水検査やエコー検査などの出生前診断が行われていた。羊水検査による診断は特に確定度が高いといわれている。

2013年4月から日本でも受けることが可能になった。新出生前診断は妊娠10週以降に受けることが一般的である。新出生前診断で陽性が出た場合でもそれが確定的な診断ではないとされ、診断を確定するために羊水検査を行うことが勧められている。

7月4日の日本経済新聞の記事によると、2013年4月に新出生前診断が始まってから同6月までに約1000人が新出生前診断を受診したとされている。高齢出産が増加したことなどによって新出生前診断を受診するこ妊婦が増加しているという。

関連サイト：
新・出生前診断の希望増加 ３カ月で1000人超受診 情報提供・説明の充実が不可欠 - 日本経済新聞

グリーン熱証書

読み方：グリーンねつしょうしょ

太陽熱やバイオマスをはじめとする再生可能エネルギーによって生じた熱資源を証書化したもの。その証書は市場で取引することができる。

グリーン熱証書を購入した事業者あるいは個人は、その証書を購入したことで環境価値のあるグリーン熱を利用したとみなされる。また、グリーン熱証書を発行した事業者や個人が収益を上げ、熱供給者に収益が流れることで、再生可能エネルギーの普及拡大につながるといわれている。

関連サイト：
グリーン熱証書制度とは - 東京都

ハカ

ニュージーランド、マオリ族の民族舞踊。ニュージーランドでは、冠婚葬祭やその他の式典など多くの場所で行われている。

元来ハカは、ニュージーランドの先住民族であるマオリ族が、戦いの前に相手を威嚇するために行っていた舞であり、英語ではハカを「War Cry」と呼ぶこともある。しかし現在では、相手に感謝の意や敬意を示す場合にもハカが行われる。

特に、ラグビーのニュージーランド代表が試合前にハカを行うことが有名である。これを模倣し、ラグビー以外の競技でもハカを行うチームもある。

トロイカ+1

読み方：トロイカプラスワン

鳩山由紀夫元首相、菅直人元首相、小沢一郎元代表の3人に、民主党参議院議長である輿石東氏を加えた4人を指して用いられる呼称、あるいはこの4人による、民主党の執行部の体制のこと。

「トロイカ体制」とは、3人の代表者によってその組織を指導、または運営する体制を指す。主にかつてのソビエト連邦政府の組織運営体制を指して用いられることが多く、レーニンやスターリンなどの死後に後継者の権力を分散する目的で、トロイカ体制が敷かれた。現代ではこれが転じて、3人の代表者によって運営される世界各地の組織体制を指して「トロイカ体制」という語が用いられるようになった。

2006年から2009年まで、小沢一郎代表、鳩山由紀夫幹事長、菅直人代表代行（役職はいずれも当時）の3人による民主党の組織運営体制をトロイカ体制と呼んでいた。後に、輿石東氏を加えた4者体制へと移行し、トロイカ+1と呼ばれるようになった。

アローヘッド

英語:arrowhead

東証の株式売買システムの名称。主に現物のオークション取引などを対象にしている。

東証によると、アローヘッドは高速性、信頼性、拡張性の3つの要素を備えているとされている。アローヘッドによって株価をはじめとする情報配信時間の高速化や、注文件数の拡張などが可能であるという。

特に注文の応答時間の高速性がアローヘッドの特徴といわれている。

関連サイト：
arrowheadとは - 東京証券取引所