別名:Western & Central Pacific Fisheries Commission
別名:中西部太平洋まぐろ類委員会
別名:中西部太平洋マグロ類委員会
西部太平洋および中部太平洋におけるマグロ等の高度回遊性魚類の漁業資源を保存・管理するための国際委員会。マグロやカツオなどの海洋資源のサステナビリティを維持確保するため必要な措置を取り決めたり国際協力を推進したりといった取り組みを主に行っている。
WCPFCは「西部及び中部太平洋における高度回遊性魚類資源の保存及び管理に関する条約」の発効により2004年に発足した。日本は2005年に加盟している。
近年では特にクロマグロの資源量の減少が危惧されており、クロマグロの若魚であるメジマグロを中心とした規制管理の強化などについて議論されている。
関連サイト:
WCPFC
西部太平洋まぐろ類委員会 - 外務省
新語時事用語辞典とは?
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まぐろ法
読み方:まぐろほう
別名:マグロ法
別名:鮪法
別名:まぐろ資源の保存及び管理の強化に関する特別措置法
水産資源としてのマグロの保存と管理、およびマグロ漁業の維持の強化するために制定された特別措置法。1996年に公布された。
まぐろ法では、国際機関との連携などを通じてマグロ資源保存管理の国際的な取り組みに積極的に協力すること、国際的に取り決めれられた管理措置を国内の漁業者に遵守させること、マグロの保管や資源量増加に資する事業や技術を支援すること、関連情報の収集などを趣旨とする。
また、マグロの漁獲や流通・加工を営む事業者に対して必要な情報を報告する義務を課し、無報告や虚偽の報告を行った者に対して罰則を科すことができるとしている。
2013年8月時点の水産庁の報告によれば、2000年から2010年までのマグロの漁獲量のうちおよそ98パーセントは、3歳以下の未成熟な若魚(メジマグロ)だったという。マグロの資源漁の低下はいっそう危惧されつつあり、メジマグロの漁獲規制を中心とした管理措置の強化などが議論されている。
関連サイト:
まぐろ資源の保存及び管理の強化に関する特別措置法 - e-Gov
別名:マグロ法
別名:鮪法
別名:まぐろ資源の保存及び管理の強化に関する特別措置法
水産資源としてのマグロの保存と管理、およびマグロ漁業の維持の強化するために制定された特別措置法。1996年に公布された。
まぐろ法では、国際機関との連携などを通じてマグロ資源保存管理の国際的な取り組みに積極的に協力すること、国際的に取り決めれられた管理措置を国内の漁業者に遵守させること、マグロの保管や資源量増加に資する事業や技術を支援すること、関連情報の収集などを趣旨とする。
また、マグロの漁獲や流通・加工を営む事業者に対して必要な情報を報告する義務を課し、無報告や虚偽の報告を行った者に対して罰則を科すことができるとしている。
2013年8月時点の水産庁の報告によれば、2000年から2010年までのマグロの漁獲量のうちおよそ98パーセントは、3歳以下の未成熟な若魚(メジマグロ)だったという。マグロの資源漁の低下はいっそう危惧されつつあり、メジマグロの漁獲規制を中心とした管理措置の強化などが議論されている。
関連サイト:
まぐろ資源の保存及び管理の強化に関する特別措置法 - e-Gov
メジマグロ
別名:メジまぐろ
別名:めじまぐろ
別名:めじ鮪
別名:めじ
メジマグロとは、クロマグロの幼魚(若魚)の通称。おおよそ3歳以下・体長1メートル以下、体重40キログラム以下。まだ生殖能力が備わらない未成熟魚を指す。
2013年8月22日に開催された「太平洋クロマグロの資源・養殖管理に関する全国会議」において水産庁が配布した資料によれば、2001年から2010年にかけて太平洋で漁獲されたクロマグロのうち、成魚は1.2パーセントで、98.8パーセントが0~3歳のメジマグロだったという。
未成熟なマジマグロの漁獲量増加は、おのずと成魚・親魚量の減少をも引き起こす。資源量の自力回復が困難になり、それでもメジマグロの漁獲を続ければ、クロマグロの資源量は深刻なレベルまで低下するおそれがある。
水産庁は同会議においてクロマグロ漁の管理強化。輸入情報管理、養殖業の管理といった措置を講じつつ、資源管理について議論していくとしている。
関連サイト:
太平洋クロマグロの管理強化の取組状況と今後の対応について - 水産庁 平洋クロマグロの資源・養殖管理に関する全国会議(平成25年8月22日)配布資料 1
別名:めじまぐろ
別名:めじ鮪
別名:めじ
メジマグロとは、クロマグロの幼魚(若魚)の通称。おおよそ3歳以下・体長1メートル以下、体重40キログラム以下。まだ生殖能力が備わらない未成熟魚を指す。
2013年8月22日に開催された「太平洋クロマグロの資源・養殖管理に関する全国会議」において水産庁が配布した資料によれば、2001年から2010年にかけて太平洋で漁獲されたクロマグロのうち、成魚は1.2パーセントで、98.8パーセントが0~3歳のメジマグロだったという。
未成熟なマジマグロの漁獲量増加は、おのずと成魚・親魚量の減少をも引き起こす。資源量の自力回復が困難になり、それでもメジマグロの漁獲を続ければ、クロマグロの資源量は深刻なレベルまで低下するおそれがある。
水産庁は同会議においてクロマグロ漁の管理強化。輸入情報管理、養殖業の管理といった措置を講じつつ、資源管理について議論していくとしている。
関連サイト:
太平洋クロマグロの管理強化の取組状況と今後の対応について - 水産庁 平洋クロマグロの資源・養殖管理に関する全国会議(平成25年8月22日)配布資料 1