読み方:だいよんのや
別名:第四の矢
別名:アベノミクス第4の矢
安倍晋三・第96代内閣総理大臣が推進する経済政策「アベノミクス」において主要方針とされる3策、通称「3本の矢」に加えて、第4の経済成長の動力として見込める要素を指す語。
2020年東京オリンピックの開催が決定した際、その見込まれる経済効果の規模から、オリンピック招致の成功が「第4の矢」とも形容された。
オリンピックの開催決定は、開催地となる東京を中心に、さまざまな分野で産業振興の効果をもたらし得る。競技場や宿泊施設、交通インフラなどを整備する需要が生まれ。関連産業には確たる見通しをもって投資ができるようになる。また、会期には多くの外国人観光客が訪れる。東京オリンピックの開催により得られる経済効果は、東京オリンピック招致委員会の試算によれば、およそ3兆円に上ると見込まれる。
アベノミクス3本の矢は、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略、の3点であった。オリンピック特需によって経済復興・経済成長に弾みがつくことを期待する声もある。
関連サイト:
安倍内閣の経済財政政策 - 内閣府
新語時事用語辞典とは?
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2020年東京オリンピック
読み方:にせんにじゅうねんとうきょうオリンピック
別名:2020年夏季オリンピック
別名:2020年夏季東京オリンピック
別名:第32回夏季オリンピック
別名:第32回夏季オリンピック大会
別名:2020年夏季オリンピック・パラリンピック
別名:第32回夏季五輪
別名:2020年東京五輪
2020年夏に開催される第32回夏季オリンピック大会、および第16回パラリンピック。開催地は日本・東京である。
2013年9月に開催地を決定する投票が行われ、東京での開催が決定した。オリンピックの東京開催は1964年の第18回大会以来56年ぶり、2度目となる。日本国内でのオリンピック開催は1972年札幌、1998年長野の冬季オリンピックを含め、夏冬合わせて4回目となる。
2020年夏季オリンピックの招致には東京とイスタンブール、マドリードが三ツ巴の争いを繰り広げた。トルコは文化の交差点としての魅力が評価される一方、2013年春から国内で発生している反政府デモにより治安を不安視する声があった。東京は東京電力福島第一原子力発電所における汚染水問題が解消していないという健康面での不安の声があった。マドリードは失業率の高さに顕著に見られる経済的不安に加え、欧州での開催が連続するという点などがネックとされた。
招致の最終選考では猪瀬直樹東京都知事、安倍晋三内閣総理大臣、皇族・高円宮妃久子および招致アンバサダー等がスピーチを行った。
別名:2020年夏季オリンピック
別名:2020年夏季東京オリンピック
別名:第32回夏季オリンピック
別名:第32回夏季オリンピック大会
別名:2020年夏季オリンピック・パラリンピック
別名:第32回夏季五輪
別名:2020年東京五輪
2020年夏に開催される第32回夏季オリンピック大会、および第16回パラリンピック。開催地は日本・東京である。
2013年9月に開催地を決定する投票が行われ、東京での開催が決定した。オリンピックの東京開催は1964年の第18回大会以来56年ぶり、2度目となる。日本国内でのオリンピック開催は1972年札幌、1998年長野の冬季オリンピックを含め、夏冬合わせて4回目となる。
2020年夏季オリンピックの招致には東京とイスタンブール、マドリードが三ツ巴の争いを繰り広げた。トルコは文化の交差点としての魅力が評価される一方、2013年春から国内で発生している反政府デモにより治安を不安視する声があった。東京は東京電力福島第一原子力発電所における汚染水問題が解消していないという健康面での不安の声があった。マドリードは失業率の高さに顕著に見られる経済的不安に加え、欧州での開催が連続するという点などがネックとされた。
招致の最終選考では猪瀬直樹東京都知事、安倍晋三内閣総理大臣、皇族・高円宮妃久子および招致アンバサダー等がスピーチを行った。
2020年オリンピック招致合戦
読み方:にせんにじゅうねんオリンピックしょうちがっせん
別名:2020年オリンピック・パラリンピック招致合戦
別名:2020年東京オリンピック招致合戦
2020年に開催が予定される第32回夏季オリンピックおよび第16回夏季パラリンピックを招致するため、開催地候補として名乗りを上げた各都市が繰り広げたロビー活動。最終的には東京が開催地に選ばれ、2020年東京オリンピックの開催が決定された。
開催地候補としては、アゼルバイジャンのバクー、カタールのドーハ、スペインのマドリード、トルコのイスタンブール、そして日本の東京の5都市が名乗りを上げた。いずれも各国の首都である。一次選考を経て、候補はスペイン、イスタンブール、東京の3都市に絞られた。
マドリード、イスタンブール、東京、の3都市は最終選考まで熾烈なロビー活動を繰り広げた。その情勢は最後まで互角と見られていた。
スペイン・マドリードは、王族でありセーリング競技でオリンピックに出場した経験もあるフェリペ皇太子がプレゼンテーションを行った他、国際オリンピック委員会(IOC)で会長を20年務めたサマランチの子息がIOCメンバーとしてスペイン招致を支持するなどの活動を展開した。他方、高い失業率などにみられる経済的不安要素がマイナス要因としてはたらいた。
トルコ・イスタンブールは好調な経済情勢に加え、キリスト教・イスラム教が混在する文化、イスラム圏での初開催の意義などをアピールし好感を得ていた。しかしながら2013年春に大規模な反政府運動が勃発し、治安面での不安要素が膨れつつあった。
東京は水道水が飲用できるほど衛生的で高度な生活インフラ、選手の移動に負担のない交通インフラ、および良好な治安などを主なアピールポイントとした。他面、2011年から対応活動の続く福島県の東京電力福島第一原子力発電所における汚染水問題が健康面での不安要素として残った。
2013年9月に決選投票が行われ、第1回投票では日本が42票、イスタンブールが26票、マドリードも同じく26票を獲得。イスタンブールとマドリードの間で再投票が行われ、49対36でイスタンブールが勝ち残り、マドリードが落選した。
東京とイスタンブールとの間で行われた決選投票では、東京が60票、イスタンブールが36票を獲得。マドリード応援勢が東京に流れた形となり、結局東京が大差をつけて勝利した。これによって2020年第36回オリンピックの開催地が正式に東京に決定した。
ちなみに、最終選考の投票が行われる直前、韓国は日本の福島県周辺8県の水産物を全面的に輸入禁止にすると発表している。
別名:2020年オリンピック・パラリンピック招致合戦
別名:2020年東京オリンピック招致合戦
2020年に開催が予定される第32回夏季オリンピックおよび第16回夏季パラリンピックを招致するため、開催地候補として名乗りを上げた各都市が繰り広げたロビー活動。最終的には東京が開催地に選ばれ、2020年東京オリンピックの開催が決定された。
開催地候補としては、アゼルバイジャンのバクー、カタールのドーハ、スペインのマドリード、トルコのイスタンブール、そして日本の東京の5都市が名乗りを上げた。いずれも各国の首都である。一次選考を経て、候補はスペイン、イスタンブール、東京の3都市に絞られた。
マドリード、イスタンブール、東京、の3都市は最終選考まで熾烈なロビー活動を繰り広げた。その情勢は最後まで互角と見られていた。
スペイン・マドリードは、王族でありセーリング競技でオリンピックに出場した経験もあるフェリペ皇太子がプレゼンテーションを行った他、国際オリンピック委員会(IOC)で会長を20年務めたサマランチの子息がIOCメンバーとしてスペイン招致を支持するなどの活動を展開した。他方、高い失業率などにみられる経済的不安要素がマイナス要因としてはたらいた。
トルコ・イスタンブールは好調な経済情勢に加え、キリスト教・イスラム教が混在する文化、イスラム圏での初開催の意義などをアピールし好感を得ていた。しかしながら2013年春に大規模な反政府運動が勃発し、治安面での不安要素が膨れつつあった。
東京は水道水が飲用できるほど衛生的で高度な生活インフラ、選手の移動に負担のない交通インフラ、および良好な治安などを主なアピールポイントとした。他面、2011年から対応活動の続く福島県の東京電力福島第一原子力発電所における汚染水問題が健康面での不安要素として残った。
2013年9月に決選投票が行われ、第1回投票では日本が42票、イスタンブールが26票、マドリードも同じく26票を獲得。イスタンブールとマドリードの間で再投票が行われ、49対36でイスタンブールが勝ち残り、マドリードが落選した。
東京とイスタンブールとの間で行われた決選投票では、東京が60票、イスタンブールが36票を獲得。マドリード応援勢が東京に流れた形となり、結局東京が大差をつけて勝利した。これによって2020年第36回オリンピックの開催地が正式に東京に決定した。
ちなみに、最終選考の投票が行われる直前、韓国は日本の福島県周辺8県の水産物を全面的に輸入禁止にすると発表している。