読み方:げんしろきゅうプルトニウム
別名:原子力級プルトニウム
英語:reactor-grade plutonium
核燃料物質であり核兵器原料でもあるプルトニウムのうち、原子力発電所の核燃料などから取り出されたプルトニウムのこと。
原子炉級プルトニウムは、核兵器に使用する目的で生成される「兵器級プルトニウム」(weapons-grade plutonium)と対比される。もっぱら、使用済み核燃料に含まれるプルトニウムを核兵器として転用可能か、非核保有国が核兵器を製造できるかどうか、が話題の焦点とされる。
プルトニウムをはじめとする放射性物質には、複数の同位体がある。この同位体の比率・濃度は爆弾としての性能や製造効率を左右するが、核兵器原料として使用するには「プルトニウム239」と呼ばれる放射性同位体が少なくとも90パーセントを超える高純度で含まれる状態にする必要がある。これは、通常の原子炉から取り出したプルトニウムからは生成困難なレベルであるとされている。
日本では原子炉級プルトニウムから兵器級プルトニウムを生成することは困難とする見方が一般的とされていたが、2013年10月に、米国が1970年代に既にこの見解が妥当でない(原子炉級プルトニウムから兵器級プルトニウムを製造することは可能) と日本側に通達していたことが報道されている。
関連サイト:
原子炉級プルトニウムと兵器級プルトニウム調査報告書 - 社団法人 原子燃料政策研究会
新語時事用語辞典とは?
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2013年10月31日木曜日
2プラス2
読み方:ツープラスツー
別名:2+2
別名:2プラス2会談
別名::外務・防衛担当閣僚会議
別名::外務・国防担当閣僚会議
別名::2+2閣僚会合
各国の外務、国防担当するトップがそれぞれ出席して臨む会議の通称。特に日米間の閣僚協議を指す場合が多いが、他に日豪、日露などの間で行われる外務防衛担当閣僚会議も同様に2プラス2と呼ばれることがある。
日米間の2プラス2は、正式な呼称を「日米安全保障協議委員会」(Security Consultative Committee)という。日本の外務大臣と防衛大臣、米国の国務長官と国防長官、計4名が出席し、二国間関係や安全保障問題などについて話し合う。
日米2プラス2は1960年に締結された日米安全保障条約に端を発する。開催時期や頻度は特に決まっておらず、いわば不定期に開催されている。協議対象となるトピックは、防衛協力や安全保障などにはじまり、最近では、いわゆる普天間基地移設問題、宇宙開発、原子力安全問題なども話し合われている。
日本・オーストラリア間の2プラス2は「日豪外務・防衛閣僚協議」の通称である。2007年に第1回協議から、2012年9月までに計4回開催されている。第4回協議では防衛協力の拡大の他、いわゆる「南シナ海問題」(南シナ海における海洋領有権問題)についての見解の共有などが行われている。
2013年4月29日、ロシアのクレムリンで日露首脳会談が開かれたが、会談では安倍晋三・第96代内閣総理大臣とプーチン大統領が、両国の連携強化を目指して2プラス2の設置に前向きな姿勢を見せた。同年9月には、東京で11月初頭に日露2プラス2を開催することを決定している。
関連サイト:
「2+2」会合~日米同盟の“次の50年”へ - 外務省「わかる!国際情勢」Vol.77
別名:2+2
別名:2プラス2会談
別名::外務・防衛担当閣僚会議
別名::外務・国防担当閣僚会議
別名::2+2閣僚会合
各国の外務、国防担当するトップがそれぞれ出席して臨む会議の通称。特に日米間の閣僚協議を指す場合が多いが、他に日豪、日露などの間で行われる外務防衛担当閣僚会議も同様に2プラス2と呼ばれることがある。
日米間の2プラス2は、正式な呼称を「日米安全保障協議委員会」(Security Consultative Committee)という。日本の外務大臣と防衛大臣、米国の国務長官と国防長官、計4名が出席し、二国間関係や安全保障問題などについて話し合う。
日米2プラス2は1960年に締結された日米安全保障条約に端を発する。開催時期や頻度は特に決まっておらず、いわば不定期に開催されている。協議対象となるトピックは、防衛協力や安全保障などにはじまり、最近では、いわゆる普天間基地移設問題、宇宙開発、原子力安全問題なども話し合われている。
日本・オーストラリア間の2プラス2は「日豪外務・防衛閣僚協議」の通称である。2007年に第1回協議から、2012年9月までに計4回開催されている。第4回協議では防衛協力の拡大の他、いわゆる「南シナ海問題」(南シナ海における海洋領有権問題)についての見解の共有などが行われている。
2013年4月29日、ロシアのクレムリンで日露首脳会談が開かれたが、会談では安倍晋三・第96代内閣総理大臣とプーチン大統領が、両国の連携強化を目指して2プラス2の設置に前向きな姿勢を見せた。同年9月には、東京で11月初頭に日露2プラス2を開催することを決定している。
関連サイト:
「2+2」会合~日米同盟の“次の50年”へ - 外務省「わかる!国際情勢」Vol.77
グレンデール
別名:グレンデール市
別名:グ市
英語:Glenndale
欧米の地名。同名の都市は米国に複数あり、英国などにも存在する。2013年10月現在、国内ではとりわけ米国カリフォルニア州の都市グレンデールを指す場合が多い。
カリフォルニア州のグレンデール市はロサンゼルス郡にあり、都市ロサンゼルスの北に位置する。気候は温帯に属する。人口は2000年代以降、おおよそ19万人~20万人。日本の大阪府東大阪市(旧・枚岡市)を含む計4都市が姉妹都市となっている。
関連サイト:
Welcome to the City of Glendale, California
別名:グ市
英語:Glenndale
欧米の地名。同名の都市は米国に複数あり、英国などにも存在する。2013年10月現在、国内ではとりわけ米国カリフォルニア州の都市グレンデールを指す場合が多い。
カリフォルニア州のグレンデール市はロサンゼルス郡にあり、都市ロサンゼルスの北に位置する。気候は温帯に属する。人口は2000年代以降、おおよそ19万人~20万人。日本の大阪府東大阪市(旧・枚岡市)を含む計4都市が姉妹都市となっている。
関連サイト:
Welcome to the City of Glendale, California