新語時事用語辞典とは?

2013年11月12日火曜日

除名

読み方:じょめい
別名:除名処分
英語:expel
英語:expulsion

組織の構成員に対し、当組織への所属資格を剥奪すること。

除名された者は組織の構成員であることで得られる権利や便益が剥奪される。多くの場合、除名は組織における懲罰のうち最も重い措置となっている。

国会では、国会法の規定により、懲罰事犯のあった(懲罰動機が提出され審議された)議員に対する処分として除名が行われる場合がある。国会法では戒告、陳謝、定期間の登院停止、除名、という4つの懲罰が設けられており、除名は処分の中では最も厳しい。

政党の多くも、党則などにより、党紀を乱した党員の処分として除名を行う場合がある。

党員資格停止

読み方:とういんしかくていし
別名:党員資格の停止
別名:党員資格停止処分

政党において、党の規律を乱す等の不適切な言動を行った党員に対し罰則として下される措置。一定期間、党員としての資格を剥奪するというもの。

党員資格停止の処置が下された場合、指定された期間内は、議会における権利行使、代表選挙への立候補、党員としての支援の享受などができなくなる。除籍・除名処分とは異なり、資格停止の期間が過ぎれば党員として復帰できる。

党員資格停止は、自民党、民主党、その他多くの政党において、党規・党則に定められている。自民党でも民主党でも、最も重い処分が除籍、次いで離党勧告、3番目に重い処分として党員資格の停止が挙げられている。

関連サイト:
自由民主党規律規約
倫理規則 - 民主党 2000年3月7日第99回常任幹事会決定