読み方:かぶうりさいけんがい
投資家が手持ちの株式を売却し、そのお金で債券を購入すること。
株式は、リスクの高い金融商品であり、債券はリスクの低い金融商品である。株売り債券買いは高リスクから低リスクへの資金シフトで、相場の先行き不安などに因るところが大きい。
日本の株式に投資している外国人投資家が株売り債券買いを行うと、日本の株式相場は下落する。また、リスクヘッジとして保有していた円を買い戻すため、米ドル/円などの為替レートは円高へ推移し、いわゆる円高株安の状態になる。
株売り債券買いは、テロや戦争といった有事の際や政情不安などで行われることが多い。
新語時事用語辞典とは?
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鷹返し
読み方:たかがえし
ローソク足のパターンの1つで、高値圏において大陽線の後に窓を開けて陰線が出現し、さらにその後に直前の陰線を包むような陰線が出現した状態。
一般的に、高値圏で大陽線が出現した場合には高値追いする傾向にあるが、翌日の窓を開けた小陰線の出現は、相場エネルギーの減少を意味する。さらに、前日の陰線を包み込むような中陰線、あるいは、大陰線の出現は、売り圧力と買い圧力が逆転し、売り優勢になったことを意味する。
鷹返しは、3本のローソク足によって構成される。鷹返しは、相場のさまざまな局面で出現するが、特に高値圏で出現した場合には、上げ相場から下げ相場への転換点になることが多い。
ローソク足のパターンの1つで、高値圏において大陽線の後に窓を開けて陰線が出現し、さらにその後に直前の陰線を包むような陰線が出現した状態。
一般的に、高値圏で大陽線が出現した場合には高値追いする傾向にあるが、翌日の窓を開けた小陰線の出現は、相場エネルギーの減少を意味する。さらに、前日の陰線を包み込むような中陰線、あるいは、大陰線の出現は、売り圧力と買い圧力が逆転し、売り優勢になったことを意味する。
鷹返しは、3本のローソク足によって構成される。鷹返しは、相場のさまざまな局面で出現するが、特に高値圏で出現した場合には、上げ相場から下げ相場への転換点になることが多い。
中陽線
読み方:ちゅうようせん
ローソク足の陽線のうち、大陽線よりも短く、かつ、小陽線よりも長い陽線のこと。
中陽線は、大陽線のように始値と終値の差が大きく開いた状態ではなく、また、小陽線のように始値と終値の差が小さく開いた状態でもない陽線のローソク足である。
中陽線をはじめ、大陽線、小陽線のそれぞれには数値の定義はない。一般的には、始値と終値の差が、株価のおよそ10%以上ある場合を大陽線と呼び、数%程度の場合を小陽線と呼ぶことが多い。よって、中陽線は、始値と終値の差が数%から10%程度の範囲に納まる陽線となる。
中陽線は、出現した位置やヒゲの有無などから相場を予測することができる。例えば、高値圏で上ヒゲの長い中陽線が出現した場合は、相場エネルギーが次第に減少していることを表し、近々天井圏を形成することが多い。また、安値圏で下ヒゲの長い中陽線が出現した場合は、下値支えの買いが入っており、近々底値圏を形成し反発することが多い。
ローソク足の陽線のうち、大陽線よりも短く、かつ、小陽線よりも長い陽線のこと。
中陽線は、大陽線のように始値と終値の差が大きく開いた状態ではなく、また、小陽線のように始値と終値の差が小さく開いた状態でもない陽線のローソク足である。
中陽線をはじめ、大陽線、小陽線のそれぞれには数値の定義はない。一般的には、始値と終値の差が、株価のおよそ10%以上ある場合を大陽線と呼び、数%程度の場合を小陽線と呼ぶことが多い。よって、中陽線は、始値と終値の差が数%から10%程度の範囲に納まる陽線となる。
中陽線は、出現した位置やヒゲの有無などから相場を予測することができる。例えば、高値圏で上ヒゲの長い中陽線が出現した場合は、相場エネルギーが次第に減少していることを表し、近々天井圏を形成することが多い。また、安値圏で下ヒゲの長い中陽線が出現した場合は、下値支えの買いが入っており、近々底値圏を形成し反発することが多い。
中陰線
読み方:ちゅういんせん
ローソク足の陰線のうち、大陰線よりも短く、かつ、小陰線よりも長い陰線のこと。
中陰線は、大陰線のように始値と終値の差が大きく開いた状態ではなく、また、小陰線のように始値と終値の差が小さく開いた状態でもない陰線のローソク足である。
中陰線をはじめ、大陰線、小陰線のそれぞれには数値の定義はない。一般的には、始値と終値の差が、株価のおよそ10%以上ある場合を大陰線と呼び、数%程度の場合を小陰線と呼ぶことが多い。よって、中陰線は、始値と終値の差が数%から10%程度の範囲に納まる陰線となる。
中陰線は、出現した位置やヒゲの有無などから相場を予測することができる。例えば、高値圏で上ヒゲの長い中陰線が出現した場合は、天井圏を示すことが多い。また、「鷹返し」と呼ばれるローソク足を形成した場合には、下げ相場への転換点となる。なお、安値圏で下ヒゲの長い中陰線が出現した場合は、底値圏を示すことが多い。
ローソク足の陰線のうち、大陰線よりも短く、かつ、小陰線よりも長い陰線のこと。
中陰線は、大陰線のように始値と終値の差が大きく開いた状態ではなく、また、小陰線のように始値と終値の差が小さく開いた状態でもない陰線のローソク足である。
中陰線をはじめ、大陰線、小陰線のそれぞれには数値の定義はない。一般的には、始値と終値の差が、株価のおよそ10%以上ある場合を大陰線と呼び、数%程度の場合を小陰線と呼ぶことが多い。よって、中陰線は、始値と終値の差が数%から10%程度の範囲に納まる陰線となる。
中陰線は、出現した位置やヒゲの有無などから相場を予測することができる。例えば、高値圏で上ヒゲの長い中陰線が出現した場合は、天井圏を示すことが多い。また、「鷹返し」と呼ばれるローソク足を形成した場合には、下げ相場への転換点となる。なお、安値圏で下ヒゲの長い中陰線が出現した場合は、底値圏を示すことが多い。
ダボス会議
読み方:ダボスかいぎ
別名:世界経済フォーラム年次総会
別名:WEF年次総会
英語:World Economic Forum Annual meeting in Davos
英語:WEF Annual meeting in Davos
英語:Annual meeting in Davos
英語:Davos Debates
毎年1月末にスイスのダボスで開催される、非営利団体「世界経済フォーラム(WEF)」の年次総会の通称。政治家や世界的大企業のCEOなどをはじめとする、2000名以上の全世界の要人が一同に会することから、「経済界のオリンピック」と呼ばれることもある。また、ダボス会議は政財界の要人以外に、世界的な芸能人、アスリート、文化人などが参加することでも知られている。
ダボス会議の会期中は200以上のフォーラム(分科会)が設けられ、経済や社会に関連する様々な国際的問題について議論が行われる。また、ダボス会議には世界中から約500名のメディア関係者が出席しており、参加者の発言はしばしば強い影響力を持って世界に伝えられる。
ダボス会議は、1971年にドイツの経営学者、クラウス・シュワブによって主宰されたのが始まりである。日本の現職の首相としては、森喜朗が2001年に初めて参加し、2008年には福田康夫、2009年には麻生太郎、2011年には管直人、2014年には安倍晋三が参加して講演を行った。
なお、中国の大連市および天津市では、世界経済フォーラムの「ニュー・チャンピオン年次総会」が毎年9月に開かれており、新興国や先進国の新興企業などの代表者が集まる会合として位置づけられているが、この会議は「夏季ダボス会議(サマーダボス)」の通称で知られている。
別名:世界経済フォーラム年次総会
別名:WEF年次総会
英語:World Economic Forum Annual meeting in Davos
英語:WEF Annual meeting in Davos
英語:Annual meeting in Davos
英語:Davos Debates
毎年1月末にスイスのダボスで開催される、非営利団体「世界経済フォーラム(WEF)」の年次総会の通称。政治家や世界的大企業のCEOなどをはじめとする、2000名以上の全世界の要人が一同に会することから、「経済界のオリンピック」と呼ばれることもある。また、ダボス会議は政財界の要人以外に、世界的な芸能人、アスリート、文化人などが参加することでも知られている。
ダボス会議の会期中は200以上のフォーラム(分科会)が設けられ、経済や社会に関連する様々な国際的問題について議論が行われる。また、ダボス会議には世界中から約500名のメディア関係者が出席しており、参加者の発言はしばしば強い影響力を持って世界に伝えられる。
ダボス会議は、1971年にドイツの経営学者、クラウス・シュワブによって主宰されたのが始まりである。日本の現職の首相としては、森喜朗が2001年に初めて参加し、2008年には福田康夫、2009年には麻生太郎、2011年には管直人、2014年には安倍晋三が参加して講演を行った。
なお、中国の大連市および天津市では、世界経済フォーラムの「ニュー・チャンピオン年次総会」が毎年9月に開かれており、新興国や先進国の新興企業などの代表者が集まる会合として位置づけられているが、この会議は「夏季ダボス会議(サマーダボス)」の通称で知られている。
DUI
別名:DWI
別名:Driving While Intoxicated
別名:Driving While Impaired
英語:Driving Under the Influence
米国における、飲酒あるいは薬物服用後に車などを運転する行為の呼称。DUIは、米国の多くの州で犯罪行為とされている。ここでの「薬物」には、麻薬や覚醒剤などの違法薬物のほか、判断力を低下させる成分を含む、通常の薬物も含まれている。「DUI」と「DWI」の語は、州によっては異なる定義がされていることもあるが、同義語として用いられている州も多い。
日本では酒気帯び運転、酒酔い運転などは道路交通法違反とされているが、米国のDUIは刑法違反とされている。罰金だけでなく保釈金や弁護士費用、講習費用などがかかり、アメリカ自動車協会(AAA)によると、初犯の場合の支払い総額は約1万2千ドルに及ぶという。また、犯罪者データベースに登録されるなどして逮捕歴が残ることから、採用や自動車保険の契約、出入国などにも悪影響が及ぶことがあり、日本よりも罰則が重いとされている。
また、米国ではDUIを犯した者に対して、処罰だけでなく、教育と治療も重視しているのが特徴的といえる。「DUIコート」と呼ばれるDUI専門の簡易裁判所では、判決の中に教育プログラムやカウンセリングなどの治療の要素も盛り込んでいる。
2014年1月現在、DUIを犯罪行為としている全ての州では、DUIの基準として0.08%の血中アルコール濃度(BAC)を採用しており、その基準を超えた場合に逮捕および免許没収となる。しかし、被疑者が21歳未満の場合には、0.08%に満たないごく微量のアルコールが検出された場合にも、逮捕および免許没収となる。簡易呼気テストの拒否は即逮捕となり、検査拒否を理由に刑が加重されることもある。
別名:Driving While Intoxicated
別名:Driving While Impaired
英語:Driving Under the Influence
米国における、飲酒あるいは薬物服用後に車などを運転する行為の呼称。DUIは、米国の多くの州で犯罪行為とされている。ここでの「薬物」には、麻薬や覚醒剤などの違法薬物のほか、判断力を低下させる成分を含む、通常の薬物も含まれている。「DUI」と「DWI」の語は、州によっては異なる定義がされていることもあるが、同義語として用いられている州も多い。
日本では酒気帯び運転、酒酔い運転などは道路交通法違反とされているが、米国のDUIは刑法違反とされている。罰金だけでなく保釈金や弁護士費用、講習費用などがかかり、アメリカ自動車協会(AAA)によると、初犯の場合の支払い総額は約1万2千ドルに及ぶという。また、犯罪者データベースに登録されるなどして逮捕歴が残ることから、採用や自動車保険の契約、出入国などにも悪影響が及ぶことがあり、日本よりも罰則が重いとされている。
また、米国ではDUIを犯した者に対して、処罰だけでなく、教育と治療も重視しているのが特徴的といえる。「DUIコート」と呼ばれるDUI専門の簡易裁判所では、判決の中に教育プログラムやカウンセリングなどの治療の要素も盛り込んでいる。
2014年1月現在、DUIを犯罪行為としている全ての州では、DUIの基準として0.08%の血中アルコール濃度(BAC)を採用しており、その基準を超えた場合に逮捕および免許没収となる。しかし、被疑者が21歳未満の場合には、0.08%に満たないごく微量のアルコールが検出された場合にも、逮捕および免許没収となる。簡易呼気テストの拒否は即逮捕となり、検査拒否を理由に刑が加重されることもある。
創薬支援ネットワーク
読み方:そうやくしえんネットワーク
大学や研究機関などで行われる基礎研究から、新薬としての実用性が見込めるものを選出し、様々な支援を行うことによって製品化を推進する取り組みのこと。政府の「医療イノベーション5か年戦略」において、「日本版NIH」の創設に先立つプロジェクトとして、2012年度から行われた。具体的には、研究費、研究戦略、技術支援、知財管理、企業との連携などの面で支援が行われる。
創薬支援ネットワークの中心となるのは、厚生労働省の医薬基盤研究所に置かれている、製薬関係者や知的財産権の専門家などからなる「創薬支援戦略室」である。創薬支援戦略室は、民間企業や理化学研究所、産業技術総合研究所と、データベースの共有などを通じた連携・協力が行う。また、スーパーコンピューター「京」、大型放射光施設「SPring-8」、XFEL施設「SACLA」などの研究基盤との連携・協力も行われる。
従来、基礎研究から応用研究、開発研究を経て臨床試験に至るまでの道のりは困難であり、「死の谷」と形容されるほどであった。米国では多くの創薬系バイオベンチャーが創薬過程の支援を行っているが、国内では未発達であるため、創薬支援ネットワークがその役割を担うことが目指されている。
創薬支援ネットワークは、2014年度から本格的に実行段階に移り、特にがんや糖尿病、精神疾患などの8領域に重点的な支援が行われるとされている。
大学や研究機関などで行われる基礎研究から、新薬としての実用性が見込めるものを選出し、様々な支援を行うことによって製品化を推進する取り組みのこと。政府の「医療イノベーション5か年戦略」において、「日本版NIH」の創設に先立つプロジェクトとして、2012年度から行われた。具体的には、研究費、研究戦略、技術支援、知財管理、企業との連携などの面で支援が行われる。
創薬支援ネットワークの中心となるのは、厚生労働省の医薬基盤研究所に置かれている、製薬関係者や知的財産権の専門家などからなる「創薬支援戦略室」である。創薬支援戦略室は、民間企業や理化学研究所、産業技術総合研究所と、データベースの共有などを通じた連携・協力が行う。また、スーパーコンピューター「京」、大型放射光施設「SPring-8」、XFEL施設「SACLA」などの研究基盤との連携・協力も行われる。
従来、基礎研究から応用研究、開発研究を経て臨床試験に至るまでの道のりは困難であり、「死の谷」と形容されるほどであった。米国では多くの創薬系バイオベンチャーが創薬過程の支援を行っているが、国内では未発達であるため、創薬支援ネットワークがその役割を担うことが目指されている。
創薬支援ネットワークは、2014年度から本格的に実行段階に移り、特にがんや糖尿病、精神疾患などの8領域に重点的な支援が行われるとされている。
先駆導入加算
読み方:せんくどうにゅうかさん
日本でどの外国よりも先に承認された薬剤に対して、薬価に一定の割合を加算すること。厚生労働省が2014年度からの薬価制度改革の一環として、実施を決定した。
先駆導入加算の実施目的は、製薬会社の国内での承認申請をより盛んにすることだとされている。薬価上昇が製薬会社の承認申請のインセンティブとなることで、国内での薬剤の承認が国外よりも遅れるという「ドラッグ・ラグ」の問題が改善されると期待されている。
先駆導入加算の対象となる薬剤は、作用機序に新規性が認められたり、類似の新薬よりも有用性や安全性などに優れていたりするなどして、「画期性加算」または「有用性加算(I)」の補正加算ルールが適用される薬剤に限られる。また、将来的には日本国内だけでなく、国外でも流通することが見込まれることも要件とされている。
2014年度に実施される先駆導入加算では、薬価の10%が加算されることとされている。
日本でどの外国よりも先に承認された薬剤に対して、薬価に一定の割合を加算すること。厚生労働省が2014年度からの薬価制度改革の一環として、実施を決定した。
先駆導入加算の実施目的は、製薬会社の国内での承認申請をより盛んにすることだとされている。薬価上昇が製薬会社の承認申請のインセンティブとなることで、国内での薬剤の承認が国外よりも遅れるという「ドラッグ・ラグ」の問題が改善されると期待されている。
先駆導入加算の対象となる薬剤は、作用機序に新規性が認められたり、類似の新薬よりも有用性や安全性などに優れていたりするなどして、「画期性加算」または「有用性加算(I)」の補正加算ルールが適用される薬剤に限られる。また、将来的には日本国内だけでなく、国外でも流通することが見込まれることも要件とされている。
2014年度に実施される先駆導入加算では、薬価の10%が加算されることとされている。