読み方:こうづまつだだんそう
別名:神縄・国府津-松田断層帯
別名:国府津-松田断層帯
別名:神縄・国府津-松田断層
静岡県と神奈川県の県境近くにある活断層。逆断層となっている。マグニチュード7.5を超える大規模な地震の震源となる可能性が指摘されている。
国府津松田断層はおよそ800年~1300年間隔で活動しており、最近の活動時期は12世紀から14世紀前半までの間にあったと見られている。地震調査研究推進本部では、国府津松田断層における「今後30年の間に地震が発生する可能性」を0.2パーセント~最大で16パーセントと見積もっている。これはかなり高い部類に入る。
文部科学省は、2012年5月9日に、神縄・国府津-松田断層帯の西側の延長線上、富士山の真下に、二千数百年前に「御殿場泥流」を引き起こした活断層が存在する可能性があると発表した。
関連サイト:
神縄・国府津-松田断層帯 - 地震調査研究推進本部
新語時事用語辞典とは?
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RANKL
別名:RANKリガンド
別名:RANK ligand
別名:Receptor activator of nuclear factor kappa-B ligand
骨を破壊する作用を持つ細胞(破骨細胞)の形成に関わる物質。RANKLと、その受容体であるRANKが結合して、破骨細胞が作られる。
破骨細胞は骨を破壊・侵食することによって再生を促し、骨の新陳代謝を促す役割を持つ。この破壊と再生のバランスが崩れ、骨の侵食が過剰になると、骨が十分な強度を保てなくなる。これが骨粗鬆症である。このため、骨粗鬆症の治療改善の方法として、RANKLとRANKの結合を阻害する薬剤の投与などが行われる。
関連サイト:
RANK/RANKL の相互作用をターゲットとした骨吸収阻害薬の開発 - 日本薬理学会
別名:RANK ligand
別名:Receptor activator of nuclear factor kappa-B ligand
骨を破壊する作用を持つ細胞(破骨細胞)の形成に関わる物質。RANKLと、その受容体であるRANKが結合して、破骨細胞が作られる。
破骨細胞は骨を破壊・侵食することによって再生を促し、骨の新陳代謝を促す役割を持つ。この破壊と再生のバランスが崩れ、骨の侵食が過剰になると、骨が十分な強度を保てなくなる。これが骨粗鬆症である。このため、骨粗鬆症の治療改善の方法として、RANKLとRANKの結合を阻害する薬剤の投与などが行われる。
関連サイト:
RANK/RANKL の相互作用をターゲットとした骨吸収阻害薬の開発 - 日本薬理学会
大川小訴訟
読み方:おおかわしょうそしょう
別名:大川小学校訴訟
別名:大川小津波訴訟
2011年3月に発生した東日本大震災(に伴う大津波)で、宮城県石巻市立大川小学校の児童や教職員の多くが死亡したことを受け、死亡した児童の遺族らが石巻市と宮城県を相手取り起こした提訴。2015年5月に第1回口頭弁論が行われた。
東日本大震災の発生当時、大川小学校には108名の児童が居り、そのうち74名が大津波に呑まれて死亡した。教員は11名中10名が死亡している。大川小で津波に襲われて生き延びた児童はわずか4名、教員は1名のみである。死亡した23名の児童の遺族が原告となって提訴した。
大川小訴訟の原告側は、教員らが津波の到来までに適切に避難誘導を行っていれば命を救うことができたはずで、指示を誤ったために死なせたのだとして、学校側の安全配慮義務違反などの過失を問うている。市と県は、遺族へは真摯に対応していくと述べつつ、津波を予見できなかったことはやむを得ないとして、過失を認めない立場を表明している。
別名:大川小学校訴訟
別名:大川小津波訴訟
2011年3月に発生した東日本大震災(に伴う大津波)で、宮城県石巻市立大川小学校の児童や教職員の多くが死亡したことを受け、死亡した児童の遺族らが石巻市と宮城県を相手取り起こした提訴。2015年5月に第1回口頭弁論が行われた。
東日本大震災の発生当時、大川小学校には108名の児童が居り、そのうち74名が大津波に呑まれて死亡した。教員は11名中10名が死亡している。大川小で津波に襲われて生き延びた児童はわずか4名、教員は1名のみである。死亡した23名の児童の遺族が原告となって提訴した。
大川小訴訟の原告側は、教員らが津波の到来までに適切に避難誘導を行っていれば命を救うことができたはずで、指示を誤ったために死なせたのだとして、学校側の安全配慮義務違反などの過失を問うている。市と県は、遺族へは真摯に対応していくと述べつつ、津波を予見できなかったことはやむを得ないとして、過失を認めない立場を表明している。
相模トラフ
読み方:さがみトラフ
相模湾から伊豆・小笠原海溝にまたがるトラフ(プレートの境界)。関東大震災をはじめとする、関東圏の大規模な地震の震源となっていることで知られる。
相模トラフは、相模湾から南東へ300キロメートルほど伸び、伊豆・小笠原海溝に達する形で横たわっている。相模湾側の端は北米プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレートが接する地点となっており、また伊豆・小笠原海溝側の端は太平洋プレート、北米プレート、フィリピン海プレートが接する地点となっている。
相模湾からは、相模トラフと枝分かれするようにして、南海トラフも西日本の太平洋沿岸へ伸びている。
2011年に東日本大震災が発生した影響を受け、国内では地震に対する被害想定の見直しと対策が進められている。とりわけ南海トラフを震源とする巨大地震(南海トラフ巨大地震)は、今後数十年内に発生するとされる確率が決して低くなく、また発生時の被害を受ける地域も被害の程度も大きなものとなることが危惧されている。
相模トラフの周辺で巨大地震(相模トラフ沿い地震)が発生する確率は、関東大震災およびその前(18世紀初頭)に発生した元禄関東地震などの発生間隔から、この数十年で巨大地震が発生する確率は(南海トラフ巨大地震に比べれば)低いものと考えられている。しかしながら発生確率は皆無ではない。
相模湾から伊豆・小笠原海溝にまたがるトラフ(プレートの境界)。関東大震災をはじめとする、関東圏の大規模な地震の震源となっていることで知られる。
相模トラフは、相模湾から南東へ300キロメートルほど伸び、伊豆・小笠原海溝に達する形で横たわっている。相模湾側の端は北米プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレートが接する地点となっており、また伊豆・小笠原海溝側の端は太平洋プレート、北米プレート、フィリピン海プレートが接する地点となっている。
相模湾からは、相模トラフと枝分かれするようにして、南海トラフも西日本の太平洋沿岸へ伸びている。
2011年に東日本大震災が発生した影響を受け、国内では地震に対する被害想定の見直しと対策が進められている。とりわけ南海トラフを震源とする巨大地震(南海トラフ巨大地震)は、今後数十年内に発生するとされる確率が決して低くなく、また発生時の被害を受ける地域も被害の程度も大きなものとなることが危惧されている。
相模トラフの周辺で巨大地震(相模トラフ沿い地震)が発生する確率は、関東大震災およびその前(18世紀初頭)に発生した元禄関東地震などの発生間隔から、この数十年で巨大地震が発生する確率は(南海トラフ巨大地震に比べれば)低いものと考えられている。しかしながら発生確率は皆無ではない。