新語時事用語辞典とは?

2014年7月8日火曜日

UR住宅

読み方:ユーアールじゅうたく
別名:公団住宅
別名:UR賃貸住宅
別名:都市機構賃貸住宅

独立行政法人都市再生機構(UR)が管理する住宅。団地などの賃貸住宅を主とし、分譲住宅なども扱っている。都市基盤整備公団を前身としており、かつての「公団住宅」が今日のUR住宅となっている。

UR住宅は全国の主要都市を中心に数十万の物件を展開している。礼金、仲介手数料、更新料、および保証人などが不要である点が大きな特徴となっている。

公営の賃貸住宅事業者としては、東京都内を対象とするJKK東京(東京都住宅供給公社)などもある。

重慶青年報

読み方:じゅうけいせいねんほう
別名:重庆青年报
別名:チョンキン青年報

中国・重慶市で刊行されている地方紙。週刊。同市の共青団(共産党主義青年団)が主管している。

重慶青年報は1980年代半ばに創刊された。オンラインの重慶青年報ウェブサイトでは、ウェブ版記事の他に、2013年1月1日(第1期)以降の電子版新聞も公開されている。

関連サイト:
重庆青年报


麻薬取締法

読み方:まやくとりしまりほう
別名:麻薬及び向精神薬取締法

麻薬および向精神薬の濫用による保健衛生上の危害を防止することを目的とし、麻薬・向精神薬の製造・製剤や輸出入を取り締まる法律。

麻薬は麻酔作用と中毒性を持った物質を指す。例としてはヘロイン(ジアセチルモルヒネ)、コカインやモルヒネなどがある。コカインは局所麻酔に、モルヒネは鎮痛剤などに利用されている。向精神薬は、中枢神経系に作用して精神に何らかの影響をもたらす物質を指す。例としてはジアゼパムやメチルフェニデートなどがある。ジアゼパムは抗不安薬に、メチルフェニデートは抗うつ剤やADHD治療薬などに使用される。

麻薬取締法(別表)において指定されている薬物は、医薬品の製造販売業者や医師といった特定業務に携わる者が厚生労働大臣から免許を受けてはじめて扱うことができる。ヘロインは中毒性がきわめて高く、医療関係者でも取り扱いは厳しく制限されている。

正当な手続きを経ずに麻薬・向精神薬を扱った場合の罰則は重い。

ヘロイン等を製造・輸入した場合、1年以上の(1年以下ではない)有期懲役が科される。未遂も罰される。
営利目的でヘロイン等を製造・輸入した場合は、3年以上の懲役、または無期懲役となる。未遂も罰される。

関連サイト:
麻薬及び向精神薬取締法 - e-Gov

ケタミン

英語:Ketamine
別名:2-(2-クロロフェニル)-2-(メチルアミノ)シクロヘキサノン

麻酔薬として使用される薬剤。麻薬として(麻薬及び向精神薬取締法)所持使用の取り締まり対象となっている。

ケタミンは脳の神経伝達物質に作用し、神経の刺激伝達作用を遮断するはたらきがある。脳全体のはたらきを抑制するものではないため、一般的な麻酔のような呼吸機能の低下が起こりにくいという利点がある。