別名:超巨大コロニー
英語:supercolony
アリの営巣に見られる、複数の群体の巣(コロニー)が連絡し合って形成された巨大なひとつづきの地下コロニー。アルゼンチンアリやエゾアカヤマアリによるものが知られている。
アリは、一般的には、1匹の女王蟻を戴く共同体を群れの単位として活動し、巣を作る。他の群れとは、縄張り争いの相手として敵対する。アルゼンチンアリの場合は他の群と巣を連結し、相互に出入りできる環境を作る。スーパーコロニーの中には複数の群れが、複数の女王蟻が共存しており、ひとつの共同体を形成している。
スーパーコロニーの規模は数キロメートル、数十キロメートル単位に及ぶものも珍しくない。大きなものになると百キロメートル単位を超える。
アルゼンチンアリは元々は南米に生息していた種とされるが、すでに世界のあらゆる場所において生息が確認されている。人の交易活動に潜り込むなどして広がったと考えられている。攻撃的で、コロニー周辺の他種のアリを根絶に追いやるなど、環境に害をもたらす要素が強い。人間にとっても農作物を食害するなどの害がある。
新語時事用語辞典とは?
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暴風域
読み方:ぼうふういき
風速が毎秒25メートルを超える地域。主に台風などによってもたらされる。対象地域には暴風警報が発令され、警戒が呼びかけられる。
暴風域と似た語に「強風域」がある。強風域は、暴風域ほど強い風ではないが、毎秒15メートル以上25メートル未満程度の強さの風が吹く地域を指す。実際には地形などの条件が加わるため、地域によっては吹く風の強さが異なる場合もある。
暴風域に入ると航空機や船舶などの交通機関の多くが欠航とされる他、鉄道を運休としたり道路の一部を通行止めにしたりといった処置が取られる場合も多い。
例えば、2011年7月19日には、超大型台風の台風6号「マーゴン」の日本への接近により、九州地方などの広い範囲および四国などが暴風域となった。
風速が毎秒25メートルを超える地域。主に台風などによってもたらされる。対象地域には暴風警報が発令され、警戒が呼びかけられる。
暴風域と似た語に「強風域」がある。強風域は、暴風域ほど強い風ではないが、毎秒15メートル以上25メートル未満程度の強さの風が吹く地域を指す。実際には地形などの条件が加わるため、地域によっては吹く風の強さが異なる場合もある。
暴風域に入ると航空機や船舶などの交通機関の多くが欠航とされる他、鉄道を運休としたり道路の一部を通行止めにしたりといった処置が取られる場合も多い。
例えば、2011年7月19日には、超大型台風の台風6号「マーゴン」の日本への接近により、九州地方などの広い範囲および四国などが暴風域となった。