新語時事用語辞典とは?

2014年8月22日金曜日

子供版NISA

読み方:こどもばんニーサ
別名:子ども版NISA
別名:こども版NISA
別名:ジュニアNISA
別名:日本版こどもISA
別名:日本版子供ISA
別名:日本版子どもISA
別名:日本版ジュニアISA

特定範囲内の少額運用投資にかかる課税を免除する「NISA」制度を拡張して、親が資金を拠出して未成年の子供の名義で投資運用を行えるようにする制度、およびその構想。

NISAは、専用口座で上限100万円の範囲内で投資を行う場合に限り、通常は20パーセントかかる課税額を免除する、といった制度である。2014年に導入・開始された。NISA口座は20歳以上、1人1口のみ開設可能となっている。

子供版NISAでは、親が子の名義で、あるいは祖父母が孫の名義で、口座を開設して、NISAの課税免除が適用された投資を行うことができるようになる。これによって市場における資金流通の促進、若い世代への資産移転の促進などが期待されるという。

NISA

読み方:ニーサ
読み方:ニイサ
別名:少額投資非課税制度
別名:日本版ISA
別名:Nippon Individual Saving Account

投資にかかる課税を、特定範囲内の少額運用に限り非課税とする制度。2014年に(10年間の時限措置として)本格的に開始された。

株式や投資信託の取引には、通常であれば20パーセントの税金が課せられる。NISAの導入により、年間100万円までの運用に対しては5年間、非課税となった。NISAの制度を利用する(非課税対象となる)には既存の口座ではなく新たに専用口座を開設する必要がある。開設可能なNISA用の口座は1人につき1口座のみとなっている。


NISAの口座は満20歳以上であれば誰でも開設できる。2014年8月には、親が子供や孫の名義でNISA口座を開設する「子供版NISA」の導入が検討されている。

NISAは英国のISAをモデルとしている。英国では国民の約40パーセントがISAを利用しているとされている。NISAの導入により、個人の少額の投資を優遇して資産形成を促すことなどが期待される。
関連サイト:
NISA(少額投資非課税制度)愛称決定 - 日本証券業協会