新語時事用語辞典とは?

2014年8月28日木曜日

粕発電

読み方:かすはつでん
別名:かす発電
別名:カス発電

食品加工の工程で出た廃棄物(かす)をバイオマス燃料として発電に用いる手法。バイオマス発電の一種。

バガス(サトウキビの絞りかす)やコーヒーの抽出後の出し殻などは、すでにバイオマス燃料としての位置が確立されている。

バイオマス発電における発電方法には、そのまま燃やす方法、あるいは、発酵させてメタン等のガスを発生させ、そのガスを燃やす方法などがある。

ちなみに、粕発電ではないが、「うどん県」こと香川県では食べ残しによる廃棄うどんを発酵させて発電に使えるガスを得る「うどん発電」の試みも進められている。

海ゴミ

読み方:うみごみ
別名:海ごみ
別名:海洋ゴミ
別名:海洋ごみ

人間の生活から排出されたゴミのうち、正しく回収されずに海に流れ出てしまったゴミの総称。洋上に漂流しているもの(浮遊ゴミ、漂流ゴミ)、海岸に漂着したもの(漂着ごみ)、海底に沈んだもの(海底ゴミ)のように区分されることが多い。

海ゴミには漁で取り落とした漁具の他、生活用品、工業製品なども含まれる。不法投棄が疑われる廃棄物も少なからず見られる。海ゴミは海の景観を損ねるだけでなく、海洋の生態系を大いに脅かすという問題をもたらす。海洋生物が海ゴミを餌と誤認して食べてしまい、消化されずに体内に残ってしまったり、毒素を発して害をなしたりするケース、あるいは猟具が絡まって死につながるケースもある。

海底に沈んだ海底ゴミは、低温かつ光の届かない環境のために分解がきわめて遅く、非常に長い期間、ゴミのまま残り続けるとされる。

海底ゴミ

読み方:かいていゴミ
別名:海底ごみ
別名:海底のゴミ
別名:海底に沈んだゴミ

海底に集積した人工的な廃棄物。人間の生活から出て海に流れ、海の底に沈んだゴミ。

正しく回収されずに海に流れ出たゴミは「海ゴミ」と総称される。海ゴミはさらに「漂流ゴミ」「漂着ゴミ」「海底ゴミ」と区分される。

海底は温度が低い上に、光が届きにくい、水深によっては光が全く届かない環境にある。そのため微生物による分解が進みにくく、半永久的とも形容しうるほど長いあいだ海底に残り続ける。

1992年に「しんかい6500」が三陸沖の日本海溝を潜行調査した際、水深6200メートルの海底に半ば埋没したマネキンの頭部が発見されている。

関連サイト:
J-EDI 深海映像・画像アーカイブス

グラクソ・スミスクライン

別名:グラクソ
英語:GlaxoSmithKline
英語:GlaxoSmithKline PLC
英語:GSK

英国の製薬会社。世界でも有数の大手企業である。一般向け製品としては「ポリデント」ポリグリップ」や「コンタック」などが日本でも広く一般に認知されている。

関連サイト:
GlaxoSmithKline - グローバルサイト

GlaxoSmithKline - 日本版サイト