新語時事用語辞典とは?

2014年11月20日木曜日

近現代史

読み方:きんげんだいし

「近代史」および「現代史」の総称であり、一般的には戦前戦後から現在に至るまでの期間を対象とする歴史のこと。あるいは、特に高校の地理歴史科目として新設が検討されている、日本史と世界史を統合した新しい科目の名称。

2014年現在、高校向け学習指導要領の改定に向けて、日本史を必修科目とする(日本史必修化)案が検討されている。日本史は地理といずれか一方を選択して履修する「選択科目」であり、単に日本史を必修化するには困難があるため、すでに必修科目である世界史と統合し、新たに近現代史とする案が上がっている状況である。

高校の学習指導要領は2016年にも改定が実施される予定となっている。

日本史必修化

読み方:にほんしひっしゅうか
別名:日本史の必修化
別名:日本史の必修科目化

高校における日本史の科目を、選択科目ではなく必修科目とする案。2014年現在、文部科学省が学習指導要領の改定にあたって検討している。

高校では日本史は「地理歴史」科目に含まれる。世界史は必修科目であるが、日本史は地理といずれかを選ぶ選択科目となっている。日本史必修化により、日本史か地理かという選択肢がなくなることになる。

日本史の必修化による必修科目の単純増加を防ぐ案として、日本史と世界史の科目統合も検討されている。新科目名称は「近現代史」が想定されている。

キーストーンXLパイプライン

読み方:キーストーンエックスエルパイプライン
別名:キーストーンXL石油パイプライン
別名:キーストーンXL
別名:キーストーンパイプラインXL
別名:キーストーンXLパイプラインシステム
英語:Keystone XL Pipeline

カナダのアルバート州にあるオイルサンド(タールサンド)から、米国テキサス州のメキシコ湾岸の製油所まで、パイプラインを建設して原油を輸送する計画。トランスカナダが建設計画を推進している。

トランスカナダは「キーストーンパイプライン」と呼ばれる石油パイプラインを既に設置し稼働させている。キーストーンパイプラインはオクラホマ州まで伸びている。キーストーンXLパイプラインは、その大部分を新設する計画として構想されている。

キーストーンXLパイプラインの建設計画は2008年に立ち上げられ、米国政府への承認手続きなどが進められているが、環境への影響の懸念などを理由として、承認されずに2014年現在に至る。

関連サイト:
Keystone XL Pipeline - TransCanada Corporation