読み方:しきねんぞうたい
神社において、特定の年数ごとに社殿を建て替える、あるいは大々的に改修する儀式。伊勢神宮、出雲大社、春日大社などの神社で現在も行われている。
式年造替には神体を移す儀式が伴う。神体を移す儀式は「遷宮」(遷座)「と呼ばれる。このため、遷宮から造替を含む一連の儀式は「式年遷宮」ともよばれる。伊勢神宮では一連の儀式を「式年遷宮」と呼ぶことが多い。また、「式年遷宮」といえば普通は伊勢神宮の儀式を指す。
伊勢神宮では20年ごとに、春日大社でも同じく20年ごとに、出雲大社では60年ごとに式年造替・式年遷宮が行われている。
新語時事用語辞典とは?
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2025年問題
読み方:にせんにじゅうごねんもんだい
別名:医療費2025年問題
別名:医療費の2025年問題
別名:2025年医療費問題
日本が2025年頃に本格的に直面する超高齢化社会の問題。高齢者の割合(高齢者率)がこれまでになく高まり、医療費・社会保障その他の課題にどう取り組んでいくかが大きな問題となることが指摘されている。
2025年問題における「2025年」は、戦後のいわゆるベビーブームに生まれた世代が75歳の後期高齢者の年齢に達する年であると説明される。
厚生労働省によれば、2025年には75歳以上の後期高齢者の全人口に対する割合が18パーセントを超え、65歳以上(前期高齢者)を含めた高齢者の割合は30パーセントを超える。2040年代には高齢化社会がピークに至り、人口の39パーセント以上が65歳以上の高齢者になると予測されている。
社会の超高齢化に伴い、認知症を患う高齢者の増加、高齢者世帯の増加、死亡者数の急激な増加などの問題が生じてくる。また、医療費の増大に伴う財源確保の問題、介護を必要とする高齢者の増大に対する介護医療従事者の人手不足なども問題となる。
これまでの日本は、他国に例をみない急速な高齢化が主な問題となってきた。2025年では高齢化の早さから高齢化率の高さが問題になるとされる。こうした指摘は2000年代半ばには課題として挙げられているが、2014年現在、あらためて大きな課題として注目されるに至っている。
関連サイト:
第1回介護施設等の在り方に関する委員会 - 厚生労働省 2006年
別名:医療費2025年問題
別名:医療費の2025年問題
別名:2025年医療費問題
日本が2025年頃に本格的に直面する超高齢化社会の問題。高齢者の割合(高齢者率)がこれまでになく高まり、医療費・社会保障その他の課題にどう取り組んでいくかが大きな問題となることが指摘されている。
2025年問題における「2025年」は、戦後のいわゆるベビーブームに生まれた世代が75歳の後期高齢者の年齢に達する年であると説明される。
厚生労働省によれば、2025年には75歳以上の後期高齢者の全人口に対する割合が18パーセントを超え、65歳以上(前期高齢者)を含めた高齢者の割合は30パーセントを超える。2040年代には高齢化社会がピークに至り、人口の39パーセント以上が65歳以上の高齢者になると予測されている。
社会の超高齢化に伴い、認知症を患う高齢者の増加、高齢者世帯の増加、死亡者数の急激な増加などの問題が生じてくる。また、医療費の増大に伴う財源確保の問題、介護を必要とする高齢者の増大に対する介護医療従事者の人手不足なども問題となる。
これまでの日本は、他国に例をみない急速な高齢化が主な問題となってきた。2025年では高齢化の早さから高齢化率の高さが問題になるとされる。こうした指摘は2000年代半ばには課題として挙げられているが、2014年現在、あらためて大きな課題として注目されるに至っている。
関連サイト:
第1回介護施設等の在り方に関する委員会 - 厚生労働省 2006年
喪中見舞
読み方:もちゅうみまい
別名:喪中見舞い
喪中の家に贈る見舞いの品。とりわけ年末年始の頃に、喪中はがきを受け取ったお返しとして贈る進物。日本香堂が提唱した取り組みとされ、徐々に浸透しつつある。
一般的に、親族を亡くした家は喪に服するため翌年の新年祝賀を控える。普段より年賀状を送り合っている人には、前年の暮れが近づく前に喪中欠礼の旨をしたためたはがき(喪中はがき)を送り、慶賀を差し控える旨を伝達する場合が多い。
近年では近親者だけで葬送する場合が増え、故人の縁者は喪中はがきを受け取って初めて訃報に接するという機会も多くなっている。香典を包むには遅すぎるが、故人を悼む心は伝えたい。日本香堂では、そうした機会にまごころを伝える手段のひとつとして、線香などを贈ってはいかがと提案している。
関連サイト:
「喪中はがき」が届いたら、想いを通わす「喪中見舞い」 - 日本香堂
喪中見舞いに最適のご贈答用お線香 キャンペーン実施中 - 日本香堂 新着情報 2012年11月16日
別名:喪中見舞い
喪中の家に贈る見舞いの品。とりわけ年末年始の頃に、喪中はがきを受け取ったお返しとして贈る進物。日本香堂が提唱した取り組みとされ、徐々に浸透しつつある。
一般的に、親族を亡くした家は喪に服するため翌年の新年祝賀を控える。普段より年賀状を送り合っている人には、前年の暮れが近づく前に喪中欠礼の旨をしたためたはがき(喪中はがき)を送り、慶賀を差し控える旨を伝達する場合が多い。
近年では近親者だけで葬送する場合が増え、故人の縁者は喪中はがきを受け取って初めて訃報に接するという機会も多くなっている。香典を包むには遅すぎるが、故人を悼む心は伝えたい。日本香堂では、そうした機会にまごころを伝える手段のひとつとして、線香などを贈ってはいかがと提案している。
関連サイト:
「喪中はがき」が届いたら、想いを通わす「喪中見舞い」 - 日本香堂
喪中見舞いに最適のご贈答用お線香 キャンペーン実施中 - 日本香堂 新着情報 2012年11月16日
シャーガス病
読み方:シャーガスびょう
英語:Chagas' disease
カメムシ目の昆虫・サシガメが媒介することで知られる感染症。中南米で多く見られる。感染者の規模は700万人を超えるとされ、その申告後はマラリアやデング熱に匹敵するレベルとされる。
サシガメは人の皮膚を咬むんで吸血し、その最中に糞をする。この糞に含まれる病原虫クルーズトリパノゾーマが傷口などから体内に入り込むことでシャーガス病に感染する。主な症状は肝臓や脾臓の腫大、心臓の肥大などである。感染直後は目立った症状があらわれず、数年から10数年を経て心臓肥大による機能不全で死に至るケースもある。慢性化した段階での有効な治療方法は確立されていない。
シャーガス病は中南米の貧困層が暮らす不衛生な地域を中心に見られる。日本国内に病原虫を宿したサシガメは生息していないため感染の危険は低い。ただし血液感染するため、感染者の血液を輸血されるなどの経路で感染する可能性がある。
2013年8月に、日本国内でシャーガス病の抗体が陽性を示す男性が過去に複数回、献血を行っており、すでに輸血に使用された可能性のあることが報道された。献血を行った男性は消息がつかめていないという。
英語:Chagas' disease
カメムシ目の昆虫・サシガメが媒介することで知られる感染症。中南米で多く見られる。感染者の規模は700万人を超えるとされ、その申告後はマラリアやデング熱に匹敵するレベルとされる。
サシガメは人の皮膚を咬むんで吸血し、その最中に糞をする。この糞に含まれる病原虫クルーズトリパノゾーマが傷口などから体内に入り込むことでシャーガス病に感染する。主な症状は肝臓や脾臓の腫大、心臓の肥大などである。感染直後は目立った症状があらわれず、数年から10数年を経て心臓肥大による機能不全で死に至るケースもある。慢性化した段階での有効な治療方法は確立されていない。
シャーガス病は中南米の貧困層が暮らす不衛生な地域を中心に見られる。日本国内に病原虫を宿したサシガメは生息していないため感染の危険は低い。ただし血液感染するため、感染者の血液を輸血されるなどの経路で感染する可能性がある。
2013年8月に、日本国内でシャーガス病の抗体が陽性を示す男性が過去に複数回、献血を行っており、すでに輸血に使用された可能性のあることが報道された。献血を行った男性は消息がつかめていないという。
ジャイアントボイス
別名:ジャイアントボイスシステム
別名:広域防災放送システム
英語:Giant Voice
大音量のサイレンによって警報などを広域に速やかに伝えるため音響システム。大音量の出力が可能で、周囲全域に死角なく音を行き渡らせることができる特殊なスピーカーが用いられる。
横田基地に設置されているジャイアントボイスは「パブリックアドレスシステム」(PAS)と呼ばれている。サイレンを発する他、広報目的のメッセージの発信にも用いられるという。
関連サイト: 横田基地の演習等について - 東京都西多摩郡瑞穂町役場(2011年5月演習について)
大音量のサイレンによって警報などを広域に速やかに伝えるため音響システム。大音量の出力が可能で、周囲全域に死角なく音を行き渡らせることができる特殊なスピーカーが用いられる。
横田基地に設置されているジャイアントボイスは「パブリックアドレスシステム」(PAS)と呼ばれている。サイレンを発する他、広報目的のメッセージの発信にも用いられるという。
関連サイト: 横田基地の演習等について - 東京都西多摩郡瑞穂町役場(2011年5月演習について)