新語時事用語辞典とは?

2014年12月10日水曜日

宝冠大綬章

読み方:ほうかんだいじゅしょう
英語:Grand Cordon of the Order of the Precious Crown

日本の勲章「宝冠章」のうち、勲一等に相当する章。今日では儀礼上の叙勲の位置づけにおいて運用されている。

宝冠大綬章を含む宝冠章は、明治21年に瑞宝章と共に制定された。当時の栄典制度がもっぱら男性を対象とするものであり、宝冠章は女性を顕彰する章として設けられた経緯がある。後に栄典制度における男女の区分がなくなり、宝冠章は顕彰から儀礼的なものへと位置づけを変えて、今に至る。

宝冠大綬章は、主に外国の要人の女性ならびに国内の皇族方の女性へ授与されている。最近では、フランスのオランド大統領夫人であったヴァレリー・トリールヴァイレール、マレーシア第14代国王妃ハミナなどに宝冠大綬章が授与された。秋篠宮の佳子さまは2014年12月に20歳を迎えられる際に宝冠大綬章を授与される。

関連サイト:
勲章の種類(宝冠章) - 内閣府

田母神俊雄

読み方:たもがみとしお

元自衛官の政治家。福島県郡山市出身、防衛大学校を経て航空自衛隊に入隊し、空将、第29代航空幕僚長を歴任。2008年に退職した後、政界進出。2014年には東京都知事選に立候補した。

田母神俊雄の主張・見解は一般的には保守的と評される。左派からは右翼的とも評されている。
2008年にアパグループが開催した第1回「真の近現代史観」懸賞論文では、現職の航空幕僚長であった田母神俊雄が大賞を獲得、その内容が戦中の日本を「侵略国家」と見なす見解(日本が基本的に撮っている立場)と対立するものであったことから政治スキャンダルに発展し、航空幕僚長を更迭される騒ぎになった。