新語時事用語辞典とは?

2015年2月5日木曜日

東京都とソウル特別市の合意書

読み方:とうきょうととソウルとくべつしのごういしょ
別名:東京都とソウル特別市の交流・協力に関わる合意書
別名:東京とソウルの交流・協力に関する合意書

舛添要一東京都知事と朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル特別市長が2014年7月に締結した、両都市間の関係強化を目指す合意書。

東京都とソウル特別市の合意書は、下記6分野を「緊密な交流・協力を行う」分野として掲げている。
  1. 都市の安全・安心対策
  2. 環境対策
  3. 福祉保健対策
  4. オリンピック・パラリンピック、スポーツ交流
  5. 産業・観光交流
  6. 文化交流
細目は別途定めるものと規定されており、この「東京都とソウル特別市の合意書」そのものには具体的は含まれない。

関連サイト:
東京都とソウル特別市の合意書締結について - 東京都報道発表 2014年7月

モアズ・カサスベ

別名:ムアーズ・カサースベ
別名:モアズ・カサスベ中尉
英語:Moaz al-Kassasbeh

ヨルダン軍所属のパイロット。2014年12月テロ組織・ISIL(通称イスラム国)に拘束された。ヨルダン国内では名家といえる一族の出身。2015年2月に、モアズ・カサスベとみられる人物が殺害される様子がISILによって公開された。

モアズ・カサスベは、ISILの主な拠点があるシリア北部を対象とする空爆作戦に参加しており、作戦中に墜落、捕虜となっていた。2015年1月まで交渉材料などに利用されていたが、生存は確認できなかった。2月に殺害動画が公開されて生存可能性が絶望視された。公開された映像により、1月3日の時点ですでに殺害されたとの見方が強まっている。

高次脳機能障害

読み方:こうじのうきのうしょうがい


脳が部分的に損傷を受け、脳機能に何らかの障害が生じている状態。

高次脳機能障害は、一般的には脳の損傷によって引き起こされる認知障害と定義される。記憶障害や失語症、遂行機能障害といった障害が含まれ、発する症状は脳が損傷を受けた部分によって異なる。

高次脳機能障害は、脳梗塞、くも膜下出血、頭部外傷による頭部へのダメージなどにより生じ、後遺症として残ることが多い。外見からは罹患していることを判断しにくく、周囲の理解を得にくいという困難もある。

関連サイト:
高次脳機能障害とは - 高次脳機能障害情報・支援センター
とうきょう高次脳機能障害インフォメーション - 東京都心身障害者福祉センター

脳空気塞栓症

読み方:のうくうきそくせんしょう
別名:脳気体塞栓症
別名:脳ガス塞栓症

体内の空気成分が血管内で気泡となり、それが脳の血管をふさいで血流を妨げる症状。脳内におこる空気塞栓症。

異物の塊によって血管に栓が生じる(血管がふさがれる)症状を「塞栓症」という。塞栓症のうち、空気が栓となる症状を特に「空気塞栓症」という。空気塞栓症が脳で生じたものを「脳空気塞栓症」という。

脳空気塞栓症は、脳内の血流に障害が生じて脳へ酸素や栄養を届けられなくなる状態を引き起こし、脳卒中・脳梗塞などの脳血管障害と似た症状をもたらす。意識を失って倒れたり、症状が重篤で対処が遅れた場合は後遺症が残る場合もある。

脳空気塞栓症はヘリウムや窒素などのガスを大量に吸い込んだ際に起こりやすいとされる。ダイビング直後のダイバーが罹りやすい「潜水病」も脳空気塞栓症の一種である。