新語時事用語辞典とは?

2015年3月19日木曜日

バルドー博物館

読み方:バルドーはくぶつかん
別名:バルド博物館
別名:バルド国立博物館
別名:バルドー国立博物館
別名:国立バルドー博物館
別名:チュニジア国立バルドー博物館
別名:バルドー・ナショナル・ミュージアム
別名:ナショナル・バルドー・ミュージアム
英語:Bardo Museum
英語:Tunisia Bardo Museum
英語:Bardo national museum
英語:National Bardo Museum

チュニジアの首都チュニスにある国立の博物館。古代ギリシア、古代ローマ、イスラム文明を筆頭に、地中海沿岸地域の歴史的遺物を数多く収蔵している。博物館の建物そのものも歴史的価値のある荘厳な宮殿である。チュニジア観光における主要な観光スポットの一つといえる。

2015年3月、バルドー博物館に武装集団が押し入り銃を乱射する無差別テロ事件が発生した。事件発生当時に博物館内に居合わせた日本人観光客数名が銃撃を受けて死亡し、日本国内でも大きく報じられている。

チュニジアは北アフリカの地中海沿岸に位置する国であるが、北アフリカの他の国々が最悪な治安情勢の下にある中でチュニジアは比較的おだやかな治安を保っていたといえる。2015年3月のチュニジアテロ事件を受けて外務省渡航情報ウェブサイトはチュニジアのチュニス県チュニス市の危険度を引き上げている。

関連サイト:
Bardo museum

職務再設計

読み方:しょくむさいせっけい

従業員の能力に合わせて業務内容や職場を見直すこと。

職務再設計は、従業員の能力を最大限に引き出せる環境を提案し、従業員の働きがいや満足度の向上するような職務を設計することである。

職務再設計は、従業員の年齢や身長、体重、体力などの要素も加味される。例えば、立ち仕事の多い中高齢者に対しては、立ち仕事の時間を半分にして、残りの時間を座って仕事をしてもらうといったケースが考えられる。

人的販売

読み方:じんてきはんばい

販売員が顧客に対して直接商品を販売すること。

人的販売では、販売員が商品について説明したり、顧客からの要望をヒアリングした上で商品を勧めたりする。

人的販売によって、顧客がどのような商品を求めているのか、また、商品を使用した感想、競合他社の商品を使用した感想などの情報が得られるといったメリットがある。

需要価格設定

読み方:じゅようかかくせってい

商品やサービスなどの価格を、市場ごとに変えて設定する方法。

需要価格設定では、顧客層や時間、場所、季節などによって異なる価格を設定する。例えば、学生層を取り込むための学生割引(学割)、客の少ない時間に実施するランチタイムサービス、ゆったりした空間、優越感を提供するファーストクラスなどは需要価格設定によるものである。

損益予算

読み方:そんえきよさん

会社の収益や費用などに関する予算の総称。

損益予算には、仕入予算や製造予算、売上予算、販菅費予算、在庫予算、営業外損益予算などが含まれる。

一般的には、会社の予算といえば損益予算を指すことが多い。また、管理会計においては、予算と実績を比較して達成率がどのくらいであったかを算出することがある。

補助教材

読み方:ほじょきょうざい
別名:副教材
別名:学校における補助教材

学校の授業で用いられる教材のうち、主となる教材(教科書)の内容を補う目的で用いられる教材の総称。

文部科学省は補助教材について「児童生徒が使用する教科書以外の図書その他の教材」と規定している。学習帳、問題帳、練習帳、解説書、市販の学習参考書、新聞の切り抜きなども補助教材に含まれる。内容が教育基本法、学校教育法、学習指導要領などに基づく教育の基本的趣旨にそっている限りにおいて、適宜使用が容認されている。

補助教材の内容は、児童や生徒の発達段階に即した内容であり、かつ、特定の政治的見解や特定の政党、あるいは特定の宗教や宗派などに偏っていたり、不公正な立場に依拠したものであってはならないとされる。

近年では、教師が中東のテロ組織「IS」(イスラム国)による捕虜斬殺シーンを授業で生徒に見せていた事例などが報告されており、補助教材の使用の在り方が改めて問われている。

関連サイト:
学校における補助教材の取り扱いなどについて - 文部科学省
学校における補助教材の適正な取扱いについて - 文部科学省

クリスマスの光

読み方:クリスマスのひかり
別名:クリスマスライト
別名:Christmas Lights
別名:Christmas Lights Aurora

NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査機「メイブン」が、2014年12月に火星で観測したオーロラ現象に名付けられた呼び名。

クリスマスの光は、2015年3月にNASAにより(チリで構成された謎の雲などと共に)報告された。クリスマスの光は2014年12月に火星の北半球で発生し、5日間にわたり続いたという。

なお、文脈によっては単にクリスマスシーズンの催しで設置された灯火やイルミネーションなどの光景、あるいは心温まる出来事の形容として「クリスマスの光」と述べられている場合もあり得る。

関連サイト:
NASA Spacecraft Detects Aurora and Mysterious Dust Cloud around Mars - NASA