読み方:あずまやま
福島県と山形県の県境に位置する連峰。吾妻連峰。連峰のうちとりわけ秀麗な山容で知られる「吾妻小富士」を指していることが多い。
吾妻山は複数の火山からなる火山群であり、特に一切経山では現在もしばしば水蒸気噴火や火山性地震といった火山活動が観測されている。2014年12月には噴火警戒レベル「火口周辺規制」が発令され、一部入山が規制されている。2015年4月には基準値超える高濃度の火山ガスが検出されたことにより、連峰を走行できる観光道路(磐梯吾妻スカイライン)が閉鎖された。磐梯吾妻スカイラインは5月初旬に通行止めが解除されている。
新語時事用語辞典とは?
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ペロブスカイト
別名:ペロウスカイト
英語:perovskite
灰チタン石(ペロブスキー石)の異称、および、同鉱物に見られる結晶構造(ペロブスカイト型結晶構造)の通称。2009年に太陽電池の材料としての有用性が見いだされ、次世代の太陽電池材料として注目されている。
ペロブスカイト太陽電池の大きな特徴のひとつに、製造の簡単さを挙げることができる。基本的に原料をチタン板に塗るだけで太陽電池パネルが製作できる。シリコン系太陽電池のように精密で特殊な製造装置を必要とする工程が不要であり、従来の太陽電池にくらべてはるかに安価に製造できる。原料そのものも安い。
ペロブスカイト太陽電池の発電効率は著しく向上しつつあり、2012年時点で約10パーセント、2013年に約15パーセント、2015年前半時点では20パーセント超を記録している。太陽電池としての安定性や再現性に難があったもの、2015年には国立研究開発法人物質・材料研究機構が安定性・再現性ともに優れたペロブスカイト太陽電池の構築に成功している。
関連サイト:
単純構造化による安定したペロブスカイト太陽電池構築に成功 - 国立研究開発法人物質・材料研究機構
英語:perovskite
灰チタン石(ペロブスキー石)の異称、および、同鉱物に見られる結晶構造(ペロブスカイト型結晶構造)の通称。2009年に太陽電池の材料としての有用性が見いだされ、次世代の太陽電池材料として注目されている。
ペロブスカイト太陽電池の大きな特徴のひとつに、製造の簡単さを挙げることができる。基本的に原料をチタン板に塗るだけで太陽電池パネルが製作できる。シリコン系太陽電池のように精密で特殊な製造装置を必要とする工程が不要であり、従来の太陽電池にくらべてはるかに安価に製造できる。原料そのものも安い。
ペロブスカイト太陽電池の発電効率は著しく向上しつつあり、2012年時点で約10パーセント、2013年に約15パーセント、2015年前半時点では20パーセント超を記録している。太陽電池としての安定性や再現性に難があったもの、2015年には国立研究開発法人物質・材料研究機構が安定性・再現性ともに優れたペロブスカイト太陽電池の構築に成功している。
関連サイト:
単純構造化による安定したペロブスカイト太陽電池構築に成功 - 国立研究開発法人物質・材料研究機構
豊洲新市場
読み方:とよすしんしじょう
別名:豊洲市場
東京都が築地市場を江東区豊洲に移設する形で建設を進めている中央卸売市場。水産物および青果を主に取り扱う。2015年5月現在、翌2016年の開場を予定して工事が進められている。
東京都の中央卸売市場の代表ともいえる築地市場は、1930年代に開設された古い施設であり、老朽化が進んでいる。再整備も数度にわたって試みられてきたが、営業活動との兼ね合いなどもあり、十分な対策工事が行えずにいた。1999年に再整備工事による対応を断念し、移転計画を推進、2001年に移設先が豊洲に決定し、2005年までに基本計画がとりまとめられた。2014年までに土壌汚染対策工事が完了し、本格的な施設建設が進行している。
豊洲新市場では、市場に加えて、集客を目的とする「千客万来施設」の併設が計画されている。市場の食材を提供するフードコートをはじめ、調理器具市場、温浴施設、イベント施設などを集約し、国内外から年間数百万人規模の観光客を招くとしている。2013年に千客万来施設の運営主体となる民間事業者が募集され、翌2014年に事業者が決定したが、2015年に事業者が相次いで辞退を表明、いったん白紙している。
関連サイト:
豊洲新市場建設について - 東京都中央卸売市場
別名:豊洲市場
東京都が築地市場を江東区豊洲に移設する形で建設を進めている中央卸売市場。水産物および青果を主に取り扱う。2015年5月現在、翌2016年の開場を予定して工事が進められている。
東京都の中央卸売市場の代表ともいえる築地市場は、1930年代に開設された古い施設であり、老朽化が進んでいる。再整備も数度にわたって試みられてきたが、営業活動との兼ね合いなどもあり、十分な対策工事が行えずにいた。1999年に再整備工事による対応を断念し、移転計画を推進、2001年に移設先が豊洲に決定し、2005年までに基本計画がとりまとめられた。2014年までに土壌汚染対策工事が完了し、本格的な施設建設が進行している。
豊洲新市場では、市場に加えて、集客を目的とする「千客万来施設」の併設が計画されている。市場の食材を提供するフードコートをはじめ、調理器具市場、温浴施設、イベント施設などを集約し、国内外から年間数百万人規模の観光客を招くとしている。2013年に千客万来施設の運営主体となる民間事業者が募集され、翌2014年に事業者が決定したが、2015年に事業者が相次いで辞退を表明、いったん白紙している。
関連サイト:
豊洲新市場建設について - 東京都中央卸売市場